2回目のおやつ作りをワクワク待っていた『あお組さん』。2日前になると、子ども達から『先生エプロン使うよね?』『明日持ってくるね!』と準備するものに気づき用意しようとする姿がありました。
桜小訪問以後、自分の使うもの、必要なものは自ら用意しようとする意識が出てきました。その意識は幼稚園でも見られています。先生のお手伝いも積極的にする姿が増え、皆で声を掛け合うようになり、気が付くと『~してくれてありがとう』『待って手伝うから~』『ありがとう』の声がよく聞かれています。そんな中にいると、心がぽっと温かくなりますね
さて、エプロンを身に着けると・・・みんな腕まくり消毒を済ませ、さぁ始めましょう。
2月のおやつ作りということで、バレンタインにちなみ・・・『チョコレート』を使い作りましょう。
材料から何が出来るか考えました。『ドーナツ・ケーキ・クッキー』といろいろ出ましたが・・・今日はミスタードーナツで人気の『チョコが入ったポンデリング』に挑戦です。
まずは、チョコレートを刻み。包丁を握る手も慣れた手つきになりましたね。もっといろいろ刻みたかったようでした。材料をボウルに入れ混ぜましょう・・・『先生なんだか動かないよ・・・』『うわ~手が痛くなる』と言いながらもたくさん混ぜると美味しくなるよ・・の声掛けに必死にグリグリ
丸めましょう・・・粉を手に付けて丸める作業。『手にべたべたくっつくなぁ』と言いながらも、そこはさすがの子ども達。楽しさからどんどん上手になり、チョコを包むのも❝チョコが出ないように❞と生地をうまく伸ばしたり、丸めながらお団子にしていました。
油で揚げる作業・・・『先生火傷しないようにね』と自分たちの事より職員を心配してくれる優しいお友達
お箸を使って、転がしながら揚げ最後にパウダーでデコレーション
もも・あか組き組さんへお届けに
皆『うわ~おいしそう』『食べたーい』とほっぺに手を当てる可愛らしい姿にあお組さんも嬉しそうでした。
あお組さんも『うわぁ美味しい』『おかわり欲しい』『先生100点あげる』『ママに食べさせたいな』『お家で作りたーい』『柔らかくてお餅みたーい』と皆大満足し、笑顔がこぼれていました。
甘~い香りに包まれながら、楽しいひと時となりました。
今年もいろんなおやつに挑戦しましたが、作る楽しさを味わいながらお腹も心も満たされ、素敵な時間となりました。また自分達が作ることで、食べてもらう立場の気持ちになり給食やお弁当でも苦手な食材に対しても意識が変わり、子ども達自身様々な事に気が付く機会に繋がったことが傍で見ていて嬉しく感じています。