子育て期、の回想にまつわる頭の中のごちゃごちゃを・・・

毎日更新、の時もあるけれど
またご無沙汰してしまったブログ。

その間にも、書きたいこと、感じたこと、は
どんどん浮かんでは流されて・・・・

リアルタイムで書きたかったけれど
「こんなコト、考えたんだ」的に、残しておこう。




Ｋワバタさんの育児ブログが話題に、という記事を読んだことから
子育てしてる時代の自分を思い出してた。

そりゃあ、毎日大変でバタバタしてて
ちっともゆっくり出来なくて
イライラして子供に冷たくしたり
理不尽なコト言って丸め込んだり、したこともあったけど

子供たちは毎日、私をゲラゲラ笑わしてくれたし
かわいくて愛おしくて、
本当に幸せな、宝物のような時間だった。

社宅、という環境。
あるいは、新興住宅地、という
同じ年頃の子供がワンサカ近所にいた中で
困った時に相談できる
先輩やママ友に恵まれていた、こともあって

「わが子がかわいいと思えない」とか
「子育てに向いてないのでは？」と悩むこともなく
よその子もうちの子も、一緒くたに
「悪いことをしたら叱る」が当たり前、という
「昔の日本」的なお付き合いが出来ていた。

やっぱり、子供は大勢で育てる方がよい。
いろんな意見の人がいて、影響されあう中で
ベターな選択、が見えるんじゃないかな。
私一人で子供たちを育てていたら、
どうなっていたのだろう？
私のエゴの、そのままに
人格が作られたのかと考えるだけで、怖い。

人は誰しも、自分は正しいと思い込んでる。
いろんな物差しがあって良いけれど
時に、常識的でない判断をした自分を
とがめてくれる人がいてこそ、襟を正せるし
成長できる。

子供たちはやがて学校という社会で
人間関係に揉まれるけれど
子供と向き合う時間に他人の目がない核家族の場合
それまでの幼少期、
他人の目がないからこそ独裁的にもなりがちな？
「いつも疲れてて、ストレスためてて、鬱々とした」
「子育て期の自分」と二人きり、というのは
子供にとって良い環境とは絶対に言えない。

閉鎖的な中では、人って
イキイキものびのびも出来ない気がする。
でも、子育て期っていうのは、残念ながら、
好きな買い物もコンサートも、
食事すら行けない状況なわけで
ある意味、「閉鎖的」にならざるを得ないのだ。


次男が幼稚園の時、シルキーを立ち上げた。
うちは末っ子だから身軽だけれど
当時のメンバーたちはみんな、
下の子をワンサカ連れて練習に来てたっけ。

子供はうるさい。
じっとしてろ、というのは無理。
だったら、騒いでもいい場所に連れて行けば？
あの時のシルキーが、まさにそう。
気兼ねなく子供を連れて行き、
ママたちが楽しめる場所になればいい、と
思いながらの活動だった。
そして、案の定、たくさんの園ママが仲間になってくれた。


・・・・地域にそういう場所があればいいなと思う反面
その場に馴染めないママたちもいる。
大家族だった昔の日本じゃ
お嫁さんの苦労は計り知れないが
つらいからと言って、環境を変えられない以上
その中で生きていくしかなかったんだろうが、
現代の、馴染めないママたちは、きっと一人を選ぶだろう。
人と関われば、いろんな面倒な思いもしなくちゃいけないし
思わぬイジメやトラブルに巻き込まれることだってある。
（・・・実際、この私にも、あるにはあった。）

子供の将来を思ったら、なんて
軽々しく言えないことはわかってるけれど
子は社会の宝。
みんなで育てるべき、と私はいつも思う。
それが難しい時代、といわれれば言葉もないが
良薬口に苦し、と一緒で
つらいことほど、身のためなんだと思うことにして
「魂、磨かれてるわー。ピカピカだ！」と笑い飛ばす。

子供と二人きりで向き合う毎日は
ある意味、洗脳にも似て
自分が最上級に素晴らしい人間なら問題はないが
そうじゃないなら、ここはひとつ
えいっ！と外の世界へ出てみては？

ただし、行きたくても行けない、映画やレストランではなく、
子育て世代にふさわしい、どこかへ。
広い場所で思いっきり遊んだら
きっとコロッと寝てくれる・・・・はず！
（もしかしたら自分もね）
そして、はしゃいでいい場所でははしゃぎ、
元気に、真っ直ぐに、前向きに育ったお子さんたちは
思春期にメッチャ楽させてくれまっせ。

・・・というのは、今の私の、理想論。
自分がそうだった、とは決して言えないけど（笑）。
三つ子の魂、百まで。
１７歳のグレた息子を更生させるより
小さい頃にモノの善悪を教えた方が、絶対自分のためですって。
明るい自分の未来のためにも、
今、がんばらないとね。



（追記）

ちなみに・・・
子供は大きくなります。
大変なのは、ほんのちょっとの間。
長男がおなかに出来た時、年子で三人欲しかった私は
「子育て１５年」と覚悟した。
１５年は自分のために何も出来ない、つもりでいよう。
その後はなんだって出来るんだから、って。
年子にはならなかったけれど、三人授かって、それでも
結構早く、自分の時間を楽しむ日はやってきたよ。
１５年もかからなかった。
覚悟が大きいと、得した気分になるのかな？
・・・まあ、今は別の問題が・・・・（笑）
大学生が二人、となると、お金はどっさりかかるけど～