■水深３ｍ浸水する家

今日、カトリーナに続く大型ハリケーン「リタ」がキューバを襲った。
徐々に勢力を上げ、アメリカに上陸する頃にはカトリーナを上回るカテゴリー５になるという予測だ。

Mixiのblogに掲載していたが、我々の事務所のお客さんの家が先日の台風で床上浸水した。
中野区の補助金を受け、地面から１ｍも床上げしていたのにだ。

今日、所長が中野区のハザードマップを手に入れて来た。
そのお客さんの家は１～２ｍ浸水の可能性のある箇所。
はてまた、結局１ｍ上げただけでは駄目だったのか？
でも、その地図の中で５ｍ以上浸水の予測のされたところは無事だった。

ちょっと気になって、インターネットで実家のある荒川区の浸水予測地図を見てみた。
驚く事に、荒川区はそのほとんどが、２ｍ～５ｍ浸水する地域。
地図が水色で塗りつぶされていた。
もう、コレは諦めるしかないのか？
ちなみに、このシュミレーションは＜1/200確率雨量（548mm/3日）＞を元に造っているらしい。
コレは私が生きている間に3割の確率で浸水することになる。
そして、この異常気象・・・

１階は間違いなく冠水だ。
さて、設計士としてコレから何を考えるべきか？
難しい問題だ。

■荒川流水域の浸水想定区域図はこちらから

■その他東京都のハザードマップはこちらから