aCappella好き♪

女優になる・・・

先週の日曜、公民館3階のホールで
地元の混声合唱団と、私の声楽の先生&お嬢さん
(ソプラノ歌手)のコンサートがあった。
「市民コンサート」と題するこの会は、年に数回行われ
市内のクラシック好きな人たちが集まる、小さなコンサート。
私は今回が二度目で、実は先生の晴れ姿を拝見するのは
初めてなので、楽しみにしていた。

前回は、やはり地元にゆかりのあるフルート奏者と
そのお嬢さん(ピアノと声楽)たちによる演奏で
歌をやってるくせに、生のオペラを見たこともなければ
有名な歌手を聴きに行ったこともない私は、
今まで生きてきた中で、こんなにもステキな歌い手に
出会ったことがないというほど、感動した。
当時の日記に興奮気味に記したことを繰り返せば、
全ての声が、響いてる。
ソプラノ歌手って、高音は素晴らしく響くけれど
中低音が弱いってイメージがあったけど、
それを払拭する、魅力的な響きだった・・・。
はっきり言って、聴く人が聴いたら拙いのかもしれない。
音楽なんて完全な好みであるから、少なくとも「私好みの」、
クリアーで・明るくて・ピッチの揺るぎがない、
若々しい歌声だったと思う。
プロフィールを見たら、ウチの先生のお弟子さんだった。
ウチの先生の歌は、レッスンの時に聴く程度だけれど
はっきり言って別物だと感じた。

おっと~前回の話は良いとして・・・

先生の歌は、レッスンの時に聴くのと同じ、
豊かな響を保っていた。
それにしても・・すばらしい表現力。
そんじょそこらの音楽教室の先生レベルの音楽会しか
出かけたことがないから、迫力~
表情がまるで女優のよう・・・
言葉はわからないけれど、ちゃんと思いは伝わる感じ。
「オペラはお芝居なんだ・・」と、肌で感じた。

私がやりたいのは、少なくともオペラじゃない。
でも声楽を勉強するってことは、オペラなんだ
いや実はその魅力にもう、取り付かれ始めているんだけど・・(笑)
新しい世界を、声楽を始めて知ったと思う。

そして先生のお嬢さん。
もちろんクラシックの勉強をキチンとされて、
しかしプロフィールには「元・劇団四季シーズン会員」の文字があり
経歴も「マイフェアレディー」「オペラ座の怪人」など
ミュージカル系多数アリ。
声は、個性的で、多少尖った感じで
「ポピュラー畑」をイメージさせたが、とても上手かった。
先生の豊かな声質とはまるで違うが、私はこの歌も好きだ。
タイプの違う、母と子。
声って楽器なんだ~と改めて思った。
学ぶことの以前に、持って生まれた個性があって
それは神が授け給うた、ある種の才能で・・・。
私の声はどうなんだろう?
「この曲はアナタにピッタリね」と先生がおっしゃるのは、
頭声ばかりが続く、明るい色の曲。
声楽の時の私の声は、多少細くて明るいとは思う。
(コーラスではずっとアルトだったのにネ)
なんだか自分じゃないみたいで、不思議。

そうそう。
「女優になる・・」これがキーワード。
自己陶酔しないと、表現できない世界カモ・・・。

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コメント一覧

るか
http://yaplog.jp/acappellazuki/archive/78#ct
美麗唯さん、ようこそ{超びっくり}
美麗唯さんの歌は、とても雰囲気があって
「女優」でしたよー{ハート}
プロフィールを拝見しました。
いろいろなことに挑戦されていて、素晴らしいですね{キラリ}
これからもヨロシクお願いします。
美麗唯
http://mirai-piano.seesaa.net/
<色:#cc00cc>初めまして!(*^-^*)
ご訪問ありがとうございました~。
記事を読ませていただきました!松茸もおいしそうで、すがりつきたいほどでしたが、はじめてなのでこちらにコメントします~(^^;

声楽=オペラ=女優、そうですね。歌を歌う時もなりきって歌いますよね~。
私も声楽は勉強したいんです。なかなか時間がなくて出来ずにおりますが、
時間があいたらヴォイストレーニングには通いたいとか思ったりしてます!

楽器を歌わせるにも、同じように自分が曲の中に物語を作ったりして、登場人物になりきったりとか、
作曲者になりきったりとか、、、という話をよく聞きます~(*^-^*)

またお邪魔させて下さい。
今度もよろしくお願いしますm(_ _)m





るか
http://yaplog.jp/acappellazuki/archive/78#ct
>中低音が響く人・・・ソプラノで・・・ですか

きゃは{びっくり}そうですよね~(爆)
失礼しました。
とにかく、プロの方の歌に免疫がないので
声楽にハマりつつある私としましては
Ceciliaさんのアドバイスを参考に
CDをゲット(買う・・?借りる?!)して
いろいろ聴いてみたいと思います。

カタカナ・・・苦手・・(笑)
外国人の方、洋画・洋楽・・・などに対しての苦手意識が強く
私のかつての人生には無縁のモノでした{汗}
ノーミソがカタカナを覚えないのですぅ~{げっ}

「どの音域も響く」人を、しかも生で聴いたのは初めてだったので
思いっきり魅せられてしまいました。
「全部の響きを保つのは可能なんだ」と
初めて知ったというか・・・(今までは、不得意な声域は
それなりにしか響かないものだと思っていたので)
自分甘やかしていたことに対する限界がないことを肌で感じて、目標が上がったのでした。

たぶん・・・一流の方はみなさん素晴らしいのでしょうね。
未知なる世界にワクワクです。
再度のおススメレス、ありがとうございます{ルンルン}
Cecilia
中低音が響く人・・・ソプラノで・・・ですか?
私は昔高音は出ても、中低音苦手でした。
ある講習会で有名なソプラノの先生に言われました。
「中低音が出ない曲はないですからね!」
上手な人は中低音もきれいに出ているはずです。
グルベローヴァは超高音が出せる人ですが、中低音も響いていると思います!
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ)なんかどうですか?(私の初期のブログ、カルメンのDVDの紹介で出てきます。)
るか
http://yaplog.jp/acappellazuki/archive/78#ct
Ceciliaさん{メール}

>エディタ・グルベローヴァがお奨めです。

そうなんですか~ありがとうございます。
(カタカナを覚えるのが大の苦手の私・・笑
覚えきれるかしら{なんで})
米良さんについてのブログにありましたね{ハート}
興味深く拝見したところです。

好みから言えば、高い声よりも中低音が響く人を
聴いてみたいです。
おススメがありましたら、また教えてくださいね。
田舎のため、クラシックのCDはなかなか手に入らないのですが
最近はネットで買ったりしています。
オペラCDはまだ一枚も持っていないのです。
るか
http://yaplog.jp/acappellazuki/archive/78#ct
はなさん{メール}
こはなちゃんもお姫様のように、と言われるんですね~
何事も、雰囲気って大事ですものね~

>口でも上手く歌うのは大変なのに楽器を歌わせるってほんと難しいですね~

ホントにそうですよね{びっくり}
以前はピアノのレッスンで「歌って{びっくり}」と言われても
上手く歌えませんでした。
曲想を考える時、歌ならどう表現するかをイメージすると
感覚としてすんなり理解できるのです。
でも、やっぱりピアノは難しくて
思った通りには弾けません~
歌の方が簡単・・とはいえませんが(奥が深くて)
私には歌の方が合っているのかもしれないです。
Cecilia
オペラの歌ははっきり言ってなりきらないと、歌えません!!
歌曲もそうです。
4月と6月に娘に伴奏してもらい「糸を紡ぐグレートヒェン」を歌いましたが、恋しい人を想い、キスをしている場面を思い出して陶酔する場面なので、それを娘に理解させるのも大変でした。ピアノなどの楽器との違いを感じます!!
「クリアーで明るく、ピッチの揺るぎのない声」がお好きなら、エディタ・グルベローヴァがお奨めです。「魔笛」の夜の女王なんかをやる、めちゃくちゃ高い声のソプラノの人です。(昨日のバッハに関するブログにも米良さんとの共演者ということで触れました。)
はな
http://yaplog.jp/hana_piano/
「女優になる」って、同感です~。
こはなの先生も「お姫様になったつもりで弾いて」など、~になったつもりで、ってよくおっしゃってますし、
オペラを聴いたり見たりしなさいと、よく言われてます。
ピアノが上手な人は、必ず歌も上手いらしいですね。
楽器で歌っているのと同じですもんね{ルンルン}
(でも、口でも上手く歌うのは大変なのに楽器を歌わせるってほんと難しいですね~)
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