緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

立ち雛

2025年02月28日 | 
もうすぐ雛祭りですね。3月3日の雛祭りは、年にいくつもある行事の中でも好きなことです。自分のお雛様は、私は団塊世代で、戦後の貧しい時に育ったので、家にかろうじて残っていた長女の姉の雛飾りのいくつかの人形しかありませんでした。お内裏さまはなかったです。寂しい雛祭りでした。結婚して、娘が生まれたら両親が喜んで内裏雛を買ってくれました。狭いマンション暮らしだったので、段飾りなどはいらないと私から言いまし . . . 本文を読む
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「どうすればよかったか?」藤野知明監督、2024年ドキュメンタリー映画

2025年02月06日 | 映画
小田急線の新百合ヶ丘駅から歩いて3分ほどのところに、川崎市アートセンターという施設があります。以前、ここに「マダム・イン・ニューヨーク」というインド映画を見に来たことがあります。落ち着いた雰囲気のいい映画館です。ロビーに今村昌平監督が、カンヌ映画祭でもらったパルム・ドールが飾られていました。「楢山節孝」と「うなぎ」の2本の映画での受賞です。やっとカンヌ映画祭が巨匠今村監督を発見した1983年と19 . . . 本文を読む
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「僕が生きてる、ふたつの世界」

2025年01月06日 | 映画
監督/呉美保 主演/吉沢亮、忍足亜希子、今井彰人、でんでん、烏丸せつこ、ユースケ・サンタマリア五十嵐大の自伝的原作を、「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」などの呉美保が監督した。宮城県の小さな港町に生まれた五十嵐大(吉沢亮)の両親は、耳の聞こえないろう者だった。一緒に暮らす祖父、祖母は聞こえる人で手話は使えない。両親の使う手話で育った大は、幼くしてろう者の両親の通訳として生きざるをえない。明かり . . . 本文を読む
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あの店、この店

2024年12月27日 | 家族・友人
日経新聞の「私の履歴書」という有名な連載コラムがある。今は米国コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティスという方が書かれている。とても内容の濃い楽しい記事が多く、新聞を開くのが毎朝の楽しみになっています。12月25日の記事は、「社会党の人々」というタイトルで、江田三郎氏や佐々木更三氏の思い出を書かれていた。書き出しは、銀座のコリドー街にあった「ボア」というバーのことで、ビルの地下の小さなバーが . . . 本文を読む
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NHK大河ドラマ「光る君へ 」 清少納言のカチコミ

2024年12月07日 | ドラマ
「光る君へ」は平安時代に長大な「源氏物語」を書き上げた紫式部を主人公にしたドラマである。藤原氏の摂関政治全盛期に、藤原道長の娘、中宮・彰子の後宮に仕えて彰子サロンを形成することに大きな影響を及ぼした紫式部であるが、それに先立ち、一条天皇の寵愛を受け、一時代を作った藤原定子のサロンを華やかなものにした「枕草子」を執筆した清少納言も、ドラマの中で重要な役目を果たしている。 同じ藤原氏ではあるが、定子 . . . 本文を読む
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NHK大河ドラマ「光る君へ」あなたの光る君はどなた?

2024年11月30日 | ドラマ
ドラマ「光る君へ」も残り数話となり、藤原道長のあの有名な望月の歌「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」も詠まれ、最終回へのラストスパートとなりましたね。藤式部も「源氏物語」を書き終え、宮仕えも終了するようです。   一年間、平安文化の香りを胸いっぱい吸うことができ、ワクワクドキドキ . . . 本文を読む
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NHK大河ドラマ「光る君へ」中宮彰子

2024年11月25日 | ドラマ
先月、10月25日は藤原彰子さま(のちの上東門院)のご命日だったそうです。   一条帝亡きあと、87歳で亡くなるまで63年間、摂関家を支えるゴッドマザーとして尊敬をあつめ、行政面でも文化面でも大きな影響を与えました。ただご長命の方の宿命というか、先に旅立つ人を多く見送っています。 二人の . . . 本文を読む
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NHK大河ドラマ「光る君へ」できる母親は息子をスポイルしがち?

2024年11月16日 | ドラマ
できる母親は息子をスポイルしがち?   「光る君へ」にはさまざまな夫婦、兄弟、親子が出てきて優れた家族ドラマとして見ることもできます。特に印象に残るのは何組かの母・息子の関係です。   藤原詮子とその一人息子一条天皇 高階貴子とその長男藤原伊周 藤原道綱母とその一人息子道綱 源明子とその次男藤原顕信   母親はみな優れ . . . 本文を読む
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NHK大河ドラマ「光る君へ」映像が語り始める その3

2024年11月15日 | ドラマ
映像が語り始める その3 伊周の薨去 中関白家の嫡男、藤原伊周が衰弱して病の床についている。光り輝くような栄光とそこからの転落と挫折、こうした運命を誰が予想していただろう。寛弘7年1月27日、見舞いに来た弟、藤原隆家や息子の道雅らが取り囲むなか、伊周は無念の思いを口にする。 「父も、母も、妹もあっという間に死んだ。俺は奪われ尽くして、死ぬのか……」 青みを . . . 本文を読む
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与えられた命、支えてくれた音楽

2024年11月13日 | 病い
夜のひと時をYouTube Musicを聴いて過ごすのが、習慣になりつつあります。YouTube Musicはその時々の気分にあわせて、簡単にさまざまな楽曲を楽しめ、助かっています。昨日はちあきなおみを聴いていました。持ち歌の「喝采」もいいのですが、他にもいろいろいい歌を彼女は歌っています。私が好きなのは、「黄昏のビギン」「東京砂漠」「矢切の渡し」など種々あります。本当に上手な歌手ですね。ご主人の . . . 本文を読む
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