足立区学習療法実践研究会

足立区内の学習療法導入施設が参集し、学習療法の実践効果をケアに活用し、地域に広めていく研究会を設立しました。

AARP(旧称;American Association Retiered Persons 全米退職者協会)の視察来訪されました

2011年11月30日 | 日記
11月30日(水)13:30~16:00
AARP(旧称;American Association Retiered Persons 全米退職者協会)のDirector Office Of Academic AffairsであるHarry R.Moodyさんが学習療法の視察のためにハピネスあだちに来訪されました。
東北大学加齢医学研究所スマートエイジング国際共同研究センターの村田裕之特任教授とご一緒です。
同行案内はくもん学習療法センターの小林東日本エリアマネージャーです。

AARPは1958年にUSAで設立され、50歳以上の方が約4,000万人加入されているそうです。

業務は
1.会員向け商品販売(保険、旅行など)
2.地域ボランティア活動の支援
3.議員へのロビー活動
などが中心で、過去にアメリカの定年制度廃止活動の実績を持っているそうです。


東北大学加齢医学研究所スマートエイジング国際共同研究センターはAARPと学術協定を結び、アメリカにおける学習療法導入の協力をしているとのことでした。


まずはお互いの自己紹介とハピネスあだちにおける学習療法取り組みの説明をさせていただきました。



その後、学習療法の実施している様子をご案内いたしました。




2対1の学習風景



計算ドリル




音読ドリル



数字版



学習療法によって脳梗塞の麻痺が改善したというご入居者の学習風景にはとても興味を示されました。
この方以外にも麻痺改善の報告がありました。
きちんとその状況を確認して、効果を評価する予定です。



見学を終え休憩、お団子を召し上がりました。




愛媛県学習療法研究会の視察ブログをi-padにて説明。
エリアネットワークづくりへの取り組みにも高い評価をしてくださいました。



最後に屋上にて記念撮影です。




アメリカに拡がり始めた学習療法です。
しっかりと効果を理論化し、日本国内から発信し世界各国とも認知症ケアの連携をしていきたいと思います。

少しずつですが、情報交換をしながら一歩前進。












やすらぎの杜(愛媛県宇和島市)視察報告

2011年11月27日 | 日記
11月24日は宇和島市の老人保健施設やすらぎの杜を視察してきました。

施設のある丘陵地から瀬戸内海を望むことができます。



南欧風のとても素敵な建物が迎えてくれました。




学習療法実施の様子ではなく、導入経緯や愛媛県学習療法研究会の設立の経緯や活動内容、会則などについて教えていただきました。



岡事業局長がやさしく、そして詳しくパワーポイントにて説明をしてくださいました。
地域へ還元したいという心意気と導入のご苦労がよく伝わってきました。




説明をしてくれる岡事務局長です。とても温和ですが熱意のある方です。



田坂療養部長との連携も素晴らしく、うまく組織編成がなされ役割分担ができているようです。



学習療法の現場からは古田口通所リハビリテーションリーダーから詳しく説明をいただきました。職員のモチベーションをあげる様々な現場での工夫がとても勉強になりました。
昨日は和光苑の応援に駆け付けた、PJの役割も知ることができました。
施設間の情報交流は学習療法以外にも発展し、運営の幅を広げることに生かされていました。
お隣は地域リハビリテーション部の形山部長(作業療法士)です。
作業療法士が学習療法に参画することはとても有意義なことだとうらやましくなりました。




通所リハビリテーションの学習療法コーナーです。



入所のダイニングスペースの学習療法の展示です。





ご入所者用の学習療法スペースです。



学習療法取り組み案内ポスターです。



視察メンバーとの情報交換もとても有意義なものとなりました。




最後にエントランスにて記念撮影
ごのご縁を大切にし、学習療法エリアネットワークづくりに生かしていきます。

ご案内、ありがとうございました。



帰り際にいただいたミカンがとても甘くおいしかった。
よってお土産はミカンに決定。



このミカン畑(山)付近でとれたおいしいミカンを送りました。


やすらぎの杜の岡事務局長、田坂療養部長にはとてもお世話になりありがとうございました。









和光苑(愛媛県松山市)視察報告

2011年11月27日 | 日記
行程は羽田空港から松山空港まで。

和光苑さんは愛媛県松山市にあります。



松山城も畏怖堂々と歴史あるまちを見下ろし、文化を守っています。



空港からレンタカーで和光苑さんへ。
くもん学習療法センター伊藤副社長・取締役と小林東日本エリアマネージャーと合流しました。



11月23日(祝・水)に文化祭を開催中でお忙しい中、視察を受けていただきました。



会議室の扉に貼られたポスター。
私たちの受け入れにも和光苑さんの心配りがたくさんあり、とても嬉しくなりました。




文化祭では各種の展示や販売などが行われとても賑やかな雰囲気でした。
地域と施設が一体的に運営されているように感じました。




お昼のお弁当には、行事用にご用意していた名産物のうどんにあわせておでんもいただきました。
とても美味しかったです。







文化祭の一環として開催された「頭の体操」合同サロン会でした。まさしく学習療法の取り組み実践発表会です。特養のご入居者、デイサービスのご利用者、各家族様、ボランティアの方々がたくさん参加されていました。



まずは和光苑の重松施設長がご挨拶をされ、学習療法の取り組みなどの説明がありました。重松施設長が愛媛県学習療法研究会の会長を務め、学習療法のネットワークを提案し地域へ広げようとされています。







司会の方の進行に基づき「学校のチャイム」が流れ、学習療法が一斉に始まりました。
くもん学習療法センター東日本エリアマネージャーの小林さんも学習指導者を急きょ努められました。



ピンクの制服を着た方々が和光苑の職員さんです。笑顔が素晴らしい。






1対2の支援風景です。



計算風景です。



100点満点のドリルを読み上げます。



他の施設からの応援者が指導者として活躍されています。
愛媛学習療法研究会のPJ(プロジェクトメンバー;格施設の学習療法リーダー格)が応援に駆けつけていました。上の写真の指導者は24日視察の「やすらぎの杜」通所リハビリテーションの古田口リーダーです。



少し落ち着かないご入居者とは手を握り安心していただいての支援風景もありました。



数字版学習風景です。





合同の学習療法が終わって、重松施設長から学習療法をされている全利用者へ感謝状が贈呈されました。



重松施設長がおひとりお一人に笑顔で声をかけながら感謝状の贈呈です。



感謝状を受け取ったご利用者も受賞の喜びを堂々と語ってくださいました。



前頭前野が活性化するとご利用者もよく語ります。







「思ひで日記」贈呈
和光苑さん職員さんの手作りの利用者さんひとり一人に「思ひで日記」も贈呈されました。
和紙の表紙でひとつ一つ丁寧に装丁されていました。私たちも一冊いただいてまいりました。



長期記憶をたどる家系図まで作成されています。



子供のころの出来事、これも長期記憶を呼び起こします。



子供のころの思い出から学校時代、そして学習療法まで
様々なメッセージが込められています。
受け取ったご利用者とご家族の会話が弾みます。
おそらく作成された和光苑職員さんもご利用者さんの記憶へ再アプローチされたことと思います。その取り組みは新たなコミュニケーションにつながっていることと思います。







和光苑さんの日常の学習療法の時間割表です。






学習療法の場です。



合同サロン会の最後に、くもん学習療法センター伊藤副社長・取締役がご挨拶をされました。
職員さんの熱意、利用者さん・ご家族の笑顔など、伊藤副社長の心にも響きました。
和光苑さんの取り組みに対する高い評価と期待を語ってくださいました。






実りある和光苑さんの視察報告でした。

和光苑の皆さま、ありがとうございました。


足立区学習療法実践研究会の視察メンバー(ハピネスあだち学習療法担当者)も、合同サロン会の賑やかで和気あいあいとした雰囲気に大きな刺激を受け、たくさんのことを学ぶことができました。





参考にさせていただき、東京都、足立区においても生かしていきます。
これからのさらなるご縁をお願い申しあげます。












愛媛県学習療法研究会を視察してきました

2011年11月27日 | 日記
学習療法は施設や事業所の運営から地域へ拡大し、地域単位で認知症ケアの質の向上に寄与していきたいと思っています。

このような活動や組織づくりはこれから始まるところです。

そんな中いち早く県単位でネットワークをつくり活動を広げている愛媛県学習療法研究会の二つの施設を視察してきました。

そのご報告をさせていただきます。

1.日程)11月23日から24日の二日間

2.見学施設;

(1)特別養護老人ホーム和光苑(愛媛県松山市)  23日視察
   ●重松速男施設長(愛媛県学習療法研究会会長)

(2)老人保健施設やすらぎの里(愛媛県宇和島市) 24日視察
   ●岡 勲事務局長(愛媛県学習療法研究会副会長)



3.視察者
足立区学習療法実践研究会 参加メンバー ハピネスあだちより5名

ハピネスあだち施設長;小川利久
 学習療法担当;
 (事務マネージャー)佐藤康一郎
 (事務リーダー兼管理栄養士)山本悦子
 (デイサービスリーダー)川島愛子
 (デイサービス生活相談員)黒田直樹


くもん学習療法センターから伊藤副社長・取締役(23日のみ)と小林エリアマネージャーに同行していただきました。

くもん学習療法センター普及部西日本チームのエリアマネージャー村田公弘さんが愛媛県の担当です。今回もエネルギッシュなフォローをみせていただきました。


この視察を通して、足立区学習療法実践研究会の活動を飛躍させ、かつ東京都内の活動にも寄与していきたいと思います。








第2回足立区学習療法実践研究会開催報告

2011年11月18日 | 日記




11月18日(金)14時~16時

会場;老人保健施設ホスピア東和

参加施設;5施設
(1)ホスピス東和(老人保健施設)

(2)足立老人ケアセンター(老人保健施設)

(3)はるかぜ(特養、デイサービス)

(4)足立ケアコミュニティそよ風(有料老人ホーム)

(5)ハピネスあだち(特養、デイサービス)

参加人数;25名


アドバイザー;くもん学習療法センター 小林昭仁エリアマネージャー

研究会の内容は以下の通りです。

ホスピス東和の学習療法見学
5階認知症フロア 1対1 視力障害の利用者
7階一般フロア  1対1 

取り組み実態
導入経緯
学習状況、成果
学習スタッフ体制、取り組みの感想

各施設からの見学の感想
質疑応答

活発な情報交換ができました。
ホスピア東和の下地看護師長と縄田看護主任の取り組み姿勢とリーダーシップは参加者に大きな勇気を与えたように思います。

継続させるための成果と理論化に向けて本研究会を発展させていきたいと思います。







次回開催予定日

日時)2012年1月24日(火)14時~16時
会場)ハピネスあだち

議題などは追ってご案内する予定です。

窓口)ハピネスあだち 電話03-5839-3630




視察予定です

2011年11月05日 | 日記
学習療法のエリア別活動が先行している四国の愛媛県松山市、香川県東かがわ市へ
11月23日~24日の予定で視察してきます。

組織編成と運用を参考にし、足立区学習療法実践研究会を充実にさせていきます。

また首都圏の勉強会にも応用できるようにしていきいたいと思っています。


全米退職者協会が見学予定です

2011年11月05日 | 日記
くもん学習療法センターの依頼にて
来る11月30日(水)、全米退職者協会が
ハピネスあだちへ学習療法の見学にお見えになる予定です。

学習療法がアメリカに渡り拡がり始めました。