前回、一人でぼーっとする時間が必要だと書きましたが、実は寂しがり屋でもあります。
長時間一人だと寂しくなるという何とも複雑な性格なのです。
朝夫を見送り夜夫を出迎えるまで私は家で一人になります。尾崎放哉の「咳をしても一人」の様な感覚に陥った事が幾度もあります。
結婚当初、用事が無い日は家で言葉を発する事なく過ごしていました。
やがて、夫が帰宅して話そうとすると声がかすれて出難くなる様になりました。
そこで、意図的に独り言を言う様にしました。
言わば歌手の発声練習のようなものです。
家事をしながらたまに何かを言ったり、ドラマを観て思った事を言ったり、バラエティ番組を見て大声で笑ったり…と様々な場面で声を出す様にしました。
その成果が出て夫の帰宅後に話す時の声が普通に出る様になりました。
日々独り言を言う様にしていたのですが、昨日は作業に没頭して声を出すのをすっかり忘れてしまっていました💦
案の定、いざ夫と話そうとすると声がかすれて出ませんでした。
やはり独り言は大切だと改めて痛感しました。
勝手に「独り言健康法」と名付けて実践して来ましたが、もしかして実際に何か効果があるのかも知れないと思い調べてみました。
独り言を言うことでストレスの軽減、思考の整理、不安や孤独の緩和、脳の活性化などの効果があるそうです。
人間の本能は凄いものだと驚かされました。