今年も今宮戎神社の「十日えびす」が一月九日の「宵えびす」で幕開けしました、一月十日の「本えびす」と盛り上がり一月十一日の「残りえびす」を最後に三日間の幕をとじました。今年最初の浪速のお祭りで毎年この三日間に約百万人を超える参詣者で賑わいます。
豊臣時代、庶民のえびす様への信仰が厚くなり、この頃から市街が発達し、大阪町人の活躍が始まり、江戸期になると大阪は商業の町として繁栄を遂げ、それと期を同じにして今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇められる様になって来ました。
この頃から十日戎の行事も賑わいを見せ、延宝三年(1675)の現存する最も古い大阪案内の図「葦分舟」に十日戎の状景が描かれているそうです。
そして十日戎を象徴するのが、神社から授与される小宝で「吉兆」(きっちょう)と呼ばれているものです。
私も毎年古い福笹を返しに行き、新しい福笹に吉兆を付けてもらい今年一年の家内安全、無病息災を祈り家に祀ります。
今年は七つの吉兆を付けて貰いました、小判、銭袋、米俵、末広、分銅、大福帳、打での小槌、などで一個¥1500で付けて貰えます。
その縁起物の吉兆を授けてくれるのが、お馴染みの福娘です、 毎年暮れに大変な競争率の選考会で選ばれてきます、今年は2984人から一般枠40人、と留学生10人が選ばれました。
福娘の笑顔で吉兆の数も増える
これが今年の我が家の福笹
今年は一月九日の「宵宮」に行って来ました昼から行ったのですが、既に大勢の参詣者で境内は超満員で入場制限が行われていました、やっと入れても賽銭箱までは辿り着けません、押すに押されて最後諦めました、福笹をやっとの思いで貰い、、吉兆を付けてもらって、境内から出る事にしました、ずらっと並んでいる縁起物を売っている夜店を見ながら帰路に付きました。
今回は主にこの夜店で売っている煌びやかで鮮やかな縁起物を紹介してみます。
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