牛の歩みはゆっくりで鈍いかも知れない。
然し、諦めてしまわなければ何時かは目的地に到着する。
私達は自身を惨めで無力な者と見なして、自分で自分に限界を設けてしまっている。
あなたの人生は背負いきれない程の重荷を背負って、長い坂道を登って行くようなものなのかも知れない。
ゴールは遥か彼方かも知れない。
道は険しく、心を挫くような障害が待ち受けているかも知れない。
だが、ゆっくりと、しかし一歩一歩着実に歩を進めて行くことだけが、勇気と力に満ちた者にあなたを変貌させる唯一の決め手だ。
牛はただ鈍重なだけなのではない。
牛は堅忍不抜であり、心優しい力持ちなのだ。
ただ、栄養の乏しい草だけを食べて、あの大きな体になることができるのは、神が“私は体の大きな牛になろう”と決意したからなのだ。
それ故、私達もまた何者かになろうと決意したならば、何時かは何者かになる。
だから、決して諦めてしまわないことが力の源泉なのだ。
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