透明人間たちのひとりごと

鳥なき里のコウモリもどき

 ある時、民主党という世界の中で対立していた 「菅の国」
と 「小沢の国」 が、党を二分する大戦争を始めました。

 菅の国には自らは菅の国を応援すると言っておきながら、
小沢の国に行くと突如、名分にもならない大義を持ち出して
小沢陣営を支援すると言う、まるで伝書鳩のようなコウモリ
がいたのです。

 と、ここまでは 1号 さんじゃないけどイソップ童話にある
「鳥なき里のコウモリ」 のような書き出しです …。

 その先がどうなるのかは、これからが見ものなのですが、
何かデジャヴを見せられているような気分になるのは、私、
2号 だけでしょうか

 「小沢待望論」 「小沢氏に出馬要請」 「小沢氏出馬表明」
「多数派工作激化」… これらは、昨日、今日の新聞の見出し
ではありません。 

 15年も前の新聞紙面に踊っていた見出しなのです。

 どうです。 まさに デジャヴ(既視感)でしょう。

 今回の民主党代表選ではなく、1995年当時の新進党の
党首選での話なのです。

 そして、

 その場かぎりの外交辞令的な鳩山前首相のブレブレ
ブレすぎる行動が、逆説的な意味での八方美人のコウモリ、
つまりは、「鳥なき里のコウモリ」 のように見えてくるのです。

 もちろん、

 この場合には巧みな外交術を駆使して危機を回避した
したたかなコウモリというイソップ本意 ではなく、
もっともらしい内容にすりかえられてしまった誤った解釈
である 「嘘つきで卑怯なコウモリ」 の方をさしています。

 つまりは、こんな具合だったと思います。

 獣の国と鳥の国で大戦争が起き、獣に殺されそうになった
コウモリは『獣の仲間です』と言い、鳥に殺されそうになった
ときには、『鳥の仲間です』と言って命の危機を回避したこと
から、危機管理に長けた生き残りの知恵を高く評価する
内容だったものが、いつのいつからか …

 両方の陣営に対し 「ボクは君たちの仲間だから」 と言って
戦いから逃れた卑怯者として戦いが終わった後にどちらから
も仲間はずれにされてしまったとか、

 あるいは、

 「獣が力を誇示しているときは獣の仲間だと言ってえばり、
鳥が力を持っているときは鳥の仲間だと言ってえばるので、
誰からも信用されない嫌われ者になりました」 というように、
卑怯者のコウモリという話にされてしまったわけなのです。

 この 《鳥なき里のコウモリ》 もどきの鳩(前首相)は、結局
のところ本当の伝書鳩だったというのが、一連のドタバタ劇
を見ていた 2号の脳裏に閃(ひらめ)いたストーリーだった
わけです。

 ですから、

 民主党の代表選に小沢前幹事長が出馬を決意したという
のも 1号 さん式の 「ウサギとカメの物語」 風に
言えば、イカサマの八百長まがいの出来レースに見えてくる
のです。

 そう勘ぐらせたのは、昨夜の菅・鳩山会談後の記者会見
で、異例にも二人揃って登場し、まるで互いの言葉に齟齬や
相違のないことを確認するが如くに発せられた 「挙党態勢を
重視したトロイカ体制+1(菅・小沢・鳩山・輿石)を大事に
活動していく」 と強調してみせた菅首相及び鳩山前首相の
発言にあるのです。

 つまり、一連の出来事の裏で絵を描いている人物がいて、
その人物の指示で鳩山前首相が伝書鳩の役目をさせられて
いたということなのです。

 ズバリ言えば、

 初めから仕組まれていた小沢前幹事長による脚本、演出、
出演(影の主役)の3役をこなした茶番劇だったわけです。

 しかも、演技は下手くそで見ていて気の毒なくらいです。

 普段なら相手にもしない記者たちに対して、さあ、こっちに
来い来いとばかりに下から手招きした出馬会見はいかにも
不自然だし NG ものの超ダメ出しの演技でしたね。

 昨夜は、「なにぃ、トロイカだぁexclamation2 いい加減ふざけるな 」
と思わせておいて、今日の菅首相との会談の決裂を強烈に
印象づける。

 そのうえで、みんなに推されるからやむをえず正々堂々と
出馬するんだとのお膳立てを作ったわけです。

 仮に、ポストが取れて挙党一致で一件落着となったならば
それはそれでもよかったのだろうけどね。

 もちろん、そうなれば国民は黙っちゃいないだろうけど …

 まぁ

 そういうわけだから、今日の菅・小沢会談後の記者会見の
まわりくどいことといったらありゃしない。

 こちらがイライラするほどに前置きやこれまでの経緯の
説明に時間を費やし、ひとつひとつ段取りを踏んで筋書きに
矛盾しない環境を整えた様子が見て取れたというわけです。
  
 パチパチ  パチパチ   そうした 2号 の読みに

 1号 さんならいざ知らず 4号 までもが拍手です。 

 5号 その他は首を傾げて NG のポーズなのか

 但し、1号 さん曰く、「報道を鵜呑みにせずに自分自身で
思考するという行為に対しての拍手」 なのだそうですが …

 ところで、イソップの描く見事な危機管理能力を発揮した
コウモリならぬ、ただの伝書鳩に過ぎなかった鳩山さんって、
いったい …
 
 それは、さておき、

 やっと解禁になったというのに、久々のブログ投稿内容が
政治ネタだなんて、意に沿わないけど仕方ない、1号 さん
の 「ウサギとカメの物語」 のシリーズにすっかり感化・影響
されてしまったような感じです。
 
 、そうそう

 「ウサギとカメの物語」 も <1>~<7>で、とりあえずの
完結篇を迎えたようで、まずは、おめでとうございます。

 いやぁ~、隠忍自重の2ヶ月間(7/1~8/31)だったase

 無事に脱稿された由、なにはともあれ安堵いたしました。
 
 諸事情により、思わぬ《足止め》を余儀なくされたよう
ですが、それは 1号 さん自身が 「ウサギとカメ」 のウサギ
だったのかもしれませんね。

 … と、まぁ、1号 さんへのアイサツはここでストップです。

 《足止め》を食らっていたのは、むしろ俺たちの方だしなぁ。

 うんうんと 5号 もうなづいています。
 
 ヤケドは災難だし同情するけどブログのホールドはない。

 横暴の極みだね。

 おかげで、タイムリーな話題はぶっ飛ぶし、面白ネタ も
すでに賞味期限切れ …

 でも、1号 さんがウサギだとすると足をヤケドしたのは、
カチカチ山のタヌキによる怨念の復讐劇みたいだね。

 そうだよな。 背中と足の違いはあるけど … ははは

 ちょっと、待て  《足止め》 を食らった俺たちの方こそが
ウサギだったとすると、いったいどうなるんだ

 ヤッバぁ~、ぶるる ase2

 もう、やめましょうよ。

 「ウサギとカメの物語」 は、一応、完結したんですから

 それも、そうだ。

 こうして 5号 と愚痴っていたらなんかスッキリとしたし …

 そういえば、1号 さんは 『イソップ物語』 をテーマにする
つもりのようで次回は 「アリとセミの物語」 でいくと事前予告
してるようだけど 「アリとセミ」 って 「アリとキリギリス」 の話
だよねぇ。

 きっと、

 ああでもないこうでもない式の理屈でもって、なんだかんだ
とこじつけをするんでしょうけど …。

 まぁ、一応、ゴマでもすっておきましょうかexclamation2

 exclamation 「ウサギとカメの物語<1>~<7>」 のご案内です。

 url <1> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/195.html
 url <2> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/196.html
 url <3> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/197.html
 url <4> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/198.html
 url <5> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/199.html
 url <6> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/200.html
 url <7> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/201.html

 さてと、これで十分でしょう。 

 あ~ぁ、そんなこんなですっかりと調子が狂っちゃった。
いったい何をどう書いたらいいのやら、サッパリだよ。

 ただ、1号 さんの言うイソップの読み方にも一理あるし、
最近は世の中の怪しさと危うさと同時に、多分コントロール
されているだろうと思われる自分自身に気づくことがある。

 卑近な例で言えば、ブログの書き込み更新が長期に亘り
キープ・ホールドされたわけだし …

 でも、それはあからさまな 1号 さんのパワーハラスメント
でしょうexclamation2

 パワハラと言えばパワハラだけど、想定外の事故(ヤケド)
で3週間近く更新できなかったわけだし …。

 パワハラ 扱いはかわいそうか。

 でも、更新後も、さらに2週間近い縛りがあったのも事実。
 
 そしたら、昨夜になって 《トロイカ+1》 の報が流れ、本日
正式に民主党の代表選に小沢さん出馬となったわけで …、

 なんだかそれも妙にタイムリーといえばタイムリーです。

 タイムリーって

 「ウサギとカメ」 や 「鳥なき里のコウモリ」 の話みたいに
イソップ(嘘っ)ぽいってこと。

 なんだか 1号 さんの予知的作為すら感じてしまいます。

 予知的な作為ってquestion2

 翼を失った 別のコウモリquestion2 が現れるのかも … right

 結局のところ、コウモリって、バットマンだよね

 それって、

 BATBADMAN(悪い奴)

 いいえ、BADバットマンです … ase

コメント一覧

市井の小市民
以来9年の歳月が流れたが、コウモリな伝書鳩は健在です。

あちこちの国々でのコウモリもどきの言説は、聞くに堪えない稚拙なもので、日本を貶める恰好の材料を他国に提供するだけのたわごとを吐き続けています。

今度、出国したら、戻って来ないように出来ませんかねぇ。 

何とかしてください! お願いします!!!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事