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原形不定詞が来る動詞【第810回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

小学校の先生が毎日のポジティブ・アファメーションで、生徒たちに自信を持たせています。
「原形不定詞が来る動詞」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 原形不定詞が来る動詞

▷今日の例文

 例▷ Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations.

   This teacher is helping her students build self-confidence with daily affirmations.

 訳例▷ アトランタの先生が生徒たちにポジティブ・アファメーションを言葉にさせています。
    
     この先生は毎日のアファメーションで、生徒達が自信を築くのを助けています。



▷解説

 「to+動詞」を「to不定詞」といい、さまざまな役割があります。
 どんな役割があるかは昨日のブログを見てください。

 そして、不定詞の中には「to」がつかないものもあります。
 これを「原形不定詞」といいます。見た目は動詞の原形です。
 文の途中で突然動詞の原形が出てくるので、とまどうこともありますが、「toのない不定詞」と考えればわかりやすいかもしれません。
 「原形不定詞」が使われるのは次のような場合です。

 1.「使役動詞」のあと
   例▷ The song makes me cry.(その歌は私を泣かせる。)
     「cry」が「原形不定詞(動詞の原形)」です。

 2.「知覚動詞」のあと
   例▷ I saw him jump into the pool.(私は彼がプールに飛び込むのを見た。)
     「jump」が原形不定詞(動詞の原形)」です。

 3.「help」のあと
   例▷ His mother helped him do his homework.(彼の母は彼が宿題をするのを手伝いました。)
     「do」が原形不定詞(動詞の原形)」です。なお、「help」の場合は「to」が入る場合もあります。

 「今日の例文」に出てくる「原形不定詞」は「1.「使役動詞」のあと」と「3.「help」のあと」です。

 「Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations.」の「has」は使役動詞で「voice」が原形不定詞です。なおこの「voice」は「声を出す」という意味の動詞です。

「This teacher is helping her students build self-confidence with daily affirmations.」では、「help」のあとに「build」という原形不定詞が来ています。

 今回、「to」の使いかたをまとめた図を作ってみました。「原形不定詞」には「to」はつきませんが、この図の中の位置づけを見るとわかりやすいのではないかと思います。


▷その他の単語

 Atlanta: アトランタ ※アメリカGeorgia州の州都
 voice: 声を出す
 positive affirmation: ポジティブ・アファメーション ※肯定的な自己暗示
 build self-confidence: 自信を持つ[付ける]
 daily: 毎日の

▷今日の例文は「Now This」から
NowThis Kids: Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations



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