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試練を与えたい訳でなく幸せをつかんでほしい

2017年10月29日 09時48分34秒 | 日々の日記
また少し暗い内容ですが、何度も繰り返す必要があるくらい大事なことですし、女性には出産後や5年後10年後に後悔してほしくないので書きます。(SMCを検討している女性向けです。)

選択的シングルマザーは勢いでなるべきではありません。
繰り返し書いているように、経済的にある程度以上の自信がある人でなければ、母子家庭ではぐしゃりと人生が折れてしまうことがあると思います。
周りからの支援が相当確約されていない限り、年収400万円は超えている必要があります。理想は600万円以上です。

選択的シングルマザーに何が起こるかというと、まず出産時です。産婦人科で、ご主人は?と必ず聞かれます。手順として、おそらく何回かは聞かれて、慣れていないスタッフからは少し気まずそうに聞かれることもあるでしょう。

産んだ後は人によってはホルモンバランスが崩れ、産後うつになるケースもあるでしょう。ドラマ「コウノドリ」の最近放映しているシリーズの産後うつの若いママの様に、人によってはですが、あんなに欲しかった我が子を愛せず、泣いて泣いて泣きまくる赤ちゃんを殴り殺したい心境に襲われることもあるでしょう。選択的シングルマザーの場合、そんな時も旦那はいません。

次は区役所など役所です。
窓口で父親不在を告げる必要があります。それはあなたのただの興味でしょう、という質問も受けるかもしれません。

そして(働くシングルマザーの場合はほぼ必ず通わせる)保育園。
入園式、GWの催し、お祭、敬老の日、運動会、その他レクリエーションの日に、他の家庭ではお父さんが普通に来ます。こちらは母子家庭。そこでも毅然と、普通に過ごせるか。
これらの場面ではおそらく、独身の女性が想像する以上に切なく、もしお母さんが少しでも後悔の念や後ろめたさを見せたら子供は傷付き、人生への自信がなくなります。
そういったことが延々と続きます。
それでも本当に選択的シングルマザーになりたいですか?
20代や30代前半の方は特によく検討された方が良いです。

選択的シングルマザーとしてどうしても産みたい方は、下記のことが準備できるのではないでしょうか。
まず、両親からの理解を得て、協力を必ず約束してもらうこと。
経済的な困窮は絶対にないように、できる全てのことをよく準備しておくこと。節約や貯金の努力だけでなく、そもそもの収入を増やすこと。
制度の手厚い区や市に引っ越すこと。
熱心で信頼でき、働くママの味方になってくれる保育園を調べること。そこへ入れる方法を入念に調べ上げること(シングルマザーは大抵他の家庭よりも入りやすい様ですが、どうしてもその保育園に入れたいなら、その前に認可外保育所に1ヶ月だけ預けて1点でも点数を稼ぐとか、細かいことですが、執念でやる人も結構たくさんいるそうですよ)。

今のうちに想像しておいていただきたい心構えと、準備面はこんなところでしょうか。
赤ちゃんは本当にかわいいですが、よく準備して迎えてあげないと、おそらく幸せにしてあげられません。

これからの方を応援しています。
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