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ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■ショールーム一気見~トステム・INAX・タチカワブラインド・FUKLA~建築家の自邸第90話

2008-09-21 23:30:56 | ■建築家の自邸・構想~建築、竣工まで
このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。

◆建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから

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自邸で使用する建材を検証にショールームを梯子して来ました。
まず訪れたのがTOSTEMのショールーム。



使用するのはこのDUOPG(デュオピージー)という商品。
ガラス溝が大きい為、ペアガラスにした時に空気層を大きくとれる事が特徴で、樹脂アングル採用で結露を抑え、厚壁にも対応した商品。

コレは何度も使ったことがあるので、特に検証は必要がないのですが、最近CMをしているCAKUS(カクス)とKAZAS(カザス)がちょっと気になっていたんです。

CAKUS(カクス)は窓のクレセント(鍵の部分)がサッシ枠に収納できる様に工夫されていてシャープな雰囲気でいい。
ただ、我が家の場合はそこまでシャープなデザインは求めていないので従来の商品で充分かな。
予算もないもので・・・



で、一番確認したかったのがこのシンプルアート庇。
エアコン嫌いで扇風機のみで夏を乗り切りたい私は、少しの雨でも窓を開けたいんですよね。
そいれなので今まで使った事がない商品を使用しようと思ってたんですけど・・・
見積で頼んでいたのは真ん中の出が200mmのもの。
ちょっと見た目が心配なのでワザワザ見に来たんですけど、これだとやっぱり出っ張り過ぎだなぁ。
せめて100mm(一番下)の商品にしないとおかしいですね。



ざっと他の商品も見てきたんですけど・・・
既製の室内ドアも随分進化してるんですね。
コレはドアノブ側がレザー張りで、木目とのコンビネーション扉。
ハウスメーカーの住宅や分譲マンションでは好まれるんだろうなぁ~



もうひとつ。
エレベーターの天井が凄い事になっていて・・・
うまく写真を撮れていませんが、光ファイバーで星空のように表現していて綺麗でした。



次はタチカワブラインドのショールームへ
場内は休日という事もあり凄い人ごみ。
これから家を手に入れる(手に入れた)人の目は真剣で熱気に包まれています。

やはりトステムのように専門化向けのショールームに比べキッチンやカーテンといったエンドユーザー向けの場所は凄い人気ですね。
ウッドブラインドの色味などをチェックしに来たんですけど、もちろんショールームのおねぇさんがたは皆忙しそうで、フラッと訪れた私なんて相手にしてくれない様子。
これはまた、時期が来たら出直すしかありませんね。



INAXのショールームではスイートルームという浴室の内容確認。
ガラス扉を特注できないか?
窓開口の限界寸法などを確認。
スイートルームを発表してた当初は結構何でもありだったんですけど、どんどん制限が付加され自由度がなくなってきた感があるこの商品。

値段の割には自由度が少なくて・・・
採用すべきか自分でデザインするか悩みます。

え~と何故だかというと、階上(2階とか3階)に在来(造り付けの)浴室をもっていくのって建築家も工務店も嫌なんですよ。
やっぱり、漏水のリスクが高いし、絶対コレで大丈夫っていう工法がないからなんです。
(特に木造だと)
1階であれば万一漏水しても、被害は少ないけど、階上設置の場合は下の階の天上や壁の補修まで出てくるんで、出来る限りUBやハーフUB(下半分が既製品のユニットバス)を利用したいのです。
それで、そのリスクを減らしつつ自由なデザインが可能として選んでいたINAXのスイートルームなんです。

やっぱり浴室はなるべく理想の形に近づけたい。
そのためには多少のリスクは承知で、出来る限り漏水しないディテールを考えるのが私の努めかと・・・





最後はFUKLAというドイツの家具ブランドのショールームへ。
これは私の自邸のリビングに入れるつもりですわり心地などを確認しに来たんですけど・・・
この日行った銀座のショールームには希望するソファの展示はなく、目黒のショールームへ行かねば行けないみたい。
失敗しました。

ソファは背もたれの高さや奥行きスプリングの強さなどによって座り心地が違う為・・・
ここに展示されている商品を試してもしょうがないんですけど、やっぱり座らなきゃ(笑)

レザーは張り込みになるけど、ファブリック素材のものはカバーのため取替えが効くのと、スプリングの交換なども受け付けてくれるようで、ずっと使える体制が素晴らしい。

HUKLAは元々はドイツのブランドなんですけど、今は日本法人があって、これらの商品は日本のデザイナーが作っているみたいです。
30数年前日本に入ってきた時は、欧米サイズで部屋の中に入れるのに一苦労だったり、型紙も日本になかった為補修もドイツに送り返さないと出来なかったりと大変だったようです。

今は日本のマンション事情などを踏まえてソファも分割できるようになっていたりメンテナンスの体制がキチンと出来ている点が安心です。
池袋のイルムスでも取り扱いがあったりと北欧テイストのインテリアに合うのもグッド。
今度は目黒のショールームに行って本決めです!
我が家のリビングにはL型のソファが置かれて完成なので、ソファー選びも重要となってきます。


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒロポン)
2008-09-22 22:30:54
僕もエアコンがあまり好きではなく、雨の日なんか涼しいのに窓を閉めたくありませんよね。
僕にとっては軒・庇の長さ奥行きはかなり重要です。
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デザインと性能 (akatuki)
2008-09-23 09:30:03
>ヒロポンさん

そうなんですよねぇ~
形によってなんですけど庇があるとかっこ悪くなる事が多々あって。
無くせば一番簡単なんですけど、性能を担保してどうデザインするかも重要になってきて・・・
世の中バランスが大切です・・・
返信する
ソファー (ちびなべ)
2008-09-23 12:11:55
高額な商品だからメンテナンスの充実度とか
結構気になりますよね~。
希望のソファが座り心地バッチリだと良いですね!

海外のお宅で一番の憧れるのは、家族はもちろん
ゲストまでソファーや椅子に座れるたっぷりした
リビング空間です。

余白を残してランダムに置かれた
体をすっぽり受け止めるソファーで
ゆったり寛いで会話を楽しむスタイルが
心地よくって真似したいけど・・
日本ではなかなか実現できない~(涙)

海外ブランドも日本仕様にしているということは
仮に空間を用意できたとしても、海外サイズの
ソファーが手に入らないということかしら???
返信する
海外サイズのソファー (akatuki)
2008-09-24 22:34:45
>ちびなべさん

他のブランドがどうかは勉強不足で良く解りませんが、HUKLAの場合は例えばL型などのソファーやロングのソファーは廊下の大きさや玄関の大きさなどで運べない事が多いので、日本仕様では分割できるようになっているだけで、組み合わせによって大きくは出来ると思います。

一番の違いは欧米の場合靴履きだけど、日本の場合は裸足なんで座面の高さが低くなっている事でしょうかね。
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