■フィンランド～ヘルシンキ～アルヴァ・アアルト邸～新婚旅行4

新婚旅行で行った北欧。
何から何まで駆け足で、嫁は大分疲れてしまっていた・・・
個人旅行に慣れている私がアレンジしたオリジナル北欧4カ国の旅。
レゴランド、フィヨルド、アルヴァ・アアルト建築、やっぱスウェーデンも・・・と妻の要望を詰め込んだ結果がコレなので、まぁしょうがない。

しかし、このフィンランドは違かった。
デザインの宝庫ということで、北欧に訪れてのだが、この国のデザインは特に洗練されていた気がする。
北欧のデザインを目にするうちに嫁は元気を取り戻してきた。

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トップの写真はスオメンリンナ島といって、世界遺産にも登録されている要塞島。
海に向かって据え付けられた大砲や、潜水艦が島に点在し、男の冒険心をくすぐる。

私は、博物館などの閉まった夜の８時ごろにこの島を訪れたのだが、まだ明るく（10時くらいまで明るい）、島内のこういった遺跡を見て回ることが出来た。
（だから、妻が疲れるんだって気もするが・・・）



なかでも、一番のオススメはここ、テンペリアウキオ教会。
ティモ＆トゥオモ・スオマライネン兄弟の作品で、1969年に完成したというから驚きである。
デザインがまったく古くなく、とても神聖な雰囲気。
360度ガラス張りの天井で、中央の銅のコイルを巻いた天井を支えている。
壁と、床は固い岩盤をくり貫いただけの簡単な構造。
実に見事。
建築好きでなくとも、気に入るはずだ。



そして、フィンランド観光の目的である”アルヴァ・アアルト邸”訪問。
アルヴァ・アアルトの最大傑作？の”マイレア邸”は遠く、時間がなかったのでココで我慢・・・
でも、やっぱいいんですね。
北欧の気候を十分考慮したやわらかい光が飛び込んでくる建物。
窓際の植栽や、階段周りのホールなど、がお気に入りでした。

他にアカデミア書店、フィンランディアホールなどアアルト氏の作品に触れて帰ってきましたが、トップライトの使い方が見事でした。
やはり、日が沈むのが遅いので、夜遅くまで、トップライトからの採光が期待出来るからなのでしょう。

■アルヴァ・アアルトについてはこちらがお勧め（北欧ゼミ　アアルトＨＰ）

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