今日は、先週OPENした表参道ヒルズへ買い物がてら見学に行ってきた。
この建物は安藤忠雄氏設計の商業と住宅の複合施設。
日本初上陸のショップメインの出店が話題を呼び、大賑わいでした・・・
この建物は、螺旋状のスロープが織り成す6層のショッピングエリア。
表参道の勾配と同じスロープが自然の動線として取り入れられている。
下から見上げるとこんな様子。
森ビルが六本木ヒルズ以降に手掛けた巨大プロジェクトだけあります。
外観はいたって平凡。
表参道のケヤキ並木を意識して、超えないように設計したという話だったけど、上に住宅が載ってしまってはねぇ・・・と。
私の感想としては、イマイチ。
とにかく歩きつかれる。
見たいショップが反対側の通路にあっても、横切る事が出来ずぐるっと回らなければならない。
ましてや、エスカレーター・エレベータは端っこにしかない。
同じような空間構成をしているもので、フランク・ロイド・ライト氏設計のグッゲンハイム美術館がある。
美術館だと、作品を一点一点じっくり見るので、この螺旋スロープはすばらしくマッチしていると思うのですが、どうも表参道ヒルズはしっくり来ない。
一度目は、我々もじっくりお店見ましたが、次からは見るお店も限られますし、点々とショッピングするにはとてもしづらい・・・
もちろん建築家のコンセプトがわからないでもないですが、半年後にどこまで賑わっているかいささか疑問であります・・・
やっぱり、旧同潤会青山アパートの方がよかったなぁ。
素朴な佇まいに、気張らないショップ。
あの様子を後世に起こしきれなかった事はとても残念でなりません。
同潤館という形で、復元はしてありますが、決してあの情景は取り戻せないでしょう・・・
あ~悔しい。
安藤忠雄氏の設計にいちゃもんつけてもしょうがないですが、なんとも寂しい限りであります。
いいとこに気がつきましたね!
確かに、地下鉄となんで繋がってないんでしょう?
地下3階にあるイデーの雑貨屋さん。
また、地上に上るのが大変だった・・・
私も美容院の帰りに寄ろうと思ったのですが、混んでいそうだったのでまたの機会に。
個人的には地下鉄駅と繋がっていないというのが不思議です。