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意外な受動態【第882回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

着るだけで他の動物に変身できるイヌの衣装が人気です。
「意外な受動態」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 意外な受動態

▷今日の例文

 英文▷ Bradley and Chandler were dressed in panda costumes at the office.
    
 訳例▷ BradleyとChandlerは、事務所でパンダのコスチュームを着ました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

「〜が〜した」という普通の形の文を「能動態」と呼び、これをいわゆる「受け身」の言い方「〜が〜される」という形に変えたものを「受動態」と呼びます。

 例えば、「George destroyed the window.(ジョージがその窓を壊した)」という能動態の文を受動態にすると、「The window was broken by George.(その窓はジョージによって壊された)」となります。

 つまり、能動態を受動態にするには、次の3つを行います。
 ・目的語だったものを主語にする
 ・動詞の部分を「be動詞+過去分詞」にする
 (時制はbe動詞で調節する)
 ・元の主語を「by」と一緒に最後につける(特に必要でない場合はつけない)

 以上が受動態の基本ですが、受動態には意外な使いかたがあります。

 例えば、「彼女は椅子の上に座っていました。」は、「She was seated on the chair.」と書くことができます。
 「was seated」は直訳すると「座らせられていた」ということです。このように日本語の直訳だとちょっと変ですが、英語では受動態で書くほうが普通の場合がよくあります。

 「今日の例文」の「were dressed」もそんな受動態の一つです。
 「dress」は「〜に服を着せる」という意味の動詞なので「〜を着ている」「〜を着る」と言いたい場合、受動態の形で「be dressed」とするのが一般的です。
 「were dressed」は、直訳すると「着せられていた」ですが、より自然な日本語だと「着ていた」となります。

 なお「be dressed」の代わりに「get dressed」を使って「服を着る」という意味を表すこともできます。
 どんな服を着ているかを示したい場合は「be dressed」の場合も「get dressed」の場合も、その後に「in〜」と続けます。

▷その他の単語

 panda: パンダ
 costume: 衣装、コスチューム
 office: オフィス、事務所

▷今日の例文は「The Sun」から
Dogs look like mini pandas



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