今日は日帰りで吉村順三氏設計の「軽井沢の山荘(脇田邸)」の見学会に行ってきた。
脇田美術館主催のワークショップで、特別に内部を公開してくれたのだ。
新建築の編集長を務めた”馬場璋造”氏を始め、”黒川哲郎”氏、”横河健”氏の三人のゲストトークから始まったワークショップ。
見学は15人づつ15分交代・・・
待ち時間の間、とりあえず外観の見学。見学・・・
コンクリートの塊の上に木造の架構を載せる手法は、よく吉村さんの作品に見られるものだが、
軽井沢の湿気から木を守るためとか、風景を切り取るためとかいわれている。
特に、この山荘を設計するのに雨の日の生活をデザインしたという話だ。
軽井沢はこの日のように小雨がよく降る気候で、雨の日でもバーベキューや蒔割りなどが出来る環境を考えて設計している。
また、この軒から雨が滴る様子も、設計で充分検討された点だそうだ。
どの軒先も均一に、小粒の雫がしたたりとても綺麗だ。
吉村先生の設計で注目すべきは、扉の多さ。
雨戸~障子~ガラス戸と何枚もの扉が戸袋に納まるディテールが有名だが、
外から戸袋を見ると、分厚い・・・
壁の厚みが伝わるだろうか?
さてさて、そろそろ内部見学の時間が。
ようやく拝見できる。
図面や写真は何度となく拝見させていただいたこの物件。
念願の内部見学~~
と、今日はここまで。
次回内部紹介します・・・
★軽井沢の山荘(脇田邸)見学2~吉村順三設計はこちらから
---
■霧降高原カントリークラブ~吉村順三設計作品はこちらから
→北欧モダン・和風モダン・プレーリーハウスの家造りblogで一部記事をリライトしました。
脇田美術館主催のワークショップで、特別に内部を公開してくれたのだ。
新建築の編集長を務めた”馬場璋造”氏を始め、”黒川哲郎”氏、”横河健”氏の三人のゲストトークから始まったワークショップ。
見学は15人づつ15分交代・・・
待ち時間の間、とりあえず外観の見学。見学・・・
コンクリートの塊の上に木造の架構を載せる手法は、よく吉村さんの作品に見られるものだが、
軽井沢の湿気から木を守るためとか、風景を切り取るためとかいわれている。
特に、この山荘を設計するのに雨の日の生活をデザインしたという話だ。
軽井沢はこの日のように小雨がよく降る気候で、雨の日でもバーベキューや蒔割りなどが出来る環境を考えて設計している。
また、この軒から雨が滴る様子も、設計で充分検討された点だそうだ。
どの軒先も均一に、小粒の雫がしたたりとても綺麗だ。
吉村先生の設計で注目すべきは、扉の多さ。
雨戸~障子~ガラス戸と何枚もの扉が戸袋に納まるディテールが有名だが、
外から戸袋を見ると、分厚い・・・
壁の厚みが伝わるだろうか?
さてさて、そろそろ内部見学の時間が。
ようやく拝見できる。
図面や写真は何度となく拝見させていただいたこの物件。
念願の内部見学~~
と、今日はここまで。
次回内部紹介します・・・
★軽井沢の山荘(脇田邸)見学2~吉村順三設計はこちらから
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■霧降高原カントリークラブ~吉村順三設計作品はこちらから
→北欧モダン・和風モダン・プレーリーハウスの家造りblogで一部記事をリライトしました。
こんな別荘を持っている脇田さんってどんな人なんでしょう。
脇田和さんは、洋画家として知られベルリンの美術学校で勉強し、帰国。
数々の受賞暦があり、東京藝術大学の名誉教授まで勤め上げたかたです。
現在もワークショップの行われた、軽井沢の脇田美術館で制作活動を行っているようです。
実際私もあまり知りませんでした・・・
でも、藝大の名誉教授ですからその方面ではかなり評価されているのだと思います・・・
すいませんにわか知識で。
詳しくは脇田美術館のHPで
http://www.wakita-museum.com/index_02.html
ご連絡ありがとうございました。早速来てみました。
私も脇田邸には10年近く前に一度見学にうかがったことがあります。その時は吉村先生の山荘とレーモンドの新スタジオを特別に中まで拝見させていただいたのですが、軽井沢の風土とマッチしたとても気持ちのいい作品ばかりでした。こんなところで、木漏れ日の入る窓辺で本を読みながら一日過ごしてみたい、と思ったものです。
頂ける予定の吉村Tシャツ期待してます!