人の言うことや本に書いてあることが、はっきりとしなかったり、素直に耳を傾けることが出来なかったりするのは、嫉妬しているからです。
妬み羨みの病が心を蝕んで、心が正常に機能していないのです。
潜在している可能性はカルマの潜勢力と呼ばれています。
カルマが真っ白なら、嫉妬心を起こす可能性はありません。
すでに色に染まってしまっているカルマを漂白することが出来るのは、人を愛し人を助け善を行うことだけです。
それが、過去世に犯してしまった罪の償い方なのです。
そのような贖罪の気持ちを掻き立てる、礼拝、祈願、供養、賛嘆、護念は欠かせません。
謂わば、人間は神仏に真向かうことで正気に立ち返るのです。
正気というのは、神が人間を作った時に、人間に吹き込んだ神の霊気そのものです。
そして、人間は生きて歩いたり話したりするようになり。
そして神は、“これはとても善いものだ、これはとても善いものだ”と言った。
だから、「神の霊気によって生きるとても善いもの」、それが人間です。