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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 福音書

 このページの画像は、故あって表示されませんが、

連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、

別途、新しく作り直すことにしました。

 同じ内容ですが、画像はその限りではありません。

  新たなページは、

 『ダ・ヴィンチの罠 福音書(改)』です。

 (以下、本文)

 

 山中から貝殻が見つかった時、はは~ん、
やっぱりそうだったんだpeace

 当時の人々はそう思って納得したのです。

 『旧約聖書』(創世記)の記述通りに
「ノアの大洪水」が起こり、海の貝殻
が山の上まで運ばれたと考えたわけです。


    出典:blog.goo.ne.jp

 でも、ダ・ヴィンチは違いましたnose7

 大洪水があったのは事実だとしても



 貝殻が見つかった場所は、昔は海であり、
地殻の変動で大地が隆起したことで貝殻が
山に存在するに至ったと推理したのです。
 
 ところで、

 きょうのテーマである洗礼者ヨハネ
「斬首刑」に纏(まつ)わる顛末にも、

 同じようなことが言えると思うのですが、

 『マタイの福音書』を見てみましょう。



 「そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを
 聞いて家来に言った、『あれはバプテスマ
 のヨハネだ。 死人の中からよみがえった
 のだ。それで、あのような力が彼のうちに
 働いているのだ』」
   (マタイの福音書14:1-2)

 「というのは、ヘロデは先に、自分の兄弟
 ピリポの妻ヘロデヤのことでヨハネを捕ら
 えて縛り、獄に入れていた。  すなわち、
 ヨハネはヘロデに、『その女をめとるのは、
 よろしくない』といったからである」
   (マタイの福音書14:3-4)


   ジョヴァンニ・ファットーリ画

 「そこでヘロデは ヨハネを殺そうと思った
 が群衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者
 と認めていたからである」
    (マタイの福音書14:5)

 「さてヘロデの誕生日の祝に、ヘロデヤ
 の娘が その席上で舞をまい、ヘロデを
 喜ばせたので、彼女の願うものは 何で
 も与えようと、彼は誓って約束までした」
   (マタイの福音書14:6-7)


 『サロメ』フランツ・フォン・シュトゥック(1906年)

 「すると彼女は、母にそそのかされて、
 『バプテスマのヨハネの首を盆に載せ
 て、ここに持って来ていただきとうござ
 います』と言った」
    (マタイの福音書14:8)

 「王は困ったが、いったん、誓ったのと、
 また列座の人たちの手前、それを与え
 るように命じ、人をつかわして、


『洗礼者ヨハネの斬首』カラヴァッジョ(1608年)



 獄中でヨハネを切らせた」



   (マタイの福音書14:9-10)

 「その首は盆に載せて運ばれ、少女に
 わたされ、少女はそれを母のところに
 持って行った」
   (マタイの福音書14:11)



 「それから、ヨハネの弟子たちがきて、
 死体を引き取って葬った。  そして、
 イエスのところに行って報告した」
   (マタイの福音書14:12)

 いやはや、実に、

 サラッと書かれていますが、こんなに
あっさりしていていいのでしょうか

 先に、

 『ダ・ヴィンチの罠 濡れ衣』
において、イエスの処刑についての概要
を述べましたが、

 その流れを、もう少し詳しく説明すると、

 
 『ゲッセマネの祈り』ハインリヒ・ホフマン

 ゲッセマネの園での祈りの後に、ユダ
先導された大祭司(祭司長や長老、
神殿の番兵やローマ兵)たちに捕縛された


 『ユダの接吻』ポール・ギュスターヴ・ドレ

 イエスは、エルサレムの南西部にある
大祭司の官邸に連行されます。

 そこに

 待っていたのは大祭司カイアファ
舅であるアンナス(元大祭司)でした。


   出典:biblestory.jugem.jp

 まず、

 ここで正式な裁判の前に、アンナス
よる予備審問が行われました。

 Wikipedia によれば、

 1 アンナスによる予備審問

 アンナスは、大祭司官邸内でイエス
の弟子の集団の規模について質問したが
イエスは答えず、続く二番目の質問にも
答えないイエスの態度に怒った役人が、

 「大祭司にそんな答え方をするのか」

 と言ってイエスを平手で打った。

 これに対してイエスは厳しく抗議をした
とあります。

 アンナスによる

 この予備審問の間にサンヘドリン
(最高法院、最高議会、長老会とも訳す)
が召集されて、律法学者、長老、祭司長
等が集まり、大祭司カイアファを議長
に、サンヘドリンが開かれましたが、

 これは、

 事実上カイアファによる裁判でした。

 以下、箇条書き的に説明すると、

 2 カイアファによる裁判


カイアファの前に立つキリスト Mattias Stom画

 彼らはイエス「神」冒涜した
容疑を立証しようとして証拠を求めた。

 イエスが神殿を壊して 三日のうちに
建て直すということを二人が証言したが、
この件についての証言は一致をせずに、
有罪は立証できなかった。

 その時、大祭司カイアファが不利な証言
に対してイエスに反証を求めたが、イエス
は黙秘した。

 そこで、カイアファイエスに対し
「神の子キリスト」であるかどうか
という質問をした。

 イエスはそれに対して、自らが権威
をもって人間を裁くために天から地上に
戻ってくる「神」であることを意味する
答えをした。

 それを聞いたカイアファは、自分の
衣を引き裂いて、イエス「神」
冒涜したことを宣言した。


 サンヘドリンの尋問 www65.atwiki.jp

 そして、それをサンヘドリンの議員
の全員が聞いていたので、冒涜を立証
する証人の必要性はなく、すぐに判決
を下すように求めた。

 議員は一致して、死刑相当する
と答えた。

 その後、神殿警察がイエスの権威
を失墜させるために、彼を取り囲んで、
(つばき)をかけたり、(こぶし)で
殴りつけたりしてイエスを凌辱した。

 3 サンヘドリンの最終決定

 すでに、サンヘドリンは夜明け前に
イエスの死刑を決定していたが、死刑
の決定は昼間にしか下せなかったので、
夜が明けてから 死刑を確認して再協議
を始めた。

 それと言うのもユダヤ人には死刑を
決定し、執行する権限がなかったからで

 議員は、ローマのパレスチナ行政官の
総督ポンティオ・ピラトからイエス
の死刑判決を引き出す方法を協議して、
 
 危険人物であることを印象付けるため
再度、イエスを捕縛したうえで、身柄を
ピラトに引き渡した。

 4 ポンティオ・ピラトの裁判

 イエスは、ピラトの眼前に立ったが、
ユダヤ人たちは異邦人の家に入って
穢(けが)れることを避けるために、官邸
には入らなかった。


  ピラトの尋問 windychapel.com

 ピラトは、自らユダヤ人たちのもと
に来てイエスの告発の理由を尋ねた。

 ピラトは、ユダヤ律法によって
裁くことを勧めたが、ユダヤ人たちは
イエスが反逆者で死刑に相当する
を犯していることを訴えた。

 ピラトイエスユダヤ人
であるかと尋ね、イエスは「そのとおり
である」と答えた。

 その後、ピラトは官邸で、イエス
ユダヤ人イエスを告発した理由
を尋ねた。

  
  『ピラトの尋問』 www.jizai.org

 イエスは自らが真理を証しするため
にこの世に来たであることを告げた。

 5 ヘロデ・アンティパスの質問

 官邸でイエスを尋問した総督ピラト
には、イエスを死刑にするような
見い出せなかった。  しかし、祭司長や
群衆は納得しなかった。

 そこでイエスがガリラヤから来たこと
を知ると、ガリラヤの国王(領主)である
ヘロデ・アンティパス過越祭
祝いでエルサレムに滞在中なのをいい
ことに ピラトは ガリラヤの領民である
イエスを、ガリラヤ領主のヘロデ
裁いてもらうおうと考え イエスを彼の
もとへと送った。

 ヘロデは、以前からイエスに会い
たいと思っていたので大変に喜んだ。

   
ヘロデ・アンティパスとイエス(アルブレヒト・デューラー)

 ヘロデイエスを質問攻めにした
が、何も答えなかった。そこでヘロデ
は、イエスを嘲弄して、派手な着物を
着せて総督ピラトに送り返した。

 6 十字架(磔刑)の判決

 再び、総督官邸に戻って来たイエス
ピラトは釈放しようと考えていた。

 ピラトの妻もイエスについて悪夢を
見たので釈放するようお願いしていた。

 そこで、

 過越祭の恩赦によってイエスを釈放
すればよいと考えたピラトは 群衆の前
イエスか 殺人犯のバラバのどちら
を釈放したらよいかと聞いた。


 バラバか、イエスか www65.atwiki.jp

 ピラトの予想に反し、群衆はバラバ
を釈放するように叫んだ。


イエスの代わりに恩赦を受けたバラバ Wikipediaより

 それでも、


 『この人を見よ』 グエルチーノ(1647年)

 ピラトは、懲らしめて釈放すると告げ、



 イエスに鞭を打った後、茨(いばら)の
を被らせ、手に葦の棒を持たせ、緋色
の衣を着せ、イエスの前にひざまずき、


 『この人を見よ』ヤコポ・バッサーノ画(1553年)

 「ユダヤ人の王様万歳」

   
  『この人を見よ』 ルーベンス


  『この人を見よ』 グイド・レーニ

 と叫んでからかった。

 群衆は挙(こぞ)ってイエスを十字架
につけろと叫び続けた。


 十字架につけろと叫ぶ群衆 www.jizai.org

 暴動になりそうなので、ピラトは外に
イエスを引き出して、

   

 の見ているところで水でを洗い、


 『イエスの裁判』 plaza rakuten.co.jp

 「この人の血については、
      私には責任がない」


 と宣言しバラバを釈放してイエス
十字架につけるように兵士に引き渡した。


ローマ兵に引き渡されるイエス www65.atwiki.jp

 以上、

 Wikipedia を基本に構成してみました。

 ところで

 新共同訳やフランシスコ会訳聖書では、

 バラバの名は、「バラバ・イエス」
(マタイの福音書27:16-17)とされていて、
イエス・キリストとは、同じイエス
いう名前だったことになります。

 「バラバ」とは「アッバスの子」
意味しますが、アラム語で発音すると
バラバ・イエス「アバ・イエス」
となって「御父(アバ)の御子(イエス)」と
非常によく似た音になります。

 同じ「イエス」という名をもった二人が
恩赦の対象であるのならば、ピラトは、


 バラバか、イエスか www65.atwiki.jp

 「どちらのイエスの釈放を望むのか」
ユダヤ人の群衆に呼びかけてから、

 「アッバスの子であるイエスなのか
それとも自称メシアのイエスなのか」

 と問うべきだったと思われてなりません。

    

 つまり、ここにも『福音書』、一流の
まやかしがあるとも読めるわけです。

 しかも、バラバの罪は『福音書』
よって異なっていて、

 マタイは罪には触れず、マルコ
暴動時の殺人、ルカも殺人、ヨハネ
では強盗となっています。

 Wikipedia では、おそらくローマへの
武力抵抗を訴えた熱心党の一員だった
のではないかと考えられるとしています。

 ついでに言えば、

 ルカではイエスダビデの再来
としての出現が告知され、マタイでは
ダビデの再来ではなく「罪」から人々
を救う者とされています。



 こうした、『福音書』の記述における
「メシア」としてのイエスの使命が
まったく 別の違ったものになっている点
イエス血統についても食い違い
が生じていて、その整合性信憑性
には大きな疑問が残るわけです

 そもそも、イエス「神」
あれば 血統家系も関係ないわけ
で、そこにあるのは『旧約聖書』
預言成就のための辻褄合わせと
そのための収斂しか考えられません。

 さらに、

 『福音書』では、イエス逮捕
サンヘドリン(最高法院)による陰謀
であり、サンヘドリンメンバー
ユダを買収してイエスを捕縛したが、

   
   出典:www.lets-bible.com

 イエスになんらのをも見つけ出せ
なかったために、偽りの証人を立てて、
「神」への冒涜ので死刑を宣告し、
ローマ総督ポンティオ・ピラト
に引き渡したとしていますが、

   
   『ピラトの尋問』 Wikipedia

 これもどうなのでしょう

 今風に考えれば、イエスはカルト教団
の教祖や極左グループを率いるリーダー
であって、彼らの行動はユダヤ教の公安
警察である祭司長たちの監視の下にあり
、不穏な動きがあれば官憲として、これを
取り締まるのは普通のことなのです。

 例えとして、不適切かもしれませんが、

 かつての「オウム真理教」の如き
怪しげな集団組織ですから、そのリーダー
であるイエスの動向には、常に監視の
目を光らせているのがあたりまえで、

 わざわざ、ユダ買収して居場所を
教えさせたり、が割れているイエス
接吻までして人物を特定するなどは
眉唾も甚だしいものであると、


 『ユダの接吻』ポール・ギュスターヴ・ドレ

 ダ・ヴィンチはそう思っていたでしょう。
  
 ですから、アンナスが保安を意識し、
予備審問で弟子の集団規模を尋ねたのは、
当然の質問だったわけです。

 それに返答しなかったイエスもまた
常套というか、当然の黙秘なわけです。

 裏切り者として糾弾され続けるユダ

可哀想ですがイエス十字架にかけた
総督ポンティオ・ピラトも哀れです。


 ポンティオ・ピラト plaza.rakuten.co.jp

 彼もまた今日までクリスチャンたちから
罵倒され続けているのですから、

 その哀れなピラトですが、正直 彼は
イエスには興味はありませんでした。

 ですから、

 ピラトピラトで、その処理に困り、
折しも、エルサレムに来ていたガリラヤ
領主ヘロデ・アンティパスに下駄
を預ける始末となったったわけですが、


 ヘロデ・アンティパスの質問 livedoor.blogimg.jp

 ヘロデ・アンティパスも 質問に
全く答えようとしないイエスに興味が
失せて、派手な衣装を纏(まと)わせて
ピラトに送り返します。

    

 いずれにせよ、イエスを裁くにあたり、

 1から6までの段階を踏んで、いかに
がないかを印象付けているわけです。

それに引き換えても、

 洗礼者ヨハネ処刑は、何とも
あっさりとしたものでした。

 若かりし頃にダ・ヴィンチ自身が投獄
されていた経験から、獄中で弟子たち
と自由に面会することができるとか、

 ましてや、使者として弟子をイエス
もとに遣わすことなど、囚人の身分では
出来ようはずもありません。

 この不可解さは、いったい

   

 むむ、

 「なにやらキナ臭いニオイが・・・」

  

 それを言うなら、ユダのような

 「胡散臭い」ニオイじゃろう



     「え !!



 アッ、いや、小便臭いニオイじゃなくて、

  

 「カビ臭いんじゃな」

  

 「この『聖書』 !!



   ・・・ っておいおい



  
 イエスの洗礼 出典:blogs.yahoo.co.jp

 … to be continue !!

      この秘密はムズイよ

      □
      (ホンマかいな)


  『ピラトの尋問』 www2.plala.or.jp


  『アダムの創造』 ミケランジェロ


 「え~、やだぁ、わたし妊娠するの」

  
  『洗礼者聖ヨハネ』 1513-1516年




 むむむむむ ・・・

コメント一覧

ココナン
全員の視線があちこちで一定の方向を見ているわけではないということは、それぞれに違う対象(枠外の存在)を見ていることになります。

『中性美』でコメントしたように、感性よりも理性、肉体よりも精神を上位において、各自の理性が判断する精神的支柱(神なる概念)はそれぞれに違う、換言すれば「神はいない」あるいは「無である」と思ったわけです。
むらさき納言
そんな、決めつけちゃって大丈夫?

絵を見る限りでは枠外に何者かの存在を感じさせるように
登場人物たちの視線はあちこちだよ!

だから、逆説的に、ってことかもしれないけど・・・
ココナン
現時点において、ポントルモの絵にある「DN」の意味
は不明のままで、アカデミズムの世界での見解も、ボクの
調べた範囲では何も見つかりません。

そこで、Double or Nothing 一か八か、のるかそるか!の
賭けに出ようと思います。

これも「DN」だけど、英語ですので対象外ですね。

以前のコメントで、Dio Nascostto (隠された神)を有力
な候補としましたが、

 Dio-Non 神ではない
 Dio-Nulla 神-無し
 Dio-Niente 神-何もない
 Dio-non-Niente 神は無である

など、神の存在を否定するような含意のあるサインである
との結論にしたいと思います。 
江戸川ドイル
犬と猫は、ヨハネとイエスでもあるし、天使と悪魔や服従と反抗とか、忠義と造反とか、利他と利己のように二律背反するような事象や事柄をあらわしていると思うけど、突き詰めれば、男と女かな。

もっと言うと、Dogcat とか Catdog みたいな合いの子と
言うか融合と言うか、ハーフじゃなくてダブルのイメージ。
やぶにらみ
そうか、イタリア語なら[D]の比率はもっと増えるかも
しれんな!

だが、もう調べる気はない。 副題に[D]の文字が付く
ものが多いというだけで十二分に目的が果たせたわけで、

それよりも、『中性美』の記事の内容の方が気になる。

聖セバスティアヌスはBLのアイドルだが、本来は黒死病
(ペスト)の難から逃れて、身を守ってくれる守護聖人で
ペストと言ったらネズミだし、ネズミなら猫が頭に浮かぶ。

魔女裁判で猫も一緒に虐殺したことが、ヨーロッパでの
ペストの流行の一因だとの俗説もあるし、このあとの方の
ページでは猫が話題になっている。

そこでは、猫がイエスのメタファであると臭わせているし
犬との対比も語られる。

犬と猫とは、洗礼者ヨハネ(犬)とイエス(猫)のこと
だったのか?
ココナン
プレゼントされたから、エールを送るわけじゃないけど、
罠のタネがまかれていると思っている「D」が頭文字の
タイトルになかに『破壊神』を加えてみてください。

イタリア語での『破壊神』(Dio Della Distruzione) は、
トリプルDですから・・・

それと、当然、『神と神』(Dio e Dio) もそうですが、
「かごめかごめ」の「後ろの正面だ~れ」の後ろの正面
(Davanti Dietro) って、『裏の裏』の意味かも・・・

これはもう、タネと言うよりもネタにしてるようですが、
なんせ「裏の裏」ですからね!

でも、イチオシは『中性美』です。

『神と神』は『裏の裏』でもあって、二重神(Doppio Dio)
つまり、双性(中性)のダブル神 です。

アナグラムからこれだと思うポントルモの絵を物色中に
見つけた中に、聖セバスティアヌスと聖母子たちの絵が
あって、前からずっと気になってたんですが、『中性美』
の記事の中にも重要なメッセージが隠されているようで

ちなみに、「隠された神」Dio Nascostto 
は「DN」の有力な候補の一つです。

他にもいくつか候補がありますが、『陰謀論』のページで
コメントする予定でいます。
江戸川ドイル
[D]がらみの副題が、40タイトルもあるとは驚きだね!

ま、それはともかく[D]に秘密が隠されていることは
疑いようもないわけで、消えた(disappear) 「D」を発見
する(discovery) ドキュメンタリー(documentary) が「D」
の罠だと言う、やぶにらみさんの表現は言い得て妙です。

むらさきさんやココナン君たちが、アナグラムから迫る
なら、こっちはタイトルに込めた「Dの謎」を徹底して
追究しようと思います。

さしあたっては、『裏切者』Double-crosser
『中性美』
Double-gender 『隠し絵』Double-imege などのダブルの
タイトルの他に「D」の頭文字がダブっている『妄想癖』
Delusion-Dreamer や『白日夢』Day-Dream や『裏工作』
Dodgy-Dealings などのダブル[D]のページ、

さらに、シリーズの初期のサブ・タイトルは10回程度での
終了を予定(2号さん自身が告白)していたために、
『謎の手』、『謎の指』、『サイン』、『謎の肢』と実に
直接的ですが、Dark sign や Dragon's sign あるいは、
Devil's sign などに置き換えることができます。

おそらくはこの辺りの記事に罠のタネがまかれていると
思うのですが・・・

『陰謀論』のコメントで、ココナン君たちに塩を送った
ように、イタリア語では、神(Dio)も悪魔(Diavolo)も
「D」が頭文字なんですよね。
きくらげ
やぶにらみさんの労作に報いるだけの知見を残念ながら持ち合わせていないのですが、「ダ・ヴィンチの罠」がある種のドキュメントであることは分かる気がします。

自分にとって不都合で不利なコメントも消去せずに記録として残していることからも、それは確かでしょう。

それにしてもサブタイトルでのⅮの氾濫には驚かされますが、かなりの意訳も目立ちます。

まあ、直訳だと『濡れ衣』は、Wet clothes(濡れた服)だし、『半神人』は、half god man(半分神の人)になっちゃうし、日本語のニュアンスを正確に訳すのは難しいよね。

さすがに、これは偶然だとは思うけど、よくもまあ、調べる気になったものと敬服いたします。
やぶにらみ
うむ、目の付けどころが同じとは、デキるなオヌシ・・・

そんな風に余裕をカマしたいところだが、一足先を越されてしまった感が強いのが実際ですな!

さて、どうしたものか、ドイルさんが挙げたもの以外の[D]がらみのタイトルを列挙しようとも考えたが、それでは余りにも芸がないので、確率的考察から始めようと思う。

まず、これまでの『ダ・ヴィンチの罠』の副題は『予告版』も含めると160タイトルありますが、[D]がらみのタイトルはおよそ40タイトルが数えられます。

4分の1、つまり、4つに1つは[D]のつく言葉に訳されるか、[D]がらみのタイトルに置き換えることが可能です。

アルファベットは、26文字だから平均すれば 6.15タイトル(占有率3.84%)でいいものが、40タイトルで25.0%を占めるわけだから、尋常ではないわけですな。

だからどうした、と言われたら答えように窮するわけだが、そこに秘密があるとしか言いようがないのです。

一応、ドイルさん以外のいくつかを並べてみますか。

【順不同】

『外交官』(Diplomat)
『半神人』(Damigod)
『犬と猫』(Dog & cat)
『演繹的』(Deductive)
『龍の爪』(Draggon's claw)
『破壊神』(Destruction got)
『矛盾点』(Discrepancy point)
『龍蛇族』(Dragon serpent)
『予定稿』(Draft)
『挑戦状』(Defiance letter)
『目論見』(Design)
『眠り猫』(Dreaming cat)
『舞台裏』(Dressing room)
『眉唾物』(Dubious matter)
『冥王代』(Dynasty)
『処方箋』(Decides-dosage)
『醍醐味』(Delicious)
『進化論』(Doctrine of evolution)
『天邪鬼』(Devil's advocate)or (Devious-men)

『大発見』『新発見』『再発見』は、発見(Disccovety)
の応用でそれぞれ、Great、New、Reが付きます。

『DNA』はそのまんまですな!

他に、Dual、Decision、 Divine、Decree なども副題の訳になりそうなんだが、

これらを列挙するよりも、その意図を探った方が有益だと思うので、この辺でやめにしますが、

要は、Disappear 消えた[D]を Discovery 発見する
ことで、Destination 目的地を目指すドキュメンタリー
(Documentary)が、『ダ・ヴィンチ(da Vinci)の罠』の
狙いだろうか!?
江戸川ドイル
『ダ・ヴィンチの罠』の副題に目を付けた、やぶにらみさんの睨みは正しいと思いますよ!

俺が「ダブルの謎」を追うとしたのは基本的にサブ・タイトルのことだし、「ダブルの謎」は、ダブル(Double)を使って外国語訳(英訳)されるサブ・タイトルで、

『隠し絵』Double-Image や『裏切者』Doubl-Crosser
『中性美』Double-Gender

などのほかに、[D]がダブって訳されるタイトルで、

『白日夢』Day Dream 『妄想癖』Delusion Dreamer
『裏工作』Dodgy Dealings etc …

単体なら、『獅子吼』Dumplings 『異端児』Dissenter
『化け物』Devil or Demon などで、

『黄金比』Divine Proportion のように[D]+ その他のアルファベットの組み合わせを入れるとかなりの数の副題の頭文字が[D]で作れます。

詳細は、やぶにらみさんにお任せしますが、「ダブルの謎」も含めた[Dの秘密]の奥行きは相当に深いような気がします。
やぶにらみ
記事の修正に、てんてこ舞いなのか、何か意図があってのことなのか、はたまた、アクシデントに見舞われたのか?

更新待ちにしびれを切らしたので、やぶにらみ的に「Ⅾ」の持つ秘密を推理してみると、先に『姦通罪』のコメントに書いた裏切り者「Double-crosser」はイチオシとして、気になるのがDrマリオが指し示す、「この秘密はムズイよ」、つまり、ドクターである「Ⅾ」がムズイ=難しい=「Diffculty」 だと「Ⅾ」が頭に付く言葉を囁いていることです。

そこで、『ダ・ヴィンチの罠』の副題を英訳した場合に、頭に「Ⅾ」が付くものがあるかと思って調べ始めたところ、まだ途中ながら意外なことがわかってきました。

ですが、もう遅いし、コメントも長くなるかもしれないので、明日以降に漸次説明しますが、驚くべきことが判明しつつありますぞ!
シャボン玉
きくらげさんは正直だなぁ。

かの地はローマの属国でローマの統治下にある以上、ローマの法律で裁くのが筋だけど、暴動が起こるのはマズイし、おれも触らぬ神に祟りなし派だから結論は、即、死刑だね(^▽^;)

なんて思っていたら、他の記事のコメントでは人が違ったような鋭い観察眼で思い切った指摘をするし、辛辣な面もあるんだなあ、と、

それと「笛吹けど踊らず」の出典が聖書だったとは・・・

勉強になりますね。「ありがとう」 むらさき納言さん。
やぶにらみ
北海道弁を使った見事なツッコミ返しですな。
なかなかナイスですぞ!
江戸川ドイル
はんかくさい戯れ言ですいません。

お付き合いのほど恐縮です。
やぶにらみ
江戸川ドイルさんとやら、洒落臭い(しゃらくさい)ですぞ。

いまなら、「うざい」とか「こしゃくな」とか
・・・

要は、小生意気にも「シャレた真似しやがって」という
ような意味ですが、もう死語に近いのか、最近とんと耳に
する機会がないですなぁ。

ひとつ言葉遊びに入れてやってくだされ!
江戸川ドイル
本当はカビ臭いんじゃなくて、アホ臭いやバカ臭いって
言いたかったんじゃないのかな?

聖書の中身のことですが・・・

面倒臭がらず、青臭い芝居はやめて、生臭く行きましょう。

だいち、シロウト臭いし、ドン臭いですよ! 

古臭い聖書の話なんて、辛気臭いったらありゃしない。

照れ臭がらずに、男臭く、泥臭く行きましょう!

これじゃ、水臭いし、ケチ臭いし、貧乏くさいですよ!

以上、

キナ臭い、胡散臭い、小便臭い、カビ臭い、以外での、
「臭い」を使った言葉遊びでした。

え! 乳臭い真似するなって、バタ臭いよりはマシでしょ。
むらさき納言
ほんとに不思議と作れるんですね!?

ココナンくんも凄いけど、おじゃま虫さんにも脱帽です。

しかも、ほぼ、ピッタリの意味になる洗礼者ヨハネの斬首を思わせるアナグラムにはビックリです。

それと、説明の中では抜けてましたが単独の[J]は
ヨハネやイエスの他にユダヤという意味の頭文字ですね。

「笛吹けども踊らず」の出典はマタイの福音書11:17、
シャボン玉さんは知っていて、引用したのかな?

しかも、その前の11章2節から6節は、牢獄のヨハネが
イエスのもとに弟子を遣わして、「来たるべき人」か
どうかを尋ねるシーンです。

何だか奇妙なめぐり合わせですよね!
おじゃま虫
どっちにしようかと、迷いましたが、「濡れ衣」のページでのアナグラムは、ココナンさんにお任せして、このページに関連すると思われるアナグラムが出来ましたので見てください。

[AARON PALS J L PP]
アロン/仲間たち ユダヤ/リーダー ポンティオ・ピラト

または、[AARON’S PAL L J P P]
   アロンの友人 首領 イエス 政治的ポジション
   アロンの身内 先導者ヨハネ 思想的処罰

ユダヤのリーダーとは、ユダヤの王イエスでもいいし、ユダヤ総督のピラトを指すのかもしれませんが、アロンの仲間たちという意味からはイエスかと思われます。

また、単独の[L]は、リーダーで首領や先導者、[J]は、
ヨハネやイエスの頭文字、[PP]はポンティオ・ピラトや
ポリティカル・パニッシュメント(政治思想的刑罰)です。
やぶにらみ
またまた、持ち越しかいな!  やぶにらみの眼がますます離れてしまうわ。

しかし、ポンティオ・ピラトの裁判は考えさせられますな。

これぞ官僚と言うべき対処の見本のような・・・
きくらげ
自分は弱い人間だと、自覚したうえでのコメントですが、

ピラトは最低の人間だとか、人を見下すところがあって、疑り深く自己中であるという評価が一般的です。

でも、もし自分がピラトの立場にあったらどうだったんだろうと考えると、果たして、正義を貫けたという自信を持てないのも事実です。

イエスはローマの法律では無実だと思われるけど、この地はユダヤでイエスはユダヤ人です。

ユダヤ的には「みだりに神の名を唱えてはならない」というのに、自分は神の子だという男に民衆は怒っているわけで、無罪放免としたら暴動は必至だし、激昂した人々に何をされるかわからないような状況です。

彼は必死に考えて水で手を洗うことで、ユダヤ的には有罪でも、イエスは無罪であると示したわけで、それが精一杯の抵抗だったと思う。

自分なら、そんなジェスチャーやパフォーマンスも出来ずに、ただ暴動が起こらないことを願って、イエスを処刑していたと思います。
シャボン玉
きょうは、ラッキー。  一発ゲットで気分は爽快!!

うーむ、同じものを見たり聞いたりしても、同じ結論になるとは限らない、ってことだね。

角度を変えれば、状況次第では、いくら笛を吹いても踊らない奴もいれば、踊り狂う奴らもいる。ってことかな?
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