ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

今回はプロにお願い~庭木のお手入れ

2010-10-11 21:34:39 | ■建築家の自邸・WEBオープンハウス
これまでは、自分で庭木のお手入れをしてきましたが、モミジが枯れてしまったのもありプロに剪定・手入れをお願いしました。
イロハモミジの枯れた原因は、虫が根から入って内部から痛めてしまった事。
ですから、水のあげ方がどうとか剪定が良くないとかは直接的な原因ではなかったんですけど、それでも、台風で煽られ、強烈な日差しで水不足の夏が植物に様々なダメージを与えている事は確かでした。

街路樹とかでも、丸々枯れてしまっている樹木などを良く目にするので、本当に今年の夏は植物に過酷だったんでしょうね。

ヒメシャラの葉


案の定、シンボルツリーのヒメシャラの葉の先端も枯れ始めてしまう始末。
コレは、水不足か、またその逆で水はけが悪く根ぐされしている可能性もあるとの事。
でも、今の状態では心配要らないという判断でした。

ジュンベリーの葉


ジュンベリーの葉には害虫が発生し、葉の色が悪くなってしまいました。
どんな害虫が住み着いているかというと・・・

ジュンベリーの害虫


グンバイムシという害虫で葉の汁を吸っているそうなんです。
ちょっとしたゴミにしか見えない小さな虫。
見慣れない害虫はこうやって一つ一つ見て覚えるしかないですね。

それにしても、風通しの良いこの場所に害虫が生息するとは・・・

モモスズメガ


そして、去年もお騒がせしたモモスズメガ
(去年はシマトネリコの木が丸坊主になってしまいました。。。)
8月ごろに糞が大量発生したので、駆除したのですが・・・
まだ残っていたようです。
うま~く葉と一体になって隠れていました。

糞が目立たない所にいたもんだから完全に見逃していました!

モモスズメガ


しかし、一匹見つかると次々と良く出てきます。
コレは、私が見逃したというより新たな幼虫が羽化してしまったようです。
徹底的に駆除です!

と、害虫のことばかり書いていると、庭なんて無くてよかったぁ~ってお思いの方もいるかもしれませんが・・・

やっぱり、庭はいいですよ。
ペットほど手は掛からないし、季節の移ろいを楽しめたり、鳥やちょうちょが遊びに来たりと、とても和ませてくれます。



シンボルツリーのヒメシャラは、ビル風にあおられちょっと樹形が乱れてきたので、剪定によって樹形を調節するのと、一時的に支柱を立てて矯正する事にしました。
この作業はさすがに私では出来ません。
どの枝を残し、どのように枝を伸ばしていくか?
私が指示を出すのは全体のボリュームをどのようにしたいかだけ。
先端の枝分かれした部分の左右どちらを落とすか?
どの部分まで切り詰めるか?
切った時の事だけではなく、その後の生育を予想して剪定するのでプロの勘と経験が頼りなのです。

樹種によっては枝の両脇から新芽が芽吹く為、一度落としてしまうと枝がまっすぐにならなくなるなど・・・
一度聞いただけでは覚えきれないノウハウがいっぱい!
本当は、それらの事を踏まえて全て自分で出来ると愉しみも倍増するのだろうけど、なかなか難しいですよね。

蚊取り線香


植木屋さんの必須アイテムがコレ。
蚊取り線香。
蚊に教われない為にも常にON。
脚立にぶら下がっている姿が可愛かったです。

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で、肝心の枯れたイロハモミジはやはり再生が難しいとの事。
新たに別の幹の部分からも虫が侵入し、襲っているとの事。(根元に木屑があった。。。)
とりあえず今の時期に植えるにも落葉した後でないと根付きづらいので、春先になったら新しく植え替えようと思います。
それまでの間に、運良く再生してくれるといいんですけどね・・・

頑張れ!


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
それは蚊でも (akatuki)
2010-10-13 23:14:52
>aonumaさん

それは蚊に対しても良く思います。
痒くならなければ(病気を持ってこなければ)、全然タダで吸わせてあげるのにって。
あれ、腹八分目とはちょっと違う話だったかな??
害虫さんは食べ散らかした後、隣の木にお引越しするので・・・
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なんでだろう (aonuma)
2010-10-12 23:10:51
害虫と呼ばれる虫達も大好物が無いと困るはずなのに、木を枯らしてしまうまで食べ尽くしてしまうのはどうしてなんでしょ。

生かさぬように殺さぬようにで腹八分目でやめておけばいいのに。
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