「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

「tried to do」と「tried 〜ing」【第231回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ワニが絵の中のウミガメに襲いかかろうとしています。

今日は、「「tried to do」と「tried 〜ing」」について、「ABC News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「tried to do」と「tried 〜ing」

▷今日の例文

 例▷ This hungry alligator tried to snap up some sea turtles off a wall-mounted plaque on the front porch of a Florida home.

 訳例▷ フロリダの家庭の玄関で、お腹をすかせたワニが壁にかかった絵のウミガメを奪い取ろうとしました。



▷解説

 動詞の「try」の過去形「tried」は、その後に「to do(不定詞)」が来る時と、「〜ing(動名詞)」が来る時で意味が微妙に変わります。

 「to do(不定詞)」が来る時は、「〜しようとした」という意味になります。

 「〜ing(動名詞)」が来る時は、「〜してみた」という意味になります。

 「tried to snap up」は、「奪い取ろうとした」ですが、これがもし「tried snapping up」ならば、「(実際に)奪い取ってみた」となります。

 つまり「tried to」の場合は、「実際にやったかどうか不明」ですが、「try 〜ing」の場合は「実際にやった」という意味になります。

 【例】
 I tried to climb the mountain.(山に登ろうとした。)※実際に登ったかどうかわからない。
 I tried climbing the mountain.(山に登ってみた。)※実際に登った。

 「Try」を現在形で使うと、日本語にすると意味が同じになりますが、ニュアンスが異なります。

 Try to eat Natto.(納豆、食べてみなよ。)※納豆を食べてみなよ、と言われていますが、口に入れろとまでは言われていません。
 Try eating Natto.(納豆、食べてみなよ。)※納豆を実際に口に入れてみろと、言われています。

 このように目的語に来るものが不定詞(to do)か動名詞(〜ing)かで意味が違ってくる動詞には、他には「stop」「remember」「forget」などもあります。

▷その他の単語

 greedy: 貪欲な、食い意地の張った、がつがつした
 snap A up [up A]: 〜に飛びつく、Aをすばやく取る[奪う]
 
▷今日の例文は「ABC News」から
 タイトル:GREEDY GATOR

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