19時から宴会が始まり、どんなに遅くとも22時には宴会は終わっていただろうと思われるのに、私はどのような行程を経て淀駅のホームで駅員に1時過ぎに起こされたのか?
この空白の3時間を取り戻すべく、自己検証を試みた。
まず疑われるのが、お得意の振り子が久々に大爆発したというもの。
あれだけ記憶が飛んでいたのなら、大いにありえる話である。
ここでは2つの仮説をもとにどんな振り子をしたのか検証してみる。
仮説1:伏見桃山駅から大阪方面の電車には間違いなく乗車した。
仮説2:あまりの酩酊状態のため乗り換えは不可能であった。
この仮説をもとに考えられる最大振れ幅の振り子は下記。
振り子パターン1 伏見桃山⇒淀屋橋(or中ノ島)⇒出町柳⇒淀
営業キロ数約108kmにも及ぶ大振り子だ。
営業キロ数が煩悩の数と同じなのは何かの因縁か?
仮説に基づき、時刻表で調べると下記の行程でなければ、このパターン1は成立しない。
(※淀屋橋、出町柳での折り返しで同じ編成の電車が当該電車となるのかどうかの検証は未実施。)
伏見桃山 21:11-22:28 淀屋橋(準急)
淀屋橋 22:42-00:13 出町柳(準急)
出町柳 00:19-00:48 淀(普通)
伏見桃山駅は普通と準急しか停まらず、この大振り子を成立させるには2111発淀屋橋行きの準急に乗車する必要がある。
しかし、ドリンク・ラスト・オーダーの時間と店から駅まで歩く時間を考慮すると、伏見桃山駅に21:11にいる事は不可能と思われ、このこの振り子は可能性として消去できると考える。
振り子パターン2 伏見桃山⇒淀屋橋(or中ノ島)⇒淀
この行程なら最短所要時間は約1時間50分なので、下記の時間で可能性としては無くもない。
(※淀屋橋での折り返しで同じ編成の電車が当該電車となるのかどうかの検証は未実施。)
伏見桃山 22:56-23:57 淀屋橋
淀屋橋 00:04-00:49 淀
しかし、私が駅員に起こされたのは大阪方面行きのホームである。
この振り子を実施したとなると、京都方面行きのホームで寝ているのが素直であり、いまいち納得がいかないパターンの振り子である。
(ま、酔っ払いは説明不可能な行動をするため、納得するはずも無いのだが・・・。)
結局、ここまで考えたけれども、週が明けて出社した後、同行者に話を聞くまでわからんな・・・と諦める。
土・日曜日と廃人のような生活を送る。
続く