■S邸～一年点検

去年の夏に引き渡したS邸の一年点検に先日行ってきました。



ちょうど、工事が始まる頃に施主夫妻のお子様が産まれたこの物件。
このお子様と一緒に成長してゆく家というコンセプトのもと完成した外断熱造の木造三階建てです。



一年経つと、植栽もかなり良い感じに。
今回は、植栽のデザインは奥様から直接地元の造園屋さんに依頼していただいたのですが、なかなか雰囲気が良い。

そして、この歩道に迫り出している感じが私はかなり好きなのですが、奥様はそろそろ切らないとと・・・
出来れば、このまま境界曖昧な状態が私的には好ましいのですが・・・



竣工間際にドタバタでデザインした玄関周り。
SUSのプレートをレーザーカットして作った単純なものなのですが結構様になる。
表札の書体を何度か変更して”隷書体”で作ったことは正解だったと思う。

外観がシンプルなデザインだけにこういった細部のデザインの選択を誤ると最悪になる。
気が抜けない仕事だ。

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この建物はTVの電波の受信状況が悪くケーブルテレビとしていたのですが、電気関係に強いご主人が独自の機器でチェックした所、TVが普通にアンテナで映りそうだと。

BSデジタル対応化に伴って一般電波も強くなったとかで、今まで視聴できなかったエリアでもTVが見れるようになったらしい。
ケーブルTVの費用は一ヶ月4000～5000円掛かるので、急いでアンテナをつけて欲しいというのが一点。

その他、ガス乾燥機の取り付け、バルコニーの転落防止策（一時的な）などちょっとした手直し工事を依頼されお宅を後にしました。




これからもお子様の成長に合せて変化していく住まい。
まだまだ未完成の住宅です！

■S邸に以前訪問した時の記事はこちらから

※本物件はグループアプローチ建築設計事務所勤務時代に担当者として設計に携わりました。
現在は退所し、物件写真等は削除させていただいております。