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現在完了の基本【第911回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ラブラドール犬がアヒルの子と仲のいい家族になりました。
「現在完了の基本」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 現在完了の基本

▷今日の例文

 英文▷ Resident 10-year-old Labrador, Fred, at Mountfitchet Castle in Stansted, has adopted nine ducklings.

 訳例▷ イギリスのスタンステッドのマウントフィチェット城に住む10歳のラブラドール、フレッドは、9羽のアヒルの子を養子にしました。


▷実際のニュース映像は「The Sun

▷解説

 「have/has+過去分詞」が「現在完了形」です。

 現在完了形は、「完了」「経験」「継続」「結果」を表すなどと言われることがあります。
 しかしこの中でもっとも基本となるのは「継続」です。
 現在完了形は過去に起きた出来事が何らかの形で現在も続いていたり、現在に影響を与えている場合に使います。
 例えば「経験」というのも現在に継続しているものと捉えることもできますし、「完了」や「結果」の意味であってもその影響が何らかの形で現在も残っているという意味で「継続」と捉えることもできます。

 「現在完了形は過去の出来事が今に迫っている様子を表す」と言う人もいます。

 「今日の例文」で使われている現在完了形は、「養子にした」という、「完了」の意味と考えることができます。
 ただしここで、単純な過去形が使われていないのは、行われたことが影響が今も続いていて、それを強調したいからです。
 現在完了形によってやはり「継続」の意味をもたせているということです。

 もしここで単純な過去形を使い、「Resident 10-year-old Labrador, Fred, at Mountfitchet Castle in Stansted, adopted nine ducklings.」とすると、「養子にしたということを言っているのは同じなのですが、現在もアヒルたちが養子としているのか、あるいはもういなくなっているのかが不明になります。

▷その他の単語

 resident: 居住している、住み込みの
 Labrador: ラブラドル犬
 Mountfitchet Castle: スタンステッドマウントフィーチェット城 ※「マウントフィチェット城」とも呼ばれる。イギリスのエセックス州スタンステッドマウントフィーチェットにあるノルマン人のリングワークとベイリー要塞。
 adopt: 〜を養子にする、(家庭などに人・動物など)〜を引き取る
 duckling: アヒル(カモ)の子

▷今日の例文は「The Sun」から
Ducklings adopted by resident Labrador at Mountfitchet Castle

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