言いたがり。

自慢しぃ、というよりは・・・

「言いたがり」だと思う。

自分を隠しておけないわ～
それも、ブログというこの場所が
私にとって大切な「気持ちのはけ口」だからでしょうね。

寡黙な友人たちを、すごいなあって思う。
ウチのメンバーの彼女と彼女、なんか
受験の時に愚痴なんか一切もらさなかったよね。
うろたえない人たちだ。

てことで、今日は
やっぱり言っちゃう、受験がらみの心のうちを（笑）。
（終わるまで言うまい、と思っていたけれど）


日曜から一泊で息子と東北のＫ市に行ってきた。
多分行かない、予定の（？）某大学の受験のため。
担任が「一泊で受験することに慣れておくのも大事」と
ココを薦めてくれたから受けたけど～

担任からすれば、
安全なところを抑えておきたかったのかな。
それなのに「浪人する」なんて早々と言っちゃって
頭の痛い生徒だよね。。。。

「浪人する」と決めた彼だから、
ホントは願書出さなくてもよかったし
出しても受けに行かなきゃ～旅費とホテル代は浮くわけだけど
そんな「行かない」大学を、実はいっぱい受けるのです。

金曜も試験。
東京の夫の部屋に泊まろうと思っていたら
土日にスキーに行って風邪を引いたらしく
（一緒に行ったメンツがインフルエンザに！！）
慌てて横浜にホテルを探す。

地方と違って、電車も多いし乗り換えも慣れてるから
ひとりで行かせようと思っていたのに
シングルがどこも空いてない・・・
（まあ、今週のことだからね。。。）
ツインならあるけどな～とつぶやくと
「おかん（私）も泊まれば」と息子。

え～っ・・・（喜）・・・そ、そうお？？（笑）

取りました！（笑）

（コレって、世間一般にはどうなのかなー
確か長男は一人で泊まったけどな・・・
まあ彼は首都圏ばかり受けたからだけど）

とにかく、こんなチャンスはもうないと思うので
見逃してください！（笑）
（なんちゃって、この前のＫ市も今月末に行くＵ市も
ツインで取ってあったんだけど）

いちまんにせんえん、もしたわ～

「ねえ～行かないなら受けなくていいんじゃん？」と
この時初めて息子に確認すると
「まあ、いいじゃん。旅行、旅行」だって。
確かにＫ市への旅は楽しかった。

コイツ・・・そんな気分で受験してたのか！

Ｋ市での試験の前日。
夕食・・・てことで受験恒例の？飲み屋に入る。
次男と二人きりで居酒屋に行くことはよくあるけれど
旅先、という気分がそうさせたのか、

今まで話したことのない「進路のこと」
まだ言ってくれない、彼の「やりたいこと」についてや
私がかつて抱いていた「夢」と挫折、
来年をどうするか、など・・・腹を割って話すことができた。


「私ね、夢は若いうちに叶えなくてもイイと思うんだ。
一生かかって、いつか・・・
６０や７０になったとしても、やがて叶う日がくれば・・・。
その日まで同じ夢を持ち続けたとしたら本物だし、
夢が年とともに変わっていってもいい。

私だって、今からでも、やろうと思えば夢に向かえるけれど
それをしないのは、自分の中でそれだけの価値がないから。

そして、今まで夢が叶わなかったのは
本気が足りなかったから。
それは自分のせいだし、後悔もしてない。

だって、もしあの夢を手に入れていたら
今の生活はないと思うし
忙しくて、不健康で、精神的にも追いつめられて
大変な毎日を過ごしただろうなって思う。

私は今がとってもしあわせだから
これでよかったって心から思ってるよ。
それは、当時は挫折感もあったけれど・・・。

そして、子供たちが大きくなって、また
途切れた夢を追いかける日が来るかもしれない。

夢はまだ、私の中で終わってない。

やりたいことがあるっていうなら、
本気でやればいい。
叶わないとしたら、自分の本気が足りないから。

私は夢を応援するよ」

真剣な顔で酔っ払いの話を聞いていた次男くん。
夢と、進学と。
二足のわらじになることの大変さも、
中途半端も覚悟の上であの日
「浪人したいんだけど」と切り出した。

優しすぎて心配だった、言葉少ない彼が
やっとの思いで決意を表したことを思うと

黙り込んでしまわないで、
夢をしまいこんでしまわないで、
よかったなって私は思うよ。

たとえバカだって誰かに言われようと
どんな夢だって、あった方が良い。

それが何なのか、まだ話してもくれないし
無理に聞かない私も私だけどさ。