チーズ市で賑わうアルクマール～エンターテイメントショー？

オランダの三大チーズ市の一つアルクマールのチーズ市に行ってきました。
まずは、アムステルダム中央駅からIC（特急列車）に乗って約40分の旅です。
（宿のあった、スローテイクデイク駅からはダイレクトで行けました）

電車に乗っていると、やはりオランダは農業の国なのだなぁと感じます。
アムステルダムの中心部を出てしばらくするとこのような牧草地域が広がります。
驚いたのは、駅の一方にはビルが建っているのに、反対側にはこのような牛が放牧されているという日本では考えられない光景が広がるのです。
こちら側を再開発しようなんて声は出ないんでしょうか？（笑）

アルクマールに到着し、チーズ市の開催される計量所までは少し歩くことになります。
チーズの形をした看板を頼りに進むとこの計量所にたどり着きます。

チーズ市は毎日行っているわけではなく、
金曜日の10：00～12：30と決まっています。
10：00少し前についたのですが、計量所の前はすごい人だかり。
何やらショーみたいな感じで始まったのですが、人混みで全く見えません。
1時間ぐらいたつと、ようやく前のほうに進み全体が見えるようになったのですが・・・

なんか、昔はこうやってチーズを売ってたんですよ～
というデモンストレーションをしている感じでした。

チーズを計量所に運び

計量所で重さを量り

荷台に載せる。
おそらくここで売買しているのかと思いますが、実際の取引はしてないのかな？

試食もできました。
チーズに丸い筒を突き刺し、それを提供してくれるんですが。。。
そう、よくスライスしたチーズが穴だらけなイラストを見ますが、このテイスティングの跡だったのかなぁ～

テイスティングの後は民族衣装を着たお姉さんがチーズの販売で回ります。
なんかちょっと興ざめですが、それなりに見ていて楽しかったです。

ある、外国のご婦人が「そのチーズは何キロぐらいあるの？」と聞いたところ
服をめくって答えていました。

見学を終え帰ろうとすると、そのすぐ脇でトラックへの積み込みが行われていました。
あれ？やっぱりちゃんと売買しているのか？片づけているのか？
ショーなのか？そうでないのか解らなくなりました。

疑ったらきりがないですが（笑）、川でも運搬が行われています。
とても絵になりますね～

聖ローレンス教会では12時頃からパイプオルガンのコンサートが行われていました。
季節によっては開催されないようなのですが、いい音色です。

駅まで戻り、次の目的地を目指します。
実はオランダの鉄道は途中下車が可能なんですね。
このアルクマールのチーズ市とセットで訪れるとお得な風車の町「ザーンセ・スカンス」に向かいます。