ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

家造り役立ちアプリ「REPLE」

2014-04-13 23:02:25 | ■建築話
嫁さんに教えてもらったんですが。。。
パナソニック電工が無料配布しているアプリがなかなかすばらしい。
スマートフォンのカメラ機能を使った照度計の「REPLE」というもの。
まぁ、めったに我々も照度計をつかわないのですが、こんな暗さ(あえて明るさといいません)がいいなぁという心地よい照度を見付けた時にその場で暗さをすぐに確認できるのがいいですね。
デザインする時に、造型は比較的伝えやすいのですが、色や明かりの雰囲気って容易に伝えられないのですよね。
写真や模型等を使って形は表現できるのですが・・・
例えば色は「グレー」といってもイメージする色の幅は人によって違いますよね。
色であればまだ、薄いグレーとか濃いグレー、ねずみ色とか表現の術があるのですが、明るさを言葉等で表現できる人は少ないと思います。

そこで、この照度計の出番という訳です。
といっても、照度は測る位置が少しずれるだけで大きく変わるのでそんな万全な指標にはなりませんが、これが食卓に適した明るさなんだとか、今の自分の机の上は何ルクスだからこれくらいの明るさはほしいなとか、比較することで活用できるのが照度だと思うのです。
ですから、常に携帯している携帯電話で確認できるということがとても有用という訳です。

一般の方は照度計なんてもっていないでしょうから照明器具の配光分布を見たり、照度計算をしてもらっても感覚がつかめないと思いますが、照度計算アプリを片手に様々なシュチエーションで試してみることで感覚が養うことが出来そうです。

ためしに私の持っている照度計(簡易なものですが)と同じ場所で比較してみましたが、ほぼ誤差なく正しい数値を示しました。
私の照度計はメモリだけなので、むしろアプリの方が正確かもしれません・・・
いやぁ~助かりますね。

→パナソニックの照度計アプリはこちら(パナソニックHP
白い紙に向けて撮影すると簡単に照度を計ることができます。
まぁ、この白い紙が曲者で毎回違う紙だと誤差がだいぶ出ると思うので、自分の名詞の裏等いつも決まった紙を使うのが良いかもしれませんね。

ちなみに他に水準器のアプリなどもあるみたい。
→水準器アプリ
これは助かりますね~
これで、ビー玉を転がす必要もなさそうです(笑)

探せば、メジャーのアプリや金属探知機等もありました。

後は色を計る(色相を割り出す)アプリがあるといいんですけどね・・・
さすがにカメラのオートホワイトバランスでさえ狂いまくりなのだから、私が期待する精度のものは無理なんだろうなぁ・・・

ちなみに、住宅の適正照度(JIS Z9110)ですが
50ルクス:戸棚、居間、応接室、寝室、勉強室、廊下、納戸、便所、廊下等
100ルクス:食堂、台所、浴室、脱衣室、家事室、玄関、勉強室、廊下、階段等
200ルクス:食卓、調理台、流し台、ひげそり、化粧、着付、そふぁ、飾り棚等
500ルクス:勉強、読書、化粧、電話、工作、食卓、調理台等
1000ルクス:手芸、裁縫、勉強、読書
2000ルクス:手芸、裁縫
とされています。
照度計を利用する際参考にしてみてください。



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