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実際には起きなかったことを述べる「would have+過去分詞」【 |連続| 第1124回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 12 for the month of November.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

道路の上にかかっている大きな橋を通っているものは……!?
「実際には起きなかったことを述べる「would have+過去分詞」」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

実際には起きなかったことを述べる「would have+過去分詞」

▷今日の例文

英文▷ They considered a tunnel, but it would have cost much more than the aqueduct's approx $61M price tag.

訳例▷ 彼らはトンネルを検討しました。しかし(もしそうしていたら)水道橋の約6100万ドルという価格よりも非常に高い値段がかかっていたでしょう。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

「would have + 過去分詞」は、実際には起きなかったことを表しています。
 
The train hit the animal.(列車はその動物を轢いた)
The train would have hit the animal.(列車はその動物を轢いたかもしれなかった)

文法的にはこれは仮定法過去完了の文章の一部を抜き出したものとも考えられます。
 
If they had not tried to stop the train, the train would have hit the animal.(もし彼らが止めなければ、列車はその動物を轢いていただろう)
 
英語ではこうした表現がよく用いられますが、そのまま日本語にするには大変難しい場合が多いです。

「今日の例文」では「would have cost」という表現が使われています。
「お金がかかったかもしれなかった」という意味です。実際にはトンネルを作らなかったので、約6100万ドルよりたくさんはかからなかった、ということです。

▷その他の単語

consider: 検討する
tunnel: トンネル
aqueduct: 送水路、水道橋、(高架式)導水橋
approx: ほぼ、約、およそ ※「approximately」の略
M: 100万
price tag: 値札、定価、値段

▷今日の例文は「Now This」から
This Water Bridge in the Netherlands Is Stunning


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