aCappella好き♪

一緒にさえいればいいの?

昨日の朝から、義母は具合が悪い。

いや、そもそもその二日前に
娘が来て、
美味しいピザ屋さんへお昼を食べに行った。

人気のお店だけに、30分待ち。
気温は高かったけれど、
外に小さな待合室があって
エアコンが効いていた。

もっとも、車を降りて入り口まで歩く、
あるいは入り口から待合室へ移動する、
呼ばれて店内に入る、
オーダーしたがなかなか来ない、は
93歳の義母には
慣れないし、さぞ疲れたことだろう。

ピザは期待以上に美味しくて
頼みすぎたかな、と思ったが
3人でペロリと食べた。

…その夜は、お腹が空かないからと
食事に手をつけなかった。

翌朝もまだお腹いっぱい。
お昼もそこそこ。
夜もまあまあ。

その次の日、朝食後に部屋にこもって
午前中出てこなかった。

きっと寝てる。
でも、窓は開けてないだろうなあ。
扇風機は回してるかしら、と
見に行こうとした矢先、リビングに来て

新聞貸してね、とまた部屋へ。

…大丈夫か。

昼前に起きてきて、
「なんだか今日おかしい。」と
ソファで眠ってしまった。

どこがどんな風に、
痛いとか苦しいとか重たいとか、
ありますか、と聞いても

「うーん、、、なんか、おかしい。」
と言うだけ。

ひどかったら我慢しないで言ってください、
病院に連れていくから、と言ったけど

「大丈夫、それほどでない。」
と言って、爆睡。
結局、夕方までそのまま眠っていた。

私は縫い物の締切が迫っていたけれど
心配だったので、カゴを編みながらそばについてた。

私もあまりお腹が空いていなかったので
昼食抜き。
5時ごろ目覚めた義母に
コーヒー飲みますか、と聞くと
冷たいのが良いというので
一緒にアイスコーヒーを飲んで

夕飯、おじやかうどんにしますか、と聞くと

冷たいうどんが良いと言うので
早めに夕飯を食べたが、少し残した。

お風呂もやめて、早めに就寝。

そして今日、また食欲なし。
…いや、年寄りにしては食べたと思うが
いつもに比べたら、食べるのが遅かった。

午後、出かけて大丈夫かな?
カゴ編みを習いに行く日だけれど。
縫い物の締切も気になるので
午前中は二階で仕事もしたい。

様子を見ていたが、やはり覇気がない。

うーん…。

「行ってきていいよ、なんだかるかさんを
縛りつけておくみたいで…」と
言ってくれたが、

心配なので、今日は用事をキャンセルした。

午後、行かないことにしたと告げると
ホッとした表情になって
「少し横になるかな。」と、またごろごろ。

義母は、小さな物音にも敏感で
誰か来た?!と飛び起きる。

大丈夫、私、いますから。


今日は結局そんなに眠りもせず
カゴを編んだり、楽譜を眺めたりする私のそばで、
ただ何もせずに過ごした義母。

表情は穏やか。
ひとり留守番をさせて帰ってきた時の
不機嫌な様子は微塵もない。


…結局、そうなのか。

何てことはないけど、ただ一緒にこうして
隣にいるだけで満足なの?

私は、義母が思うより
やることがありすぎるのかもしれない。

家にいて、家事をして、
テレビを見て、話をして…
おじいちゃんとの暮らしがそうだったように
同じ毎日を過ごしてはあげられないよ。

…まあ、たまにはいいけど。

明日は元気になってくれるかな?
出かける用事もあるんだけど。

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