12月に入り数日が経過。
今年はどういう訳か,例年では見られないほど暖かい日が続いている。
年末も近づき,家の中のことや屋外の作業をするには助かるのだが,例年にない異様ともいえるこの暖かさに少し不安も覚える。
さて,先週の出来事。当方宅の自家用車,TOYOTAの「CAMRY」。
この年末(24日)で納車から6年が経過するのだが,ここ4~5ヶ月くらい前(もう少し前だったかも?)から,停止時から低速で走り始めると,車体前方の方から「ペタコン・ペタコン」という音が聞こえ,通常走行時にはその音が消える,といった症状が続いていた。
当初,タイヤの変形や亀裂,空気圧の減少,また車軸周辺の異物巻き込みなどを疑い,見てみたが特に何もなかった。
そこで,ちょうど定期点検の時期でもあったので専門家に見てもらったところ,最初に指摘されたのは,気になっていた「異音」のことではなく,タイヤ表面の劣化(ひび割れ)のことだった。
この状態だと,荒天時のハンドリングに支障をきたす可能性があり,ひび割れも深くまで達している可能性があるとの指摘を受け,どうせならこの際,タイヤ交換も含め異音に対する調査もあわせてお願いした。
当方が乗る「CAMRY」
4本のタイヤの状態はほぼ同じで,溝はスリップラインには届いていないが,表面の「ひび割れ」が無数にある。
新しいタイヤの購入契約後,10分経たずにピットに案内された。
作業が開始され20分が経過したころかな・・・,呼び出しを受け行ってみると・・・。
作業にあたっている担当者から,
「運転席側前方のタイヤをホイールから分離させたところ,ホイール側に取り付けられている「エアバルブ」がこのような状態になっていた,これが「異音」の原因だろう」
と報告を受けた。
「CAMRY」のエアバルブには「空気圧センサー」が取り付けられており,見事に破損していた。
通常の走行でこのような状態になってしまうこともあるのか,と聞いてみたところ,
「おそらく取付時のミスも少なからず考えられるので無償交換する」とのことだった。
「空気圧センサー付きエアバルブ」は店頭に在庫しておらず,取り寄せとなる,とのことで,この場は応急処置で作業を完成させる,と説明があった。
説明を受けた後,店内に戻るとき,作業が行われている当方の車両の脇に,これまで履いていたタイヤが置かれていた。結構・・・どころか「かなり!」汚れが目立つ。
★ もう少し手入れをすればよかった・・・と反省
この後,作業完了の連絡をもらったのは1時間40分後であった。
エアーバルブの応急処置が施されたこともあるので仕方ない。
担当者と今後の打ち合わせもほどなく済み,新しいタイヤ装着後,早速走ってみた。
気になっていた「異音」はなくなり,通常走行もハンドリングも実にスムーズに感じる。
これまで装着していたタイヤの表面(全体?)がどれだけ硬化していたのか,よくわかる。
タイヤが新しいので一皮むけるまで・・・,100~150kmくらいは大人しく走行する必要がありそう。
★ 翌日「空気圧センサー付きエアーバルブ」は無事に交換完了
★ 早い対応に好感度アップ! 担当者ありがとう!!