連れて行った。
「洗濯ネット、一つもなくなったの、、、。」
…ん？
今まで三っつ四っつ持ってたし、
一ヶ月くらい前かなあ、
足りなくなったと言って百均で買ってたよ。
（私が売り場を探して品物をチョイスし
その中から義母が選んだのを買ったので
間違いない）
…買い物に連れて行けっていう口実かなあ、
くらいに思っていた。
今朝になって、私が生協のチラシを見ていたら
「この前生協で買ったニ枚組の黒い袖なし
（インナーのタンクトップ）
あれ、一枚どこ探してもないんだよ。
洗濯ネットもなくなったの。」
またか！
「この下着、私のでない」と
明らかに絶対私のじゃないパンツを
あなたのでしょ、とばかりに返してくる
問題（いくら私のじゃないと言っても
「んでも私こういうの持ってない」と言い張って聞かない）があって以来
義母の洗濯物はすべて
洗濯ネットに入れてもらい、
ニ度とこういうことがないように
細心の注意を払っていた。
…今、冷静になって今朝のことを思い返すと
私の口調もキツかったかもしれないが
「自分は絶対間違えてない」態度で
私のせいにしてくるから、意地になった。
探していいなら、
ちょっと部屋を見せてもらいますねと言って
義母の持ち物を全部調べたが、
洗濯ネットも先日買った一枚しかないし、
タンクトップも一枚だけ。
…確かに！
義母は下手に出始めて
「私がどこかに吹っ飛ばしたんだと思う。」とか
思ってもないこと言い出すし
私が引き出しを開けるたび
「どこに何を入れたのか、
私はちゃんと場所決めてるから。」
なんて言うけれど、
それは
まだしっかりしていた頃の話でしょ。
この頃は実家に行っても
「冬服どこにしまったんだか。
さっぱりわからなくなって。」と
言ってるじゃない。
しかし、
今日の持ち物検査で発覚したことがある。
同居前に、実家に行くたび洋裁を教えて
同じ型紙で三枚、作ったはずのブラウスの
三枚目が紛失していた。
義母は「二枚しか縫ってない」と言い張って
裁断された形跡のある布を目の前にしても
ガンとして聞かなかった。
親戚のF美さんが来た時
「三枚縫ったんだよね。」と何気なく言ってるのを聞いて
やっぱり！と確信してはいたものの、
現物がないので迷宮入りしていた。
…その後、残り布となっていたその生地で
私が新たにブラウスを縫ってあげたのだが
同じ柄のブラウスが二枚、
ちゃーんと義母のタンスに入っているのを発見。
…あの時はいくら探してもない、と言っていた服。
どこから出てきたのか？
多分、実家に行った時に持ってきたに違いない。
（義母はしょっちゅう服を持って行っては
交換してくる）
同じ服が二つあって、どう思ったのか？
それについては、私に一切何も言わなかったが
これで勝負はついた！笑
この日の義母は、冴えていた。
この姿だけを見ると、
とても洗濯ネットや洋服をなくす人には思えないし
自分もそう確信している、ので始末が悪い。
自分のせいではなく、
誰かの（私、しかいない）仕業だと
心の中では思っているのだ。
一応、私の持ち物も探した。
こんなに探してないのだから、
絶対に実家に置いてきたに違いない。
今度行ったら家探ししよう、と決めた。
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