地元の混声合唱団と、私の声楽の先生&お嬢さん
(ソプラノ歌手)のコンサートがあった。
「市民コンサート」と題するこの会は、年に数回行われ
市内のクラシック好きな人たちが集まる、小さなコンサート。
私は今回が二度目で、実は先生の晴れ姿を拝見するのは
初めてなので、楽しみにしていた。
前回は、やはり地元にゆかりのあるフルート奏者と
そのお嬢さん(ピアノと声楽)たちによる演奏で
歌をやってるくせに、生のオペラを見たこともなければ
有名な歌手を聴きに行ったこともない私は、
今まで生きてきた中で、こんなにもステキな歌い手に
出会ったことがないというほど、感動した。
当時の日記に興奮気味に記したことを繰り返せば、
全ての声が、響いてる。
ソプラノ歌手って、高音は素晴らしく響くけれど
中低音が弱いってイメージがあったけど、
それを払拭する、魅力的な響きだった・・・。
はっきり言って、聴く人が聴いたら拙いのかもしれない。
音楽なんて完全な好みであるから、少なくとも「私好みの」、
クリアーで・明るくて・ピッチの揺るぎがない、
若々しい歌声だったと思う。
プロフィールを見たら、ウチの先生のお弟子さんだった。
ウチの先生の歌は、レッスンの時に聴く程度だけれど
はっきり言って別物だと感じた。
おっと~前回の話は良いとして・・・
先生の歌は、レッスンの時に聴くのと同じ、
豊かな響を保っていた。
それにしても・・すばらしい表現力。
そんじょそこらの音楽教室の先生レベルの音楽会しか
出かけたことがないから、迫力~
表情がまるで女優のよう・・・
言葉はわからないけれど、ちゃんと思いは伝わる感じ。
「オペラはお芝居なんだ・・」と、肌で感じた。
私がやりたいのは、少なくともオペラじゃない。
でも声楽を勉強するってことは、オペラなんだ
いや実はその魅力にもう、取り付かれ始めているんだけど・・(笑)
新しい世界を、声楽を始めて知ったと思う。
そして先生のお嬢さん。
もちろんクラシックの勉強をキチンとされて、
しかしプロフィールには「元・劇団四季シーズン会員」の文字があり
経歴も「マイフェアレディー」「オペラ座の怪人」など
ミュージカル系多数アリ。
声は、個性的で、多少尖った感じで
「ポピュラー畑」をイメージさせたが、とても上手かった。
先生の豊かな声質とはまるで違うが、私はこの歌も好きだ。
タイプの違う、母と子。
声って楽器なんだ~と改めて思った。
学ぶことの以前に、持って生まれた個性があって
それは神が授け給うた、ある種の才能で・・・。
私の声はどうなんだろう?
「この曲はアナタにピッタリね」と先生がおっしゃるのは、
頭声ばかりが続く、明るい色の曲。
声楽の時の私の声は、多少細くて明るいとは思う。
(コーラスではずっとアルトだったのにネ)
なんだか自分じゃないみたいで、不思議。
そうそう。
「女優になる・・」これがキーワード。
自己陶酔しないと、表現できない世界カモ・・・。
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