仕事の合間に本を読んでます。
ということで、最近読んだ本の感想文(笑)。
『猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記』
友人の、 かたやま和華さんの作品。
猫の姿にされてしまった武士が、世のため人のため、猫の手を貸して奮闘するうちに。
町人長屋で暮らす人々の生活に触れ、いろいろな想いに触れながら、江戸の日々を暮らす人情話。
デビュー作の 『楓の剣!』や 『不思議絵師 蓮十』と何作か読ませていただく機会があったのですが。
作品を重ねる毎に、主人公の人間臭さや情感の描き方に深みが出てきていて、ステキだなぁと思ってます。
お互い忙しい身の上なので、ほとんど会う機会がないのですが。
ゆっくりそんな話もしてみたいものです(^-^;
そして、最近ハマったのは、 今野敏氏の作品。
ドラマ『ハンチョウ』や『隠蔽捜査』の原作を書かれてます。
安積班シリーズは、なんとなく薄くてすぐ読めるし、と思って読んでみたら、安積班の活躍が実に面白い。
ドラマは見てなかったので、比較はできませんが、痛快な警察小説です。
安積課長の年齢が自分に近いのもなんだか共感できます。
『隠蔽捜査』は逆に、主人公の竜崎課長がすごく変な人。すごく堅い。融通がきかない。
なのに、読んでいるうちに引き込まれてしまうのです。
どちらのシリーズも終わり方がいいのです。
あったかい終わり方なんですよねー。
もともとは、武道小説やアクション活劇小説を書かれていたとのことなので、そちらも読んでみようと、『義珍の拳』を読んだら、やはりあったかい。
しばらくは今野氏の作品を読みあさることになりそうです(笑)
他にも、SF小説や時代小説といろいろ読んでます。
やはり本を読んだり、映画を見たり、作品に触れるのは楽しいですね。
子供の頃、本を読むきっかけを作ってくれた親に感謝ですo(^-^)o