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ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

寒い冬にふと思う事~ヒートショック対策の蓄熱式床暖房暖房

2014-01-12 01:44:31 | ■建築話
ここ数日寒くなりましたね~
年末年始に嫁さんの実家に里帰りした関係で正月の我が家は暖かさがリセットされた状態でスタートされました。
(本当は帰る数日前からタイマーで暖め始めればいいんでしょうけどね。。。)
それなので東京に戻ってから数日はちょっと寒かったですね。
といっても、エアコンを付けるほどではありませんが、やはり蓄熱がキチンと働き出すと暖かくて快適ですね。

何より寒い外から帰宅するとホッとする感じがとても良いです。
暖房を考えるときはイニシャルコスト(導入費)とランニングコスト(電気代)を重視しますが、やはりこの暖かさの質は特に重要だと実感しますね。
まぁこれは蓄熱式床暖房というより床暖房の特性ですが、輻射熱の自然な暖かさはお施主さんにもとても好評です。



寒波の到来でTVのニュースでずいぶん具体的にヒートショックの危険性や原因等を取り上げてるものを見ましたが、嫁さんの実家(青森)のような環境ではやはり危険が高そうな気はしましたね。
部屋の中は暖房が入っていて二重サッシのため東京の一般的な家より暖かいくらい。しかし、廊下には冷蔵庫代わりに飲み物や果物が保存されていたり温度差がかなり激しかったです。
そして、寒い体をあっためるためにお風呂は熱めだったりとヒートショックにいつなってもおかしくない環境ですね。
なんか簡単にリフォーム等で全室暖かくしてあげたいところですが、田舎の家は玄関等が広くて全館暖房に適さないつくりなんですよね・・・
光熱費とか考えるとなかなか難しいですね。

やはり家を設計する段階でトータルで考えるべきですね。
と、人事のように書いといて本当に嫁さんの両親がヒートショックで倒れたりしたらほんと後悔しそうですね・・・

悩ましいです~



おまけで正月に神社で見つけたアート。
この絵は地元の小学生が豆やタネを集めて作ったものだとか。

なんか田舎の方はちゃんと正月してるというか。。。

私の小さい頃の初詣は一種のお祭りで新年なんか本気で祝ってなかったな~って思いますね。


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