ヒトとは、広義にはヒト亜族に属する動物の総称で、
狭義には現生人類を指します。
「ヒト」はいわゆる「人間」の生物学上の標準和名で
、生物学上の種としての存在を指す場合にはカタカナを
用いてこう表記することが多い。 ― Wikipedia ―
「人間の祖先はサルである」とよく言われる
けど、生物学的分類では人間は、サル目ヒト科ヒト属です。
ですから、ヒトは
「サルから(別の生物に)進化した」とは
考えずにアフリカの類人猿の一種であると考えます。
生物学的に人間(ヒト)に最も近いのは大型の類人猿で、
ヒトと大型類人猿が「ヒト上科」を構成します。
「霊長類」というと、なんとなく人間や大型の類人猿を
想像しがちですが、アイアイやキツネザルやオナガザル類
など約220種が現生していて、ヒトはサル目の一員であり、
霊長類(サル類)の一種にほかならず、一般的にはサル目
からヒトを除いた総称をサルとすることが多いわけです。
そこで、
チンパンジー(類人猿)をサル(猿)と言ってしまうと、猿と
チンパンジーの違いよりもチンパンジーと人間の違いの方
がずっと小さいので、人間は猿であると言うのと同じ
ことになってしまうのです
ところで、
出典:bestanimations.com
人間とチンパンジーとのDNA(遺伝子情報)の違いは
僅かに 1%に過ぎないと言われていますが、
それは本当のことなのでしょうか
チンパンジーの大好物であるバナナの遺伝子情報でさえ
半分は人間のDNAと同じだそうですが ・・・
つまり人間とバナナでは50%、人間と犬では80%、そして
チンパンジーでは99%のDNAが同じだと言われます。
そう聞くと我々は、どうしても染色体に代表されるDNAの
遺伝子情報のごく一部、つまり100のうちの1つだけが違う
というように受け取ってしまいますが、
厳密に言うと、そういうことではありません。
人間とチンパンジーが別の種に別れたのは、600万年前
から800万年前だとされていますが、枝分れをした以降も
それぞれ独自の進化を続け、遺伝情報も変化をします。
人間の染色体が23対なのに対し、チンパンジーは24対
ですし、人間にはあるけどチンパンジーにはない情報や、
その逆のパターンなど、要はそれ以外の部分についての
塩基配列(ATCG)の一部だけが違うわけで、
そうした塩基配列の僅かな違いをチェックし数えてみたら
その違いが 1% だったということです。
しかしながら、
塩基配列の文字列の違いの部分は数えられるとしても
、まったく違う部分の扱いが大きな問題となります。
仮にDNAの情報を文章に置き換えたとしましょうか
記述自体は同じでも相前後する位置にあるとか、内容は
同じでも表現方法が違っていた場合に、これらの文字数を
すべて1文字ずつ違うものとして計算をするのか、それとも
センテンスやパラグラフ全体を1つの違いとするのかでも、
あるいは、また同じ内容の文章でも文字列の順序が違う
とか、句読点の位置の違いや、節や段落の違いをどうする
のかについても難しい判断に迫られるわけです。
そうした大きなゲノムの違いが人間で25%、チンパンジー
では18%あったそうで、この難題の解決にゲノムの解読者
たちは「大きく異なる部分は切り捨てる」という
大胆な手段に出たわけですが、
その文字数の合計は、なな、なんと13億だったとか
一方で残った24億の文字だけを比較して出された結果が
「98.77%の一致」ということなのです
ゲノムの解析結果もさることながら、根本的な問題として
人間のDNAの4分の1、チンパンジーで5分の1近くもある
相違事実を無視して、僅か「1%」の違いしかないとする
のは如何なものでしょう
それだけではなくDNAの僅かな違いで、姿かたちや性質
がまったく異なる場合やDNAがかなり違うのに、見た目も
気性も同じように似ていることもあるわけです。
たとえば、
アルファベットでのつづりにしても、「MIX」と「 MAX」や
「CHANGE」と「CHANCE」のように1文字違うだけでも
まったく違う意味になりますし、「DOG」と「GOD」のように
同じ文字でも前後を逆にすると違うものになります。
そうかと思えば日本の回文(しんぶんし)のように前後を
逆から読んでも同じ音と意味をあらわすこともあります。
さらに言えば、
DNAでは高い合致率のチンパンジーたち類人猿の仲間
より、人間とブタの方が生体学的には共通点が多いとか、
つまり、DNAの情報の差が小さいことをもって、生物学的
に「近い」とは言えないということです。
むろん、人間とチンパンジーをはじめとする大型の類人猿
が遺伝的に非常に近い存在にあることは確かなことですが
、解剖学的には大きな違いがあります。
類人猿と異なる毛のない皮膚や分厚い皮下脂肪など人間
だけに際立った特徴があり、その特徴をすべて兼ね備えて
いるのが、ほかならぬブタなのです。
事実、ブタの皮膚組織や心臓弁などは人間に移植されて
いますし、その体組織から作られた物質は薬剤として使用
されています。
医学的に言えば、ブタは解剖学的にも生理学的にも人間
に非常に近いわけで、チンパンジーと人間の違いを探せば
探すほど、その違いは人間とブタの類似点となってしまうと
いうような皮肉な結果を招くわけです。
そう言えば、イスラム教やユダヤ教で豚肉を食べるのを
禁じているのもその辺りに秘密があるのかもしれません。
ブタが不浄の動物で汚らわしいとする理由に、
ブタが猪と人間とのハイブリッドだからという
トンデモな説がないわけではありません
そこで、お得意の妄想を働かせれば ・・・
遥か遠い昔に地球にやってきた異星人たちが野生
のイノシシと未開の猿人とのハイブリッドをつくり、家畜化
したうえで、さらに奴隷や労働力を確保する目的のために
異星人との間で異種交配を行った結果、誕生
したのが人間ということもないとは言えない話です。
ないない 絶対にありません
でも、ひょっとしたら ・・・
ダ・ヴィンチが『モナ・リザ』に隠した謎の正体とは、
頭に王冠を戴きマントを纏ったその真の姿は
レプティリアン(爬虫類人)としての龍蛇族の一員で
太古においては神として崇(あが)められていたが、
ローマ・カトリックによってサタンに貶められた
ローマの光の神ルケティウス(ルシファー)であり、
彼を不憫に思ったダ・ヴィンチが危険を冒しつつも
その真実を伝えるための「罠」を自らの作品に
仕掛けたという妄想的仮説が成立しないでもありません。
畢竟(ひっきょう)、
こんな輩たちが、その犯人(異星人)なのかもしれません。
実は意外と知られていないことなのですが、ブタの知性は
霊長類に次ぐと言われていて、迷路を解く実験をするとブタ
が決まって動物のなかで一番になるのだそうですよ
日本では古(いにしえ)より龍が螺旋(らせん)を描いて
舞うことによってさまざまな天変地異や自然現象
が起こると考えられていました。
出典:bestanimations.com
突如として空を覆う雨雲、大潮や竜巻
風雨に関連する気象現象の多くは龍神が司り、
渓谷の起伏、河川のうねり、神社のしめ縄からDNAの
二重らせん構造に至るまで、自然界の多くのものが龍を
模してつくられているようにも感じます。
古代の中国神話に登場する「神」または伝説上
の「皇帝」で、「三皇五帝」のひとりに数えられる
伏義(BC3350年~BC3040年)は女媧と兄妹(姉弟)
、あるいは夫婦(大抵はその両方)とされていて、遅くとも
漢代には互いに尾を絡み合わせた人面蛇身(蛇身人首)
の像が作られていたそうですが、
DNAの二重らせん構造 伏義と女媧像
どう見てもDNAの二重らせんを連想してしまいます。
それもそのはずで、この像(絵)は雌雄の交尾を象徴して
いるわけで、天円地方(天は円く、地は方形)であると
いう古代中国の宇宙観に基づく太極(万物の陰陽は
表裏一体であること)をあらわしているのです。
左の女媧はコンパスを、右の伏義は直角定規を手にして
いますが、これはコンパスで円(天)を、差し金(直角定規)
で方(地)を創造したことを象徴しています。
しかし、
本来ならば天は雄(男)であるための円を描くコンパス
を伏義が持ち、地は雌(女)であるための方をひく差し金
(直角定規)を女媧が持たねばならないのですが、陰陽
の二神が交わる時に互いの持ち物を交換するという、
つまり、交尾の後で伏義が本来の持ち物であるコンパス
に象徴される「太陽」 天空 = 宇宙を受け取り、
女媧が直角定規である「月」 地上 = 地球
(大地)を受け取るようになるというわけなのです。
同時にそれは、互いの持ち物としてのDNAの交換、
要するに、
互いの遺伝子情報を半分ずつ交換することを
もって太極を成す(人間が創られた)ことを意味します。
言い換えれば、
ここにも「二つがひとつ」であるとするダ・ヴィンチ
が思い描くプラトニズムの思想があるわけです。
ちなみに、
女媧以前には、地上に人間はいなかったとされていて、
女媧は人間をつくった創造神(土と縄で人類を創造
した女神)だとされているのです。
また
「伏義と女媧」に関する別の話によると、
この2人は太古の大洪水に、ただ2人だけ生き残った
兄妹〈姉弟〉で、やがて夫婦となって現在の人類
の始祖となったとされています。
いずれにしても、
気になるのは彼らが手にするコンパスと直角定規です。
コンパスと直角定規の結合は、男と女、陰と陽、天と地、
精神と物質などの融合を意味しますが、
巷で話題に上る秘密結社フリーメイソンの
シンボルマークにも描かれているのです。
ダ・ヴィンチがフリーメイソンのメンバーだったとか
、文書として残るとされる秘密結社シオン修道会の
総長であったという名簿の存在とか ・・・
「ダ・ヴィンチコード」の大ヒット以来、
秘密結社に注目が集まり、何かと姦(かしま)しい限りです
が、個人的には眉唾(まゆつば)だと思っています。
いずれも誤解と捏造によるものだと考えますが、
それよりも、ブタと猿人と異星人のハイブリッド(混血)が
人間であると考える方が、むしろずっと可能性があります。
龍に蛇の神とDNA ・・・
古代メソポタミアの地で人類に最初の文明をもたらせた
シュメールのフツリ人が伏義で、ラガッシュ人が女媧
であり、そのラガッシュ人が日本の白鳥族なのだと
言われていますが、龍神伝説にしろ、八岐大蛇
(ヤマタノオロチ)やスサノオの神話にしても ・・・
それらと無関係な話ではないのかも、
はるかに遠い大昔に地球にやって来たという訪問者
の存在は、果たして「火のないところの煙」
なのでしょうか
次回は、その地球への訪問者(異星人)について
広く深く考察してみたいと思います。
『伏義女媧像』北京故宮博物院蔵
サルとブタとヘビの混合が人間なんて、
「申(サル)年に 豚(とん)でもない話し蛇(じゃ)ないか」
「直角定規は『矩』(さしがね)とも書く
が、いったい誰の“さしがね”じゃあ」
これはどこまで信憑性のある話なのか
我々はどこから来て、これから先に
どこへ行こうとしているのだろうか
… to be continue !!
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