先日エネファームの説明会に参加してきました・・・
まぁ、こんな事言ってはなんですが、採用に踏み切るのは時期尚早。
まだまだコストと技術が追いついていないなぁというのが率直な感想。
販売したい東京ガスの方の説明を聞けば聞くほど、(金銭的)メリットがないことが解る説明会でした。
エネファームの詳しい仕組みや説明は下記よりご確認下さい。
→エネファーム特設サイト(東京ガスHP)
このblogでも詳しく説明しようと思ったんですけど、多分このサイトを見てもらったほうが解りやすいと思うので・・・
---
簡単にエネファーム(ENE・FARM)の概要を説明すると・・・
都市ガスの主成分メタン・CH4から化学反応を用いて二酸化炭素(CO2)と水素(H2)に分解し、その水素(H2)を酸素(O2)から電気と熱、水を作り出すシステム。
電気を発電する過程でお湯が出来る為、エネルギーを無駄にしないというのが特徴です。
火力発電所で発電した電力を家庭で使うまでに63%のエネルギーをロスしてしまうんですけれども、家庭用発電機・エネファームの場合はそのロスを20%までに抑えることが出来てエコなんです!
エコという観点ではまず間違いなくエコだと思うんですね。
だからここを否定するつもりがありませんが・・・
やっぱり、イニシャルコストが高いのがデメリットです。
国の補助金を最大限受けた場合で、
約330万円の本体価格+設置費用-補助金130万円というイニシャルコスト。
ランニングコストは東京ガス試算で5~6万円(年間)安くなる計算です。
仮に200万円分余分に掛かったと考えて試算すると30~40年使わないと取り戻せない計算。
しかも、商品の保障期間が10年(発電時間4万時間・発電回数4千回以内)だけなんですね。
給湯器の寿命が10~15年なことを考えるとエネファームの寿命が30年・40年もあるとは思えないんですよね。
発電所がそれぞれの家庭にあるという発想は悪くないんですけどね。
まだまだ、コストメリットを出すにはイニシャルコストが高すぎるようです。。。
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以前のblogの中で蓄熱式床暖房との相性がいいのでは?と予想していましたが、予想は間違いではありませんでした。
エコファームを使う場合は電気を使う時間帯に発電しながら蓄熱できるので、無駄のない運転が出来るからです。
でも、エコファームを使う事で他のシステムに比べて特になるような事はないのかなというのが私の感想です。
---
環境に大きく貢献したい。
その気持がなければ、エネファームの採用はお勧めできません。
若しくは、ローンじゃなくて現金で購入できる場合です。
それは何度かこのblogでも書いていますがローンで借りた200万円は300万円分ぐらいの返済になるからです。(30年ローン)
だから200万円のイニシャルコストで300万円のメリットがなければコストパフォーマンスはないということ。
もちろん、現金で支払えたとしてもお金を取り戻すのは困難な事には変りありません。。。
でも、今まで全国で5200件の採用実績があるということです。
ですから私の気づけなかったメリットがもしかしたらあるのかもしれません・・・
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という訳で今回の収穫はこの販促グッズ。
ITOYAの穴あけパンチとUSBメモリー。
結構立派な販促品で思わぬ収穫です。
本当は、エネファームの説明会というよりはそれと抱き合わせになっていたLED照明・間接照明の講演会の方に興味があったわけで、その講演会はなかなか良い内容でした。
その講演会の内容はもし時間があったら後日blogにアップしてみたいと思います。。。
---蛇足---
でも、こういう商品の思想は大好きです。
環境負荷を考えたらやはり各家庭で発電できるのが一番良いと思うからです。
このように一度商品として走り出した事で、ますます技術が磨かれ数年後にはもっと地球だけでなくてお財布にも優しい設備が開発されるのだと思うのです。
ですから、高いからやめた方がいいよ~という事だけで終わりたくなかったので蛇足ながらの付けたしです。
ハイブリッドカーのように家庭発電が一つのステータスになるような仕組みがあれば、価格を超えた商品の魅力が出てくるのかなぁと。
電気代が税金のおかげで安くなっている為に、どんなに仕組みが良くて環境負荷が低くて実は経済的でも認めてもらえない商品。
そんな可愛そうな家庭用燃料電池の事をちゃんと理解してあげる必要がありますね。。。
まぁ、こんな事言ってはなんですが、採用に踏み切るのは時期尚早。
まだまだコストと技術が追いついていないなぁというのが率直な感想。
販売したい東京ガスの方の説明を聞けば聞くほど、(金銭的)メリットがないことが解る説明会でした。
エネファームの詳しい仕組みや説明は下記よりご確認下さい。
→エネファーム特設サイト(東京ガスHP)
このblogでも詳しく説明しようと思ったんですけど、多分このサイトを見てもらったほうが解りやすいと思うので・・・
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簡単にエネファーム(ENE・FARM)の概要を説明すると・・・
都市ガスの主成分メタン・CH4から化学反応を用いて二酸化炭素(CO2)と水素(H2)に分解し、その水素(H2)を酸素(O2)から電気と熱、水を作り出すシステム。
電気を発電する過程でお湯が出来る為、エネルギーを無駄にしないというのが特徴です。
火力発電所で発電した電力を家庭で使うまでに63%のエネルギーをロスしてしまうんですけれども、家庭用発電機・エネファームの場合はそのロスを20%までに抑えることが出来てエコなんです!
エコという観点ではまず間違いなくエコだと思うんですね。
だからここを否定するつもりがありませんが・・・
やっぱり、イニシャルコストが高いのがデメリットです。
国の補助金を最大限受けた場合で、
約330万円の本体価格+設置費用-補助金130万円というイニシャルコスト。
ランニングコストは東京ガス試算で5~6万円(年間)安くなる計算です。
仮に200万円分余分に掛かったと考えて試算すると30~40年使わないと取り戻せない計算。
しかも、商品の保障期間が10年(発電時間4万時間・発電回数4千回以内)だけなんですね。
給湯器の寿命が10~15年なことを考えるとエネファームの寿命が30年・40年もあるとは思えないんですよね。
発電所がそれぞれの家庭にあるという発想は悪くないんですけどね。
まだまだ、コストメリットを出すにはイニシャルコストが高すぎるようです。。。
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以前のblogの中で蓄熱式床暖房との相性がいいのでは?と予想していましたが、予想は間違いではありませんでした。
エコファームを使う場合は電気を使う時間帯に発電しながら蓄熱できるので、無駄のない運転が出来るからです。
でも、エコファームを使う事で他のシステムに比べて特になるような事はないのかなというのが私の感想です。
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環境に大きく貢献したい。
その気持がなければ、エネファームの採用はお勧めできません。
若しくは、ローンじゃなくて現金で購入できる場合です。
それは何度かこのblogでも書いていますがローンで借りた200万円は300万円分ぐらいの返済になるからです。(30年ローン)
だから200万円のイニシャルコストで300万円のメリットがなければコストパフォーマンスはないということ。
もちろん、現金で支払えたとしてもお金を取り戻すのは困難な事には変りありません。。。
でも、今まで全国で5200件の採用実績があるということです。
ですから私の気づけなかったメリットがもしかしたらあるのかもしれません・・・
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という訳で今回の収穫はこの販促グッズ。
ITOYAの穴あけパンチとUSBメモリー。
結構立派な販促品で思わぬ収穫です。
本当は、エネファームの説明会というよりはそれと抱き合わせになっていたLED照明・間接照明の講演会の方に興味があったわけで、その講演会はなかなか良い内容でした。
その講演会の内容はもし時間があったら後日blogにアップしてみたいと思います。。。
---蛇足---
でも、こういう商品の思想は大好きです。
環境負荷を考えたらやはり各家庭で発電できるのが一番良いと思うからです。
このように一度商品として走り出した事で、ますます技術が磨かれ数年後にはもっと地球だけでなくてお財布にも優しい設備が開発されるのだと思うのです。
ですから、高いからやめた方がいいよ~という事だけで終わりたくなかったので蛇足ながらの付けたしです。
ハイブリッドカーのように家庭発電が一つのステータスになるような仕組みがあれば、価格を超えた商品の魅力が出てくるのかなぁと。
電気代が税金のおかげで安くなっている為に、どんなに仕組みが良くて環境負荷が低くて実は経済的でも認めてもらえない商品。
そんな可愛そうな家庭用燃料電池の事をちゃんと理解してあげる必要がありますね。。。
確かにイニシャル高いね。ペイするのが長いから相当金銭的に余裕がある人でないと利用しなそうだね。
やっぱり自分の場合エコ、お金を天稟にかけるとお金のウェイトの方が重いし、、、
やっぱ一般人はお金ですよね。
ブランド物の洋服やバックが売れる心理をつけば高くても売れるようになると思うんですけどね・・・