何ということはないのですが、街を歩いていたら瀕死のカマキリが道路の上を歩いていたので、撮影してみました。何処から来たのかいつか踏みつぶされるのか、最期の瞬間なのかも知れませんがそれも秋となって自然の摂理なのでしょう。「陽はまた沈む(国家の盛衰)」、日本の栄枯盛衰を観るようです。
立山の頂に降り積もる雪は、四季人々の営みを変わることなく見続けています。この立山の雪に思いを馳せ、 越中国司大伴家持の歌に因んで創られたのが「とこなつ」です。また、その意匠の可憐さは、とこなつの古名を持つかわらなでしこの姿とも重なります。
とこなつは精選した希少な「備中白小豆」餡を求肥の餅生地で包み、和三盆糖を雪に見立てて振り掛けた一口サイズの餅菓子です。口に入れると和三盆糖がすっと溶け、次に白小豆独特の上品な香りが口いっぱいに広がります。明治期より大野屋の看板商品として変わらず作り続けています。