今野敏さん著「武打星」読了。
1979年を舞台にした作品。
漠然とブルース・リーに憧れてた青年が、香港へ単身渡り、身につけた空手の技を使って、アクション俳優のトップスター「武打星」を目指していく物語。
実際に香港映画界がどんなものかわかりませんが。
まるで、実際に乗り込んでいった谷垣健治さんのような、そんな話。
今野敏さんは、いったいどうやってこんなお話を思いつくのだろうか?
同じような話はひとつもなくて、毎回面白いから、ホントに頭が下がる。
巻末解説に、5月に亡くなられた高瀬将嗣さんが寄稿。
アクション映画について語ってくれてます。
せっかく機会があったのに、いろいろな話ができなかった事が、ホントに悔やまれます。