ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■中古分譲住宅のメンテナンス

2010-01-30 22:57:41 | ■建築話
先日、親戚から電話があり、家のメンテナンスの相談がありました。
6年ほど前に、築2年の中古の建売住宅を購入して住んでいるんですけど・・・

もう外壁のコーキングがボロボロなようなのです・・・
施工状態が悪いために寿命が短かったのか?
街道沿いで空気が悪いために劣化が早まった?

私の感覚ではコーキングの寿命は10年ちょっとと記憶しているのですが、外壁がサイディングの為、コーキングを保護する塗装がされていなかった為に寿命が短くなっていたのかもしれません。。。
(コーキングは紫外線に弱いので塗装されていると寿命が延びます。外壁が窯業系のサイディングの場合は塗装工程が無いため、無塗装という場合が多い)

と、現場を見ていない段階では何が原因かは解らないので、的確なアドバイスができません。

さて、コレが中古住宅で無い場合は、まず施工した工務店にチェックしてもらいメンテナンスを依頼するのが間違いないのですが・・・

今回はその施工した業者も解らず、どうしてよいかわからない状態でした。
そこで、近所のホームセンターで見積もりを取ったようなのですが・・・

今後同じようなメンテナンスが出てくることが予想できるので、出来れば信頼できるリフォーム業者を見つけてそこで工事を頼んだほうが良いとアドバイスをしておきました。
もしかしたら、単発のリフォームのほうが安くなるかもしれないのですが、家全体のことをしっかりと見てくれる人がいる方が最終的にうまくいくと思っています。
(簡単な手直しや、ちょっとした不具合をすばやく対応してもらえるので)
(また、ただ単に直すことではなく、原因を追究し統合的にアドバイスしてもらえる)

特に中古住宅の場合、これから設備の故障や屋根のメンテナンスなど築15~20を機に色々と不具合が出てくるものです。
ですから、早い意段階で信頼できる業者さんを見つけられると良いと思っています。

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さて、先日書き挿しだった中古住宅の購入時の注意点を更新しました。
中古住宅購入時にあった話を一例として載せています。
参考になればうれしいです。。。

→中古住宅購入時に気をつけていただきたい事(事例紹介)

→違反建築物と既存不適格~中古建売住宅購入時の注意点(以前のblog記事です)


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