goo blog サービス終了のお知らせ 

精子提供ボランティア 愛情くん

精子提供を望む女性は「愛情くん コンタクト・フォーマット」で検索して下さい。

クローズアップ現代で

2014年02月27日 21時58分47秒 | 日々の日記
クローズアップ現代で個人の精子提供活動とその実態についての放映がありました。
この活動を続けてきた私からすると、あの内容は全て真実であるが、
主観に基づく一断片に過ぎないと感じました。
「主観の集合が、客観」という言葉もありますが、
性悪説に基づき、ひたすらコインの裏側のみを追求するような構成には
最初の数分でうんざりしました。

大衆は確かにあの胡散臭い提供者たちの像を(といっても彼らの表に立った度胸は素晴らしいです)、
胡散臭いものとしてえぐり出すことを欲望として求めるのかもしれませんが、
それぞれの女性たちと精子提供者たちのそれなりに深い事情も、
そして人の役に立ちたいというまっすぐな提供者たちの良心も、
もう少し客観的に公平に立ち上がらせることは出来なかったのかと。

確かに、おそらく高学歴だったり社会的な地位のある提供者ほど、
メールでしか回答は得られず、取材チームも苦労されたことでしょう。

しかし、まるで犯罪者を見るような眼差しで精子提供ボランティアを
学会の規制強化や政治の面から取り締まってはというスタンスは、
それを支える科学的な根拠の提示も乏しく(例えば一般男性の群の精液の感染率と、
精子提供者の群の精液の感染率の比較データやサーベイなど、バックデータの提示が一つもなかった。
あったのは、権威とされるセンセイのリスク・リスク一点張りの感情論と、
アメリカではこうです、の時事的な情報のみ)、
真実のある一面しか映し出していない様にも感じました。

全体を通じ女性側の感染リスクの一点張りの論調でしたが、
そもそも、自分の子を産み、その子と幸せになることを望むヒトの自然な感情や、
人の役に立ちたいという純粋な気持ちも有りうることも、
もう少しありのまま伝えていただけたらなと私は感じました。

皆さんはどう感じ、考えたでしょう。


精子提供ボランティア
愛情くん
aijyou-kun@mail.goo.ne.jp

コメント    この記事についてブログを書く
« この活動で思うこと | トップ | NHKの影響力 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。