■緊急補助金事業～10億円のバラマキ

先日、加入している保険組合からの案内でとある説明会に行ってきました。

どうも、最近の不況の緊急対策として10億円の建設業従事者に対する補助金事業が決定し、その内容の説明を聞きにいったんですね。


保険組合の各支部に割り当てが決まっていて、会社の所属する支部では660万円の割り当てがあるらしいのですが・・・

その使い道を半月ぐらいで決めて募集を募ったという格好です。

それなんで、仕事内容がと～～～～ってもずさんです。

二人一組で、一日二件以上のアンケート調査を行うというもの。
アンケートの内容も急に決めたからなのか？
何のデーターを採取する為のものか良く趣旨の解らないいいかげんなもの。

説明会でも、趣旨が良く解らないとの質問に対し・・・
貴重な建築士や職人さんが職を無くさないよう働きかけて補助金を戴いたので、ソレが目的という、そのまんまの回答でした。

ですから、やる仕事内容は何でも良かったんですね。
お金をばら撒くのが目的です！！


しかし、予想より遥かに大人数の応募があったようで、数日間に渡って行う予定の調査も、一組一日というちょっと中途半端なものになってしまったようです。
まぁ説明会参加だけでもお金が戴けたので文句は言えませんが、なんとも拍子抜けです。


う～～～ん補助金事業って結局こんなんで、大した成果挙げないんだろうなぁと思うわけです。
緊急の経済対策の顛末がコレ。
10億円も使うならもっと根本的に何かを見直してもらいたいものです。

せめて、採取するアンケートももっと日本の建設業界（日本国民）の為に役立つようなアンケートを考えて戴きたいものです。

そして保険組合に10億円→→組合人（しかもその一部）に約3.5万円というこの間に消えてしまった経費も
と～～～～っても気になります・・・

すみません。その恩恵を戴いておいて申し訳ありませんが、なんかしっくりしません(-。-;)