先週のNHK大阪「ほっと関西サタデー」のロケのテーマは
野花でした
ハコベが紹介されたのに「おっ!」となる
理由は至って単純でセキセイインコを飼っていたから
僕が生まれる前から我が家はインコを飼っていた
今は飼っていませんがつがいで飼っていたので僕の人生の大
半はインコと共に過ごしたことになる
ある程度の年になるとインコの世話をすることを親から命ぜ
られる
インコが好きだったので拒否どころかウェルカム
インコの好物としてハコベを教えられた
ええ年になっても葉牡丹をキャベツやレタスが咲いたやつと
言うてたぐらい植物には恐ろしく疎いが
ハコベだけは一目で判別できる
好物と言うても一年中ではなく一時期だけ
花が咲いたら見向きもしなくなる
しかし好きな時期に僕が摘んできたハコベが視界に入った途
端落ち着きを無くす
それぐらいの好物
またインコは誰が自分たちの世話をしているか分かっていま
す
なので不都合なことがあると僕に鳴いて知らせる
お世話をされていることは分かっているが感謝はしない
僕の肩に乗った時に髪の毛を食べようとするのが何よりの証
拠
自分が好きでしているだけでインコには見返りを求めないの
で何とも思わない
またインコは犬やネコよりも長生き
なので犬や猫のようなコミュニケーションは取れないが家族
としての絆は深い
生涯を終えた後の冷たく硬くなった体を持つと泣く
春先になると「もうハコベを摘む必要はないんや」としんみ
りしてしまう
ハコベ一つでここまで思いを馳せてしまう
そんなわけで京都新聞の月曜日の夕刊にインコを飼っている
作家さんのコラムが掲載されています
頷いたりウチのインコではなかったことに「へぇ~」と感心
したりしながら読んでいます
最後に…
こんなことを書いておいてなんですがかしわは好物です
画像は商店街の専門店の塩麴を使た焼き鳥
焼き鳥をアテに飲むと幸せ
ヴィーガンみたいな人間にはなれそうにありません
なりたくもないですけど