上を向いて。~佐藤洸‘s DIARY~

【凄惨】義烈千秋 西へ

伊東潤先生 著「義烈千秋 天狗党西へ」読了。

「青天を衝け」でも登場した、藤田小四郎と武田耕雲斎の「天狗党の乱」
その顛末が気になり読み始めたのですが、予想外に読了まで時間がかかりました。

とにかく破滅への道のりが辛すぎる😭

若者達が多いから明るいシーンもあるけれど、その若い命がどんどん失われていく。読んでて辛さを共有してしまうから、なかなか読み進めない。

そもそもは尊皇攘夷のために立ち上がったのに、いつの間にか諸生党との抗争になり、幕府と争うつもりはなかったのに合戦となり、慶喜にも見放され。
大河ドラマでは短い描写だったから分からなかったけど。
まさか那珂湊から越前敦賀まで、合戦しつつ冬の山奥の道程を移動していたとは初めて知りました。

ここまで凄惨な展開だったとは😢。
幕末にはたくさんの悲劇がありますが、この天狗党の顛末も忘れてはいけない側面ですね。




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