閉ざされたドアの向こうに

こいつ生きてる人間じゃない


自分が稲川淳二氏、敬意を込めてイナジュンと呼ぶが、イナジュンを知ったのは小学生の時だった。
塾の友達から本を借りたのがきっかけだった。その後、本や漫画を買っていたが、昔よく聴いていたラジオ番組『伊集院光 日曜日の秘密基地』のゲスト出演を気に怪談以外の部分を知ることになり、

ついに、今年8月に『稲川淳二の怪談ナイト』に行ってきた。

今年はイナジュンが70歳を迎える25周年記念講演らしい。

なので帰りに記念グッズのポストカード入りこなきもちを購入した。

セットは茨城の工房を模したものでイナジュンが登場するなり「淳二ー!」やら「イナジューン!
」の声援。

これに応えるように客席の隅々まで手を振るイナジュン。

老若男女、こんなに人気の70歳はイナジュンぐらいだろう。


各話の区切りにイナジュンが「息してますか?」と客席に語りかけたりして飽きさせない


肝心のお話は、新作がほとんどだと思うが一話だけ、すごく有名な話で誰が最初に話したのか不明なものがあった。どうやら、森末慎二氏がスタートらしい。

その他、「やだな~恐いなぁ~」は聞けなかったが「こいつ生きてる人間じゃない」は生で聞けた。
怪談が終わると心霊写真のコーナーになるのだが、イナジュン客席いじりまくりであった。

ところで、イナジュンが『サダオ』という毎年変化する恒例の心霊写真を紹介している時、プロジェクターの画面がゆがんだのは何?客席から悲鳴も聞こえたんだけど・・・

まあ、とりあえず行って良かった。

閉幕の時もイナジュンは客席の隅々まで手を振っていた。来年は盛大に振り返したい。


読んだ本
『山の霊異記  幻惑の尾根』安曇潤平(著)
『実話ホラー 死霊を連れた旅人』安曇潤平(著)
『真説 稲川淳二のすご~く恐い話 上がれない二階』稲川淳二(著)
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