ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

マンション傾斜問題と政治資金規正法違反

2015-10-22 00:18:12 | ■建築話
忙しいのですが、話題が風化する前にちょことだけ触れておきます・・・

最近何かと話題のマンションの傾斜問題。
まだ公表されてない情報も多い中で発言するのは難しいのですが・・・

なんとなく姉歯事件と同列に扱われている事に違和感を覚えます。

売主の三井レジデンシャルが不正を知っていて、隠蔽を指示していた場合は非難されるべきですが、下請けの会社が自分(達?)のミスを隠す為に偽装してしまったとすれば、そう容易に監理段階で気付く事ができなかったのだと思うのです。
特に、地中のことなので施工結果報告書等での確認がメインで、その報告書に虚偽があると思いもよりませんよね。

ちょうど、小渕議員の政治資金規正法問題がニュースになっていますが、
こちらは資金管理団体が勝手にやった事。
小渕議員は知らなかったといいう事でなんとなく責任を逃れてお咎め無しのムードですが・・・

これってすごく構造が似てませんか?
そして、むしろ問題はこっちのほうな気がするのです・・・

政治家は
「私は知りませんでした」
「記憶にございません」
で自身は責任を取らなくてよい風潮がなんともいえませんね。

部下や下請けが無断でミスや不正をしたからといって、過剰な責任を押し付ける事は賛成できませんが、むしろ大事なのはその後の対応で、いかに問題に真摯に向き合って対応するか、
保障や説明、またはその後の貢献によって償うという事でキチンと評価したいものです。

この二つの事件が全く同じ事のように見えるのは私だけですかね・・・


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