ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■木調アルミルーバー取り付き~別々の2棟を一つに

2009-03-01 21:14:53 | ■建築家の自邸・構想~建築、竣工まで
このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。

◆建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから

---

外壁にアルミのルーバーが取り付きました。
タカショーのエバーアートウッドの新色を採用しました。
使いたいジャストの色がなく悩んだ末に採用、足場が外れたら再確認です。

で、このルーバーは母の家と私の家を視覚的に繋ぐ重要な役割を持っています。
何度か触れていますが、防火地域に建つ我が家は、木造家屋で建てる為に面積の制限など法的な制約を多く受けていて・・・
分筆して別々の建物とする事で新しい都市型の二世帯住宅としているのです。

二つに別れた建物を一つに。
外観を決めるに当りここが一番の要素となっています。
その雰囲気は足場が外れれば皆さんにもお見せいたします。

LAUD(ラウド)


アンテナが取り付きました。
片流れ屋根の為、アンテナを屋根に取り付けにくかったので外壁付けにしたんですよね。
そして、今回初めて採用したのがこのアンテナ。
平型の八木アンテナのLAUD(ラウド)です。
コンパクトでスペースをあまり取らないので狭い敷地でも無理なく利用できます。

始めは電気屋さんに反対されていたアンテナですが、実際取り付けて周波数等をチェックしたら全く問題なく使えました。
(良好な数値の目安の三倍ぐらいでていたそうです)

まぁ、かといって特に格好は良いわけではないのですが、これからデジタル放送化になりアンテナの形も変化していくという事ですね。
(白い色があったら良かったのですけどね)

玄関枠


不慮の事態で銅板を取り付ける事になった玄関枠です。
枠を銅板の厚み分掘り込み、接着剤を塗っている所です。

銅板巻き


そこに銅板を巻き、完成。
始めはピカピカの銅板ですが、1~2ヶ月もすれば立派な錆色になって馴染んできます。
その雰囲気に始めからする事が出来ますよ~と板金屋さん。
温泉の元で磨いてあげると自然な雰囲気で錆びさせる事が出来るというのです。

しかし、やはりそこにも少し好みがあるので、余った銅板に施して次回持ってくるのでそれが気に入れば、錆色に仕上げてくれるというのです。
そのほかにも、雨水を溜めて霧吹きで噴霧する方法も有るということらしいのですが・・・
まずは板金屋さんのサンプルを拝見させていただき考えます。
時間の変化で自然に錆びさせる事が一番なんですけどね。

雪見障子


和室の障子は雪見障子としています。
マンションからの視線を気にする母のために調整できるようにしたかったのです。

暖気抜き


蓄熱床暖房の床下に溜まった暖気を排出する為の孔。
家具の下にも隙間を開けてそこから室内に放出される予定です。

在来浴槽


浴室のタイル下地です。
INAXのタイルクリート工法で、工務店も材料を手配する代理店も始めての採用で、慎重になっています。
専用のボンドをべっちょりつけてずれないように張り上げています。

タイルクリート


このタイルクリートの目地間を処理した上タイルを仕上げて完成です。

ダイニング上収納


ダイニングの上の収納が取り付きました。
ここにルーバーが取り付きます。
中にはエアコンを隠蔽するのですが・・・

今回は間隔を細かくするように指示しています。
毎回、これ以上ルーバーを細かくするとエアコンの暖気がこもって異常運転しちゃうと脅され、ある一定の密度までしか細かく出来ないんですけど・・・

まぁ、我が家なので・・・
万一、エアコンが正常に作動しなかった時の逃げの策を一つ用意してやってしまいます。
多分、その策を講じればエアコンが効かないという事はないと思うのですが、それ以上にリモコンがキチンと利くかが心配だったりして。
まぁ実験実験・・・


最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒロポン)
2009-03-02 00:19:53
内装が着々と進んでいますね。あともう少し!
エアコン隠しは大変そうだけど、見た目がよくなる分にいいですよね。
実家の和室はエアコンを横格子で隠してありますが問題ないですよ。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。