遂に明日、一ヶ月ぶりに嫁さんと娘が避暑地?(嫁さんの実家)から帰宅します。
待ちに待ったこの日。
念仏のように「9/3になったら娘に会える」と言っていたもの物で、図面の日付を間違って9/3と書いてしまったりする始末・・・
---
昨日のblogにもちょこっと書きましたが、娘の帰宅前に自宅のチーク無垢フローリングの塗装メンテナンスを行いました。
一般的なフローリングはウレタン塗装などの硬質の持ちの良い塗装を施すのですが、我家では味わいのでるオイル塗装(亜麻仁オイル)としている為、半年から一年おきぐらいのメンテナンスが必要なのです。
と、お施主様にも言っているのに・・・
結局1年半私もメンテナンスしないまま過ごしてしまっていました。
工場塗装で二度塗りを施していた為か、比較的オイル塗装のノリも良く、ここまで問題なく使えてたんですね。
しかし、そろそろ歩き出し、離乳食の始まった娘が食べ物を持った手で縦横無尽に動き回るようになると、やはり今のままでは心配です。
そこで、帰ってくる前にチーク無垢フローリングのコーティングを強化し、汚れ対策をしようと思っていたんです。
それに、娘と嫁さんがいるとメンテナンスするにも出来なくなってしまうので、いない間にやってしまいたかったのです。
まず、塗装の前の下準備。
フローリングの上に置かれた家具をリビングの石のエリアへ全て移動。
アンティークのローボードは引き出しを外し軽くしてから運びました。
メンテに使う亜麻仁オイルは工場で塗装をお願いした際に、余った分を現場に届けてもらった物。
利用する無塗装のチーク無垢フローリングと相性の良いものを何種類かの塗料をテストし選んだ塗料です。
塗装のメンテナンスには、塗料の他マスキングテープ(粘着度の低い剥しやすいテープ)、ウエス(ボロ雑巾や服のハギレなど。吸い込みの良い布の方が良い)が必要になります。
そして、重要なのは塗装の前の大掃除。
床の埃や汚れを取り除く作業です。
これにより塗装の仕上がりが違ってきます。
冷蔵庫はリビングに移動するのは一人で出来ないので、スライドして行う事にしました。
実は冷蔵庫って簡単に動かせるんですよ。。。
足元のカバーを外すと足のネジが見えてくるのでそれをぐるぐる回すとローラーが床について転がるようになるのです。
そして、もう一つ重要なのは床との境に養生を行うこと。
ここで、先程のマスキングテープを利用します。
丁寧に、隙間なく貼っていきます。
そして、ワックス掛け。
写真では手前部分がまだ塗っていない所と塗れている所が解ると思います。
自分で塗って解ったんですが、この塗料は素人にはちょっと難しい塗料でした。
粘り気が強く伸ばしづらい為、どうしても厚く塗れてしまうのです・・・
だから、モチが良かったのでしょうか?
なんとなくムラがひどく見えるかもしれませんが・・・
オイル塗装は塗った後、しばらくして拭き取って完成するんですね。
(メーカー推奨は15分でしたが、30~45分後に行いました。。。)
ですから、多少のムラは問題なく仕上がります。
マスキングテープは、この拭き取りの時に終わった所から順次剥がしていきます。
ず~っと貼りっぱなしにしていると、張った場所に跡がついたりすることがあるため、塗料が乾ききる前に剥すのが鉄則です。
ちなみに、これが塗装を拭き取る前の様子。
素人の私は少し厚く塗りすぎてしまってギラギラしているのですが・・・
余分な亜麻仁オイルを拭き取ると自然な艶になります。
艶を抑えたいい雰囲気です。
塗料のノリが違う為に見えたムラは、この拭き取りの作業で綺麗になくなりました。
この拭き取り作業が終わると完了。
完全に乾くまで丸一日掛かるので、行動範囲が狭まるのが問題ですが・・・
この日の為に仕事を一段落つけてあったので映画を見に外出して切り抜けました(笑)
翌朝にはこんな感じ。
いい感じの艶で仕上がりました。
また使っている間にもう少し艶が落ち着き、ますます味が出てくるはずです。
勢いに任せてアンティーク家具のワックス塗装もついでに行いました。
こちらも一年半ノーメンテナンス。
家具屋さんから戴いてあったオレンジオイルを塗装します。
しかし、このオレンジオイルがいい匂いなんですよ。
オレンジピールのような甘い匂い。
舐めたくなってしまう匂いがします。
こちらのワックス塗装はとっても簡単。
さらりとしていて良く伸びるので、良く染み込ませたウエス(古布)を数往復するだけで完了。
20分後に拭き取りを行い完成です。
ちなみにオレンジの匂いはすぐになくなってしまいます・・・
コーヒーテーブルには結構輪染みができていたんですが、オレンジオイルでメンテナンスしたら大分目立たなくなりました。
ちょっとミイラのように干からび気味だったので、喜んでくれたみたい。
---
人の肌に化粧水を塗るのと同じように無垢の木にもキチンと定期的にメンテンスを施す事は重要ですよね~。
というわけで、もう少し涼しくなってから皆さんもメンテナンスを行ってみて下さい。
今の時期は暑くて大変でした。
塗装したところに汗たらさないようにするのが難しいし、換気をするとエアコン効かせられないしで・・・
---
さ~迎える準備は完了。
いつでも帰っておいで!
待ちに待ったこの日。
念仏のように「9/3になったら娘に会える」と言っていたもの物で、図面の日付を間違って9/3と書いてしまったりする始末・・・
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昨日のblogにもちょこっと書きましたが、娘の帰宅前に自宅のチーク無垢フローリングの塗装メンテナンスを行いました。
一般的なフローリングはウレタン塗装などの硬質の持ちの良い塗装を施すのですが、我家では味わいのでるオイル塗装(亜麻仁オイル)としている為、半年から一年おきぐらいのメンテナンスが必要なのです。
と、お施主様にも言っているのに・・・
結局1年半私もメンテナンスしないまま過ごしてしまっていました。
工場塗装で二度塗りを施していた為か、比較的オイル塗装のノリも良く、ここまで問題なく使えてたんですね。
しかし、そろそろ歩き出し、離乳食の始まった娘が食べ物を持った手で縦横無尽に動き回るようになると、やはり今のままでは心配です。
そこで、帰ってくる前にチーク無垢フローリングのコーティングを強化し、汚れ対策をしようと思っていたんです。
それに、娘と嫁さんがいるとメンテナンスするにも出来なくなってしまうので、いない間にやってしまいたかったのです。
まず、塗装の前の下準備。
フローリングの上に置かれた家具をリビングの石のエリアへ全て移動。
アンティークのローボードは引き出しを外し軽くしてから運びました。
メンテに使う亜麻仁オイルは工場で塗装をお願いした際に、余った分を現場に届けてもらった物。
利用する無塗装のチーク無垢フローリングと相性の良いものを何種類かの塗料をテストし選んだ塗料です。
塗装のメンテナンスには、塗料の他マスキングテープ(粘着度の低い剥しやすいテープ)、ウエス(ボロ雑巾や服のハギレなど。吸い込みの良い布の方が良い)が必要になります。
そして、重要なのは塗装の前の大掃除。
床の埃や汚れを取り除く作業です。
これにより塗装の仕上がりが違ってきます。
冷蔵庫はリビングに移動するのは一人で出来ないので、スライドして行う事にしました。
実は冷蔵庫って簡単に動かせるんですよ。。。
足元のカバーを外すと足のネジが見えてくるのでそれをぐるぐる回すとローラーが床について転がるようになるのです。
そして、もう一つ重要なのは床との境に養生を行うこと。
ここで、先程のマスキングテープを利用します。
丁寧に、隙間なく貼っていきます。
そして、ワックス掛け。
写真では手前部分がまだ塗っていない所と塗れている所が解ると思います。
自分で塗って解ったんですが、この塗料は素人にはちょっと難しい塗料でした。
粘り気が強く伸ばしづらい為、どうしても厚く塗れてしまうのです・・・
だから、モチが良かったのでしょうか?
なんとなくムラがひどく見えるかもしれませんが・・・
オイル塗装は塗った後、しばらくして拭き取って完成するんですね。
(メーカー推奨は15分でしたが、30~45分後に行いました。。。)
ですから、多少のムラは問題なく仕上がります。
マスキングテープは、この拭き取りの時に終わった所から順次剥がしていきます。
ず~っと貼りっぱなしにしていると、張った場所に跡がついたりすることがあるため、塗料が乾ききる前に剥すのが鉄則です。
ちなみに、これが塗装を拭き取る前の様子。
素人の私は少し厚く塗りすぎてしまってギラギラしているのですが・・・
余分な亜麻仁オイルを拭き取ると自然な艶になります。
艶を抑えたいい雰囲気です。
塗料のノリが違う為に見えたムラは、この拭き取りの作業で綺麗になくなりました。
この拭き取り作業が終わると完了。
完全に乾くまで丸一日掛かるので、行動範囲が狭まるのが問題ですが・・・
この日の為に仕事を一段落つけてあったので映画を見に外出して切り抜けました(笑)
翌朝にはこんな感じ。
いい感じの艶で仕上がりました。
また使っている間にもう少し艶が落ち着き、ますます味が出てくるはずです。
勢いに任せてアンティーク家具のワックス塗装もついでに行いました。
こちらも一年半ノーメンテナンス。
家具屋さんから戴いてあったオレンジオイルを塗装します。
しかし、このオレンジオイルがいい匂いなんですよ。
オレンジピールのような甘い匂い。
舐めたくなってしまう匂いがします。
こちらのワックス塗装はとっても簡単。
さらりとしていて良く伸びるので、良く染み込ませたウエス(古布)を数往復するだけで完了。
20分後に拭き取りを行い完成です。
ちなみにオレンジの匂いはすぐになくなってしまいます・・・
コーヒーテーブルには結構輪染みができていたんですが、オレンジオイルでメンテナンスしたら大分目立たなくなりました。
ちょっとミイラのように干からび気味だったので、喜んでくれたみたい。
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人の肌に化粧水を塗るのと同じように無垢の木にもキチンと定期的にメンテンスを施す事は重要ですよね~。
というわけで、もう少し涼しくなってから皆さんもメンテナンスを行ってみて下さい。
今の時期は暑くて大変でした。
塗装したところに汗たらさないようにするのが難しいし、換気をするとエアコン効かせられないしで・・・
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さ~迎える準備は完了。
いつでも帰っておいで!
なやみますよね~
私も出来ることならプロに任せるのがいいと思うのですが、着色しないのであれば色むらが大きく出ることもないのでチャレンジの価値があるかと思います。
アドバンのものは突き板だけど厚突のタイプですよね。
一度サンプル見たときにいい雰囲気だと思いました。オイル塗装してもいいと思いますよ。
まさかアドバイスをもらえると思わなかったんで、本当に感謝しています。
率直に書かせていただきます。
床材はアドヴァンのRWF-1206を材料で見ています。(無垢ではありません、オーク無塗装品 4300/㎡ 材)+リヴォスのオイル塗装(アルドヴォス)を自分で購入+自分で塗装を考えています。
心配なことは、
塗装集団(友人)が素人でできるか!?
壁よりも床のほうが難しいと聞きます。
あとは、無垢でもないのに、オイル塗装はどうなんだろう?無垢というこだわりを金額的に捨てたのに、なおかつオイル塗装にこだわる意味はあるんだろうか?
ちなみに、施工をしていただいているかたがたは、「判断を慎重にするように」、とおっしゃってます。おそらく塗装は素人が思うほど簡単ではないことを知ってのことだと思って、アドバイスしてくれていると思います。(いろいろなことを親身に考えてい長期間提案を続けてくれていたので、そう思っています)
日本はピカピカでツルツルの塩ビやメラミンやビニルクロス 工業製品で溢れていて、、、、
漆喰、塗装、無垢などを望んでいても、割高になったり、
メンテナンスが大変だったりと、
(ヘタレですみなせん)
いろんな価値判断を思うと、何がよいのか?!
眠れない毎日です。
コメントありがとうございます。
無垢フローリングも探せば安いものがあるのであきらめずに探してみてください。
オークであれば3000円/㎡~4000円/㎡ぐらいでオイル塗装品が見つかることもありますので。
貼り手間が一般的なフローリングより高くなりますが、無塗装の床材を使う予定であれば、もうすでに貼手間が高めに入っているかもしれませんので差額は結構少なくてすむかもしれませんので・・・
フローリング(オーク、完全無垢ではないのですが、予算に限界があり)にオイル塗装を自分で塗ろうか悩んでいます。難しそうなので。
テカテカしたウレタン塗装を事前に塗ってあるフローリングはどうしてもイメージが違うので。。予算がないので、塗装を頼むのもちょっとしんどいです)
本当に悩みます。
HP参考にさせていただきます。
感動の再会・・・とはならずに残念でしたね。
3歳近くになればいろいろわかってきて、パパが旅行で今夜帰らないと聞いただけで「嫌だ~」と泣くようになりますので、もう少しの辛抱(努力?)ですよ。
帰ってきました!感動の再会とはなりませんでしたが(blog参照)・・・
フローリングのメンテは思ったより重労働でしたが、耐えられない程のものではありませんでした。
しかし、なれない体勢での作業が大変でアキレス腱辺りが痛くなってしまいました。男の仕事ですね・・・
キッチンの天板を無垢にしたんですか~。
ハウスメーカーでもそういうことやるんですね。
ウレタン塗装品であればメンテがさほどいらないかと思いますが、それでもやはりリスクはありますよね。
風合いを取るか、使い勝手を取るか?
いつも難しいテーマです。。。
指折り数えて日を待つなんて暫く経験がないな~(笑)。あ~出産の時はドキドキしながら待ちましたが。
我が家もリビングの床を無垢にしましたが、結構ワックスがけが大変そうなのを見て焦ってます。旦那様の担当だわ(笑)。無垢のダイニングテーブルのメンテはそんなに大変じゃないので同じ感覚でいました。キッチンは水はねが気になるので違う素材にしようかと思ったら、あまり提案のないインテリアコーディネーターさんが「是非同じ無垢で」と言ったのでそうしましたが、綺麗に保るかなぁ~。