こんにちはアカツキマルです。
只今絶賛テナーサックス練習中なのですが、
テナーサックスって大きいんです。
車の中で練習するにも、ずいぶん窮屈なんです。
で、アルトで練習しようかの思ったのですが、やはり調が違うので
同じ調のソプラノサックスをネットで探していました。
安い楽器は、みな音出し確認できていないものばかり。
その中で、演奏歴30年ベテランサックス奏者が
演奏に支障はない、使い込んだ
ケルントナー ソプラノサックス を
格安で出品されていました。
これしかないと思い、頑張って落札しました。
届きました。
思ったより綺麗。
ただ、キーの動きがおかしくて、高いドの音が出ません。
そのことを出品者に問い合わせると、発送前は正しく動作していたという。
動画もあるから見てくれと。
私は、キーの動きを撮影し、YouTubeに載せURLを送った。
ソプラノサックスのキーの動き
正しいキーの動き
素人が見ても、違いが判るのに、正常に動いていると・・・。
本当に30年もサックスを吹いてきたのかな??
私は、30年のブランクがあっても、すぐに異変に気付いたよ。
まぁ~機械に弱い人もいるからなぁ~~
原因は対象のキーのばねが、間違った方向に取り付けられていて
引っかからないからうまく動作しない状況だった。
出品前もこの状態だったはずだから、正常に動作するわけない。
何も分からないふりをして、正常なら修理に出しても問題無いですよね。
もし異常があった場合は、その費用を支払ってくださいねと告げたら
送る前は正常だったので、費用を払うのは不満だとか
このサックスはメルカリで買って、お金をかけて修理したとか
あぁ~めんどくさくなってきた。
修理に出そうとした近くの楽器屋さんは、
工場に送らないと分からないとか言うし
ほとほとめんどくさくなってきたところ、
出品者が謝罪してきたので、それで
こちらで治して使いますって話を終了した。
さて、ばねを正常に近い位置に直してキーの動きを
正常に直して!!
他の状態はどうかな??
あら!あちこちでカチカチと金属音が・・・。
見てみると、コルクの無い箇所がいっぱい。
気付いたところで6か所!!
他は無いかなぁ~~
ダイソーで買った、机の脚の下につける薄いコルクを細く切って
丁寧に接着して、多少は金属音が減ったように思います。
これで少しはましな楽器になったかな??
ベテランサックス奏者が、こんな楽器を売りに出してるなんて
悲しいですね。
そうそう、この楽器の試し吹きでInstagramの動画を
見せてもらったのですが
さすがに、30年は凄い!!音もきれいで、上手でした。
私とは比べ物にならないくらいに。
こんな人が売りに出してる楽器だから、愛情を持って
メンテナンスされているんだろうと思ったのですけどね・・・。
この楽器は私のところに来ても上手に吹いてもらえないけど
少しでも良いコンディションで吹くから勘弁してくださいね。
一緒に良い音にしていこうね(^^♪
さぁ~~頑張って練習するぞ!!
アカツキマル
後日談
その後、何度か練習のために吹いたのですが、
なんだか、調子が良く無い楽器です。
もともとケルントナーという楽器は、おもちゃと言う人が居ますが
私は出品者さんと同じで、しっかりメンテナンスしてやれば
良い音を奏でてくれると信じています。
お金に余裕ができたら、信頼している工房へ調整に出してみます。
すべて分解して、シャフトやキー・タンポの調整をしなくてはいけないので
購入代金の何倍もかかってしまいますが、このままではこの楽器がかわいそうです。
その前に私が上手に吹けるようにならないといけないんですけどね。
現在お付き合いしている工房です。
お二人とも、すごく親身に対応してくれて、
ヴィンテージサックスや、格安サックスも修理してくれるので、
もし困ったら声かけてみてください。
まだお付き合いしたことがないですが、とても良い方ですので
こちらも載せておきます。
これらの工房は、いずれも、人が素晴らしいです。
大きな楽器店の工房の方が悪いとは言いませんが、
私は楽器には魂があると思います。
預けるからには、その人と話して預けたいと思います。
なんかカッコよい事書いちゃいましたね。
過去の記事の後日談なんか読む人いないと思うので、
許してください。
あぁ~^
サックスを上手に吹けるようになりたい(^^♪
アカツキマル
その後のお話。
年末で実家に帰ったら、高校生の時に使っていたソプラノサックスが
納屋から出てきたと!!
見てみると、錆やカビが多いけど、掃除して何とか音が出せた。
しかも、マークⅥのコピー品。
音程も悪くない。
一気にケルントナーの存在価値が無くなってしまい。
売却することにしました。
格安で、送料込みの即決で出したら、すぐに売れちゃいました。
マークⅥのコピー品の修理費用にはなるかな??
私の中では、中国製の楽器も、良いものが有ると思っていましたが
ケルントナーはちょっと手を出さないほうが良いかななんて
良い勉強になりました。
それでは、失礼します。
アカツキマル