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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 黙示画

 『最後の晩餐』での悲惨経験
(テンペラ画法の実験結果)をベースにして、



 『アンギアーリの戦い』では、



 本格的油彩タッチでの「罠」
是非にも仕上げたいと考えたダ・ヴィンチは、
試行錯誤の末にロウを混ぜた分厚い
下塗りを採用することにしたのですが、


  ダ・ヴィンチの下絵とされる油彩画

 絵の具が流れ落ちてしまい、急ぎ絵の近く
に火鉢を吊るして、早く乾かすための工夫を
凝らしたものの壁画の下半分しか救うことが
できずに色が混じり合ってしまった上半分は
修復不能な状態で両軍入り乱れる壮絶なる



 戦いの臨場感に息をのむ大迫力の大作は
結局、お蔵入りの存在となってしまいました。

 見る影もないほどに絵の具の塊になって
いたわけじゃないのにね

 (可哀想にメチャクチャやんnose3ase

 って、これはダ・ヴィンチの下絵とされている
彩色画(油彩)なんです。 (そっか ase2) 

 こうしてダ・ヴィンチは、この壁画の制作
断念することになったと言われていますが、

 彼が手掛けた2つ壁画の一方である
『最後の晩餐』は、腐蝕剥落
よる損傷が修復されたとはいえ、加筆・補筆
の有無の詳細は不明で、制作当時の原形
想像に頼るしか手がなく、他方における
『アンギアーリの戦い』は前述した
とおりのありさまです。

 もし完成していたならば、壁画の中央部は
こんな感じだったのでしょうか


  彩色版の模写 出典:www.fujibi.or.jp

 それでもやはり、ルーベンスとされる模写に
色付けした方が迫力があり、躍動感と必死の
形相にその違いが見て取れるようですが ・・・



 詰まるところ、

 そのどちらも本当の姿は分からず仕舞いで

 果たして偶然がそうした結果を招いたのか、
それともそこに謀りごとの企てがあったのか、

 どうも後者のニオイのほうがプンプンと
鼻を突いて感じられるのですが ・・・



 上の絵は作者不明ですが、ダ・ヴィンチが
習作として描いたとされているものです。

 ダ・ヴィンチが残した手稿から推測すると
次のような人物構成になっているそうです。

 中央で刀を振りかざしている傭兵隊長の
ニコロ・ピッチーノと、その横(画面左上)に
いるのがニコロの息子のフランチェスコで、
右上奥にアクレイア総大司教のスカランボ、
その手前にはフィレンツェ軍槍騎兵隊長の
オルシーニ、そして左下には盾で馬の脚を
避ける歩兵と、右下には格闘する兵士たち
といった人馬一体の軍旗争奪の場面です。



 敵に軍旗を奪われまいと体を捩(よじ)り
ながらもを思わせる旗竿の根元を決して
離さない傭兵隊長の息子(フランチェスコ)の
左肩が、黒いシミのように丸く塗りつぶされて
いるのがわかりますか。



 これはシミでしょうか、なのでしょう

     

 こんな奴らが、リアルに誰の目にも怪しく、







 まるで、イグアナやカメレオンのような顔に



         えっ、

      

         むぅ、



      なるほど ・・・



 あるいは、そのように見える描かれ方を
していたので隠したのでしょうか



 左下にいる盾で身体を護る男も、その仲間
なのか、敵なのかはわかりませんが、



 怪しげな雰囲気(正体)を漂わせています。



 さすがはダ・ヴィンチ、いや、むしろそれなら
さすが、ルーベンスと言うべきか、

 隠し絵の出来は秀逸で、ちょっとやそっとの
ことではその存在を見抜けないでしょう

 だとしたら、

 これもまた『聖アンナと聖母子』



 あるいは、2つ『モナ・リザ』などに
残されていたサインや目印と同じもので、




 「ここを注目して見てください」

 というダ・ヴィンチからのシグナルだった
のかもしれません。



 さらには、



 丸印で囲った部分(不自然に曲がった手首)
に見覚えがありませんか



 そうです。



 『最後の晩餐』でのナイフを手にした
ペテロの捻(ねじ)れた手首の再現です。


      ペテロの腕の習作

 こうなると、




 不自然に捻じ曲げられた腕や手首と、槍を
連想させる軍旗やナイフには、余程の意味
秘密が隠されているのかもしれません。

 

 普通ならばルーベンスの模写にあるように



 旗竿を上から押さえ込むか、掴もうとする
はずで、この腕では如何にも不自然です。



 しかしながら、

 曲がった手首ナイフについて
言及するとなると紙幅が足りないだけでなく、
さらなる迷宮に陥り、それこそが「罠」
「罠」に嵌まってしまいそうですので、

 ここでは、

 は折られ、ナイフの刃は上を向いて
いることだけを伝えておくことにして、前々回、
『ダ・ヴィンチの罠 系統樹』

 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/486.html

 予告した通りに『モナ・リザ』との関係
についての話を進めることにします。

 デボン紀に陸上への大規模な進出を開始
した植物が、自分自身の浸食と堆積作用に
よって地球気候環境大変革

   
     出典:wikipedia..org

 をもたらせた太古時代から未来
のある時点に到達するまで ・・・



 言わば、人類滅亡「Xデー」
予告警鐘を鳴らさんと無意識下での
阿頼耶識(あらやしき)が、合成画像を
企図する2種類『モナ・リザ』
あらわしたのであって、ダ・ヴィンチ自身が
どこまで「罠」の本質を理解していた
のかは不明です。

 ※ 阿頼耶識とは、簡単に言うと、この世界
(宇宙)の森羅万象のすべてを形造っている
もので、同時に個々の人間の意識を形造り、
その人生をも形造るものとされています。


      出典:www.ne.jp

 ただ、「万能の天才」たる彼の資質が
あったればこその「罠」の仕掛けであって、
それこそが「サムシング・グレート」
なる意識の大いなる(わざ)なのです。

 つまり「神」分霊としての意識体
である阿摩羅識(あまらしき)のです。

 でも

 そうはいっても、2枚『モナ・リザ』
『アンギアーリの戦い』の絵には
共通点らしきものは容易に見つかりません。

 強いて挙げるなら、

 これら3つの作品は、ほぼ同時期に制作が
開始されているということぐらいですが、

 「罠」タイプ共通します。

 1503年に始まった『モナ・リザ』の制作
は、時間差をおいて2枚並行して描かれます。

 そして、『アンギアーリの戦い』



 全体構想や各箇所における部分ごとの素描



 も同じ頃に始められたものと思われます。

 そこで鏡絵(ミラー・イメージング)の細工
騙し絵隠し絵の構想を練っては、

 たとえば、

 『モナ・リザ』に隠された鏡絵の人物と



 『アンギアーリの戦い』の隠し絵
に登場する兵士たちが同じ種族か、敵対する
宿敵同士であるとか、というような具合に ・・・



 せっせと「罠」の仕込みにダ・ヴィンチが
精を出していたと考えれば ・・・



 辻褄「罠」のコンセプトも合いますし、
共通する関係も見い出せるというわけです。


 所謂(いわゆる)、龍蛇族(ドラコニアン)
蜥蜴族(レプティリアン)との熾烈

  

 陰湿なる覇権争いですが ・・・

  

 これこそは、まさに、

 巷を騒がす「陰謀論」トンデモ系
ヨタ話といった内容ですが、ダ・ヴィンチ
の絵を精査・分析すればするほど、その色彩
が色濃く、また鮮やかに見えてくるというのは

 本当にどうしたことでしょう

 これが「罠」「罠」に見事に嵌まる
ということなのでしょうかnose4

 さて、それはそれとして、

 トスカーナ地方、アンギアーリにある橋を
巡るミラノ公国軍とフィレンツェ共和国軍と
の攻防戦をモチーフに古代から続く神々
とされた異星人(地球外生命体)たちの
争いとその存在事実隠し絵



 駆使して秘密裏暴露しようとした
のが『アンギアーリの戦い』です。

 大地と大河が逆転する騙し絵を用いて
地球過去未来姿を表現する
『アイルワースのモナリザ』

 

 そして、ルーブルの『モナ・リザ』では
人類が辿った自然破壊の軌跡とその顛末を



 『ヨハネの黙示録』登場する
荒れ野で男の子を産む女やライオン、雄牛、
人間、鷲などに似た生き物とともに龍蛇族と
トカゲ系の爬虫類人との宿命対決

    

 示唆するが如くに複合的に描いて
見せたというわけですが、



 さらに、その2つ『モナ・リザ』
インポーズ(合成)させる企図となると ・・・

   

 畢竟するに、

 ダ・ヴィンチの天才をもってしても「神」
振るサイコロの目に従わざるを得ない奇蹟
「黙示画」という他はありません。

 ということで、次回では、

 『最後の晩餐』のひとつである
使徒ヨハネとされる人物と『モナ・リザ』
との関係や『アンギアーリの戦い』
における配役とそれらの相関関係について、

 つまり、

 覆いを取り去り、隠されているものを明らか
にする『ダ・ヴィンチの黙示画』
真実に、さらなるメスを入れてみたい
と考えていますpeace

 なにせ、

 「手は口ほどにモノを言う」



 ってことだし ・・・



 それを言うなら


  馬の下絵(部分) 出典:www.fujibi.or.jp



 「目は口ほどに」だろうよ




 「わしのモクシ ロクあるんじゃ」

 「えっ、目視 6 って、凄くない」

   

 「じゃなく、『ペトロの黙示録』」

 「新約聖書の外典じゃがのぅ」
     


 「視力検査じゃねえし、黙示録
(目視6)では謎は解けません」 




 これらは「黙示画」ですから・・・

      

 … to be continue !!

コメント一覧

小吉
話が飛び飛びで一体何を伝えたいのかわかりませんでした。
dragonnap
ダビンチも昔は漫画家だったの?
小吉
一角獣?
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