子供が産まれると、いろいろと家に対する考え方が変わるものです。
特に、自分のためというよりは子供の為にアレコレ物を選ぶようになります。
先日嫁さんが会社から帰ってくるなり、このコンセント知っていた?
つけたいんだけど~!
って見せてくれたのがこの扉付きコンセントです。
もちろん存在は知っていたんですけど、わざわざ付ける必要もないかなぁと思っていたもの。
どういうコンセントかというと、コンセントの二つの穴を同時に押さないと挿入できない様にガードがついているコンセントなのです。
赤ちゃんがとがったものを突っ込み、感電する事がないように開発されたものです。
---
確かに、あると便利なのかもしれませんが、今までこういうコンセントのない環境で育ってきた過程で危険があったでしょうか?
まぁ、物心ついた頃に、コンセントを半分差し込んだ状態でシャーペンの芯を落として爆発させて遊んだりはしましたが・・・
結局、なんかそういうことじゃない気がするんですよね。
身の回りを全て安全グッズで固めてもしょうがないと思うんですよ。
特に、コンセント周りの事故は、どちらかというと私の悪戯のように、ささっているコンセント引き抜いて起きるんじゃないかなぁって。
抜け掛かったコンセントの間に指を入れる。
コレが一番危険。
かといって、ヌケ止めコンセントを利用すると逆にそこにささった電化製品が机から落ちたり別の事故が起きる可能性もあります。
---
私が思う安全対策は、コンセントの設置場所をキチンと考えるということです。
高い所で利用する可能性がある場所はちゃんと高いところに設置したり、TVのコンセントも部屋の中を横断する事のないように考えとく事が必要です。
また、季節の家電(扇風機やヒーター)、空気清浄機、掃除機などの利用も考え場所を特定します。
掃除機用に使ってみて便利だったのが、パナソニック電工の開けたらコンセント。
これであれば、普段は手の届かない場所にコンセントが隠れているので、感電の心配がありませんよね。
しかも、しゃがまずに抜き差しできるので掃除機を使うのにもとても便利な商品です。
---
と、少し脱線しましたが・・・
ここで、扉付きコンセントを掘り下げて調べた事がなかったので調べてみると、意外にも見た目は普通のコンセントと変らない事がわかりました。
しかも、値段も一個辺り数百円しか変りません。
一軒の住宅に約30個のコンセントがあると考えると約一万円の増額。
機能に関しては説明の通り。
ピンなどをさした時の感電のみふせげる商品です。
コレを高いと考えるか安いと考えるか?
必要に応じて感電防止用のカバーを購入すればいいんじゃないかなぁと考えるわけです。(一個当たり50円ぐらいから購入できます)
---
一度、こういった設備を一度導入すると交換は容易ではありません。
一見便利そうでも、実は使いづらかったり。
実際使用してないので、なんともいえませんがきっと、大人が抜き差しするのにも支障が出るんじゃないかな?
コンセントを使うときは真正面から使うことはあまり多くなく、斜めから挿す事のほうが多いですよね。
そういう時にいちいち煩わしい思いをしなければならない事になるかもしれません。
---
目先の事しか考えずに新しい商品や知識に振り回される事のないように、我々はきちんとした商品知識とその使用法を吟味しなければなりません・・・
特に、子育て期(赤ちゃん)の時にのみ便利なものは、その後邪魔になる事が多いので、応急的に対応して支障がない場合は別の方法で考えた方が良いと考えています。
家は子供が巣立った後も住み続けるわけで、長いスパンで利用できる家を作りましょう。
---補足---
文章で上手く書ききれなかったので、誤解を生むといけないので補足です。
決してこの商品が良くないというわけではありません。
感電を防止するという目的ではまだ不十分な部分もあり、他の選択肢も考えなければならないという事です。
例としてすぐ浮かびませんが、例えば
このようなコンセントごと覆えるカバー(ロックつき)を一時的に使う方法だったり、上記で説明した開けたらコンセントを多用し、床際のコンセントは最小限にして、この扉付きコンセントを採用するなど。
家に取り付けるものは簡単に交換が効かないので、安易に商品を採用することなく、子供が大きくなったり、外に出て行った時の事まで吟味した上で、いろいろな方法を私たちは考えないといけないと思うという事です。
私も、正直このコンセントを使った事もなく、子供も育てていないので経験不足のところもありますが、一番怖いのは、こういった謳い文句を過信し、子供に注意喚起しなくなることだと思います。
安全だと思っていると、危険だと教えないことです。
自分家の中では安全でも、その危険性を子供が知らないと他所でその危険を犯してしまう事があると思っています。
だから、設備に頼るのは程ほどがいいんじゃないかな~って。。。
またなんとも、補足のつもりが伝わらない文章になってしまいました・・・
---追記(10.05.14)---
お施主様宅で採用させて戴きました。
使用した後の感想としては、思ったほど差すのに苦労しないという事。
でも、若干の煩わしさがあるので、頻繁に使う掃除機などのコンセントは開けたらコンセントで代用する事でカバーしています。
また、逆に子供がコンセントを差しづらいかというとそうでもありません。
グリグリとしてれば入ります。
ただ、二つ同時に差さないと入らないという点では優れています。
念の為追記いたします。
特に、自分のためというよりは子供の為にアレコレ物を選ぶようになります。
先日嫁さんが会社から帰ってくるなり、このコンセント知っていた?
つけたいんだけど~!
って見せてくれたのがこの扉付きコンセントです。
もちろん存在は知っていたんですけど、わざわざ付ける必要もないかなぁと思っていたもの。
どういうコンセントかというと、コンセントの二つの穴を同時に押さないと挿入できない様にガードがついているコンセントなのです。
赤ちゃんがとがったものを突っ込み、感電する事がないように開発されたものです。
---
確かに、あると便利なのかもしれませんが、今までこういうコンセントのない環境で育ってきた過程で危険があったでしょうか?
まぁ、物心ついた頃に、コンセントを半分差し込んだ状態でシャーペンの芯を落として爆発させて遊んだりはしましたが・・・
結局、なんかそういうことじゃない気がするんですよね。
身の回りを全て安全グッズで固めてもしょうがないと思うんですよ。
特に、コンセント周りの事故は、どちらかというと私の悪戯のように、ささっているコンセント引き抜いて起きるんじゃないかなぁって。
抜け掛かったコンセントの間に指を入れる。
コレが一番危険。
かといって、ヌケ止めコンセントを利用すると逆にそこにささった電化製品が机から落ちたり別の事故が起きる可能性もあります。
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私が思う安全対策は、コンセントの設置場所をキチンと考えるということです。
高い所で利用する可能性がある場所はちゃんと高いところに設置したり、TVのコンセントも部屋の中を横断する事のないように考えとく事が必要です。
また、季節の家電(扇風機やヒーター)、空気清浄機、掃除機などの利用も考え場所を特定します。
掃除機用に使ってみて便利だったのが、パナソニック電工の開けたらコンセント。
これであれば、普段は手の届かない場所にコンセントが隠れているので、感電の心配がありませんよね。
しかも、しゃがまずに抜き差しできるので掃除機を使うのにもとても便利な商品です。
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と、少し脱線しましたが・・・
ここで、扉付きコンセントを掘り下げて調べた事がなかったので調べてみると、意外にも見た目は普通のコンセントと変らない事がわかりました。
しかも、値段も一個辺り数百円しか変りません。
一軒の住宅に約30個のコンセントがあると考えると約一万円の増額。
機能に関しては説明の通り。
ピンなどをさした時の感電のみふせげる商品です。
コレを高いと考えるか安いと考えるか?
必要に応じて感電防止用のカバーを購入すればいいんじゃないかなぁと考えるわけです。(一個当たり50円ぐらいから購入できます)
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一度、こういった設備を一度導入すると交換は容易ではありません。
一見便利そうでも、実は使いづらかったり。
実際使用してないので、なんともいえませんがきっと、大人が抜き差しするのにも支障が出るんじゃないかな?
コンセントを使うときは真正面から使うことはあまり多くなく、斜めから挿す事のほうが多いですよね。
そういう時にいちいち煩わしい思いをしなければならない事になるかもしれません。
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目先の事しか考えずに新しい商品や知識に振り回される事のないように、我々はきちんとした商品知識とその使用法を吟味しなければなりません・・・
特に、子育て期(赤ちゃん)の時にのみ便利なものは、その後邪魔になる事が多いので、応急的に対応して支障がない場合は別の方法で考えた方が良いと考えています。
家は子供が巣立った後も住み続けるわけで、長いスパンで利用できる家を作りましょう。
---補足---
文章で上手く書ききれなかったので、誤解を生むといけないので補足です。
決してこの商品が良くないというわけではありません。
感電を防止するという目的ではまだ不十分な部分もあり、他の選択肢も考えなければならないという事です。
例としてすぐ浮かびませんが、例えば
このようなコンセントごと覆えるカバー(ロックつき)を一時的に使う方法だったり、上記で説明した開けたらコンセントを多用し、床際のコンセントは最小限にして、この扉付きコンセントを採用するなど。
家に取り付けるものは簡単に交換が効かないので、安易に商品を採用することなく、子供が大きくなったり、外に出て行った時の事まで吟味した上で、いろいろな方法を私たちは考えないといけないと思うという事です。
私も、正直このコンセントを使った事もなく、子供も育てていないので経験不足のところもありますが、一番怖いのは、こういった謳い文句を過信し、子供に注意喚起しなくなることだと思います。
安全だと思っていると、危険だと教えないことです。
自分家の中では安全でも、その危険性を子供が知らないと他所でその危険を犯してしまう事があると思っています。
だから、設備に頼るのは程ほどがいいんじゃないかな~って。。。
またなんとも、補足のつもりが伝わらない文章になってしまいました・・・
---追記(10.05.14)---
お施主様宅で採用させて戴きました。
使用した後の感想としては、思ったほど差すのに苦労しないという事。
でも、若干の煩わしさがあるので、頻繁に使う掃除機などのコンセントは開けたらコンセントで代用する事でカバーしています。
また、逆に子供がコンセントを差しづらいかというとそうでもありません。
グリグリとしてれば入ります。
ただ、二つ同時に差さないと入らないという点では優れています。
念の為追記いたします。
その境界線が人それぞれ違うので難しい問題です。
我々が過保護になると無難な家しか設計できなくなってしまうので非常に悩ましいです。
確かに過保護はいけないと思うのです。しかしその度合いが難しい・・・。段差は一時的に布団で覆ったりする必要があるかもしれませんね。
私達も手探りでなんとかやっていま~す。
少し補足の文章を付け足しましたが、そのカバーがこの亀さんのカバーだったりしますかね?
我が家の場合は、とても赤ちゃんに優しいとは言い難いですよね(×_×)
でも、その数年間を乗り切ればコレでいいと思うのです。
たぶんゲージか何かで仕切ったり、絨毯敷いたりすると思うんですけど・・・
子供の行動は予想できないので上手くいかないかもしれないけど、成長過程ではこの段差が有った方がいいと思っているの、どの時期に主眼を置くかって事でしょうかね。。。
やはり子供の性格にもよると思うのです。苺王子は好奇心が旺盛で、引き出しから勝手にドライヤーを出してコンセントに差そうとしたり。何度ひやりとしたことか。同じ月例の男の子でも全く対応しなくても平気な子もいるし。ただ子供って大人の予想をはるかに超えた行動を取りますので、注意しすぎてムダなことはないと思います。安全な状態で好奇心の赴くままにさせてあげるのも一つの案では?
歩くようになって暫くは子供から目を離さずに知恵比べの日々になると思います。私が一番気になるのはakatuki邸のリビングの段差です。