朝ドラからのメッセージ。

カーネーション、もそうだけれど
何かに熱中して生きるヒロインが好き。


朝ドラ（花子とアン）を見てると、いろんなこと考えてしまう。

この時代は、生き方を選ぶ、なんてことが
許されなかったのかもしれない。
才能ある人もそうでない人も
生まれた環境で人生が決まってしまう。
進学や就職の時期になってようやく、
たくさんの選択肢から
この中で一番、「何がやりたいか」を模索する
現代の子供たちと比べると、あり得ない現実。

少し前に見た、祖国の村に学校を作る青年の番組と重なった。
勉強したいけれど学校に行くことを許されない、
賢い目をした貧しい女の子。
子供は大事な働き手なのだ。
家の仕事に追われ、夢なんか見る暇もない。
たとえ夢を見ても、叶えるすべもない。

けれどみんな、ひたむきに生きてる。
腐っても、愚痴を言っても、何も変わらず・・・
体を動かして仕事をしなければ、
食べることさえできないのだから。

・・・心を揺さぶられる。

そして、花子。
東京であれだけの英語を身に着けながら
故郷に戻って家族と暮らし、教員となった。
今後どうなるかはお楽しみだけれど
原作のタイトルからして、多分
あの人と結婚して、翻訳家になるんだろうって予想はつく。

「どこでだって、夢は持てるんだ」

今の私にはあの番組が、
そういうメッセージとして心に届いてる。

ずっとあの町に暮らしていたかった、本音。
両親と、これからのことを考えた結果、
今はここに暮らすことになったけれど

ここでだって、なんだって出来る。
ここでしか出来ないこともある。
今はまだ見つけられていない、新しい楽しみと
どんなふうに出会えるのか。
ちゃんとアンテナ張って、よーく目を見開いて
自分の気持ちと相談しながら選んで行こうと思う。

夢は変わる。
変わって行っていい。
それを挫折と呼ぶのは、人じゃなくて自分だけ。

なんてブログに書くと
運命に逆らえずくよくよしてるくせに、
それを振り切ろうと頑張ってる人、みたいだけど
実際はそうじゃなくて・・・・

自分で選べない「運命」というものと
自分自身が変えていける「運」というもの、は
別に存在するってこと。

どんな運命に生まれようと
生き方によって未来が決まると私は思う。

あの人がどう、とか思わずに
じゃあどうするか。
私が明るく前向きに接していけば
天の神様がご褒美を下さるかもしれない。


・・・・ホントに書きたかったことはこれからなのに
長くなるので一旦やめます。
「どう生きるか、みたいなこと」ってタイトルだったけど
いつぞやに続く。

そのお話は、ほとんどが悩みと愚痴になるので
嫌いな方は飛ばしてください（笑）